第八章 オージェと栗

9月14日(月)
*チャーチの歌声に魅せられて*
ディート神父はパイプオルガンで天使に愛の歌きかせてを弾いていた。
なんだなんだと若者達が教会を訪れた。
教会にしてはイケてるサウンドじゃないかと若者達は教会をのぞきこんでいたのだ。
教会の人々は若者達を教会に招き入れての楽しい音楽の分かち合い……それはとても実り多き慈しみの世界だった。
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天使に愛の歌探して幾千年……それは新しいゴスペルだった。
若者達と教会の人々は共に楽しい時間を過ごして、教会の人々は若者達にまたいつでもおこしやすと伝えてお開きだ。
ある種のヴェスペレのようなメロディーは新しい装いで音色を奏でる。
しあわせな時間が過ぎゆくのはあっという間ですねとガーディナーさんはディート神父達とらんらんちのサンドイッチにお茶で休憩をはさみながら、その日はあっという間に一日が過ぎていった。
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ディート神父、お手紙が届いていますよとガーディナーさんが郵便受けからディート神父にお手紙を渡した。中にはカービィカフェの請求書も届いており、ガーディナーさんはクリスマスプレゼントでしたねと笑い、ディート神父はゆうしゃとけんじゃ達と一緒に遊ぶ日が楽しみですねと微笑み、お代を支払いに港街ルーヴィルまでお散歩して……トンボが舞う店舗に入り、カービィカフェの利用料金を支払うと、今日は涼しいようで蒸し暑いですね。しかし今年初めてトンボを見たような……一応いるにはいるんですね。
何故かお庭では全然見かけない年ですがと付け加える。
カーチャンは結構見かけるわよと言うけど、もしかしたらお庭の生態系ちょっと環境が変わってしまったのかもしれないですねなんて会話を交わしながら二人は桜田聖家族教会に戻って、マリア館でちょっと調べものをしていた。
ゆうしゃとけんじゃはポポロのオカリナを買って、ダグザコレクションをキャンセルしたみたいですと、ゆうしゃとけんじゃの予約ページからダグザコレクションがキャンセル処理されて、代わりにポポロのオカリナ入門セット二箱の明細が書かれていたので、二人は良いお買い物をしましたねとホワイトユールのおいしいお水で水分補給しながら和んでいた。
ディート神父が時のオカリナの予約をオススメしたからかもとガーディナーさんはそんな風に思い、知育玩具っぽくてワクワクしますねぇなんて会話に夢膨らむ弾みをつける。
パイプオルガンとオカリナ……それに聖歌隊……この組み合わせで良さげな讃美歌は星の世界とかでしょうか……マリア館で楽しいおしゃべりの時間だった。
ゆうしゃとけんじゃはコーラスとオカリナ……ディート神父がパイプオルガンを弾いて……そんな感じのクリスマスの季節の楽しみの幅もひろがりますよねとシスターアマリエが手作りのお茶菓子を持って来たので、ガーディナーさんはおはぎにキャラメルに薔薇ジャムトーストは美味しそうですねとみんなで東京紅茶べにふうきといただいて、ちょっとまったりとした午睡の時間だ。
シスターアマリエはカーチャンがダヨーンのカボチャとかお野菜で盆汁っぽいお味噌汁を作っていたので、喫茶店エリアで差し入れしたり、物々交換したりしましたよとディート神父とガーディナーさんにそんな本日のトレードを教えて、おゆうごはんのガリバタチキンとか食べにきてとのことですと穏やかな口調で品良く話した。
そしてディート神父とガーディナーさんにシスターアマリエはハイティーの時間帯にモンマルトル通りにある教室の喫茶店エリアに向かった。
ゆうしゃとけんじゃはカーチャンとおゆうごはんの会話をしており、カーチャンはおゆうごはんの仕込みをしながら、二人の話し相手になっていた。
エーデルワイスの先生とカロル先生はディート神父とガーディナーさんにシスターアマリエがやってきたのを確認すると、今日はちょっとしたおまつりみたいな一日でしたよとそんな雑談からつもる話を楽しむ。
収穫祭が近づくハーベストの季節……もうすぐお月見もありますけど、中秋の名月のあたりのお天気は気になりますねと会話を交わしながら、ちょっとワクワクするような季節が来ましたね今年もまたと喫茶店エリアに納品されたダヨーンの新米を楽しみにやってきた面々はハーベスト・ムーンが近いだけはありますとみんなにこにこ笑顔。
のどかなスペインの村のおひるねタイムだった。
シスターアマリエがゆうしゃとけんじゃにあられやおせんべいはいかが?と手作りのお茶菓子を渡して、ゆうしゃとけんじゃはおいしく小腹を満たした。
とても美味しい。ひいおばあちゃんのあられとかを思い出すなぁとゆうしゃとけんじゃは小さい頃よくあられとかをひいおばあちゃんに手作りしてもらっていたのを思い出した。
不思議な巡り合わせですねとシスターアマリエは目を細めて微笑む。
その雰囲気は落ち着いたおばあちゃん感を醸し出しており、とても穏やかなお茶の時間だった。
けんじゃのひいおばあちゃんもメニエールだったからねぇ。今日はひさびさのひどいめまいで……でもツチブタクリニックまで通院出来るほどのお天気じゃないよね。
ディート神父とガーディナーさんにシスターアマリエもこれから本降りの雨らしいので、今夜はお座敷部屋の客間で雨宿りのお泊まり会にしたらとエーデルワイスの先生とカロル先生は客間は泊まれる状態なのでと提案して……ゆうしゃとけんじゃはディート神父達が今夜はお泊まり会なんだねとにこにこ笑顔。
お言葉に甘えましょうかと三人は雨宿りのお泊まりをすることにした。
ホワイトユールの奥座敷でくつろいで、一日の疲れを癒やす。けんじゃのメニエールはひいおばあちゃんの遺伝みたいで、今日はとても不思議な一日だなぁとおゆうごはんの前のリラクゼーションタイムにそんな風に感じるお天気の不安定な一日ももうじき日が暮れようとしていた。
ガーディナーさんとディート神父はそういえば今日は港街ルーヴィルのお店の前でトンボを見かけましたよと、ゆうしゃとけんじゃに教えて、案外如雨露の有無が関係しているのかもと心当たりについて教えると、そんな可能性もあるのかもしれないなぁと、おじいちゃんの如雨露が壊れて二年間が経過して……ゆうしゃとけんじゃは如雨露をガレージに置くようになり、蜂は減ったけどトンボもいないで水源の有無だったのかもとは思った。
カーチャンも外ではトンボはいるけど、お庭には全然いなくなったのよねと如雨露だった可能性もあるのかしらねと言う。
そんな会話をしていたらカーチャンが眠りこけてしまい、今日はカーチャンすごく疲れていたんだねとゆうしゃとけんじゃはシスターアマリエのお菓子で満腹感はまだあり、ディート神父達もお昼が遅かったので、このまま寝かせておきましょうと言う。
そしてちょっとワクワクするようなお泊まり会がはじまった。けんじゃのメニエールもあり、お座敷部屋にてゴロゴロタイムは夕方になっても続いた。
今日はけんじゃはメニエールの症状がひどくて、晴れ間のお散歩二往復以外は寝て曜日だったなぁとぼやいた。
でもトンボもいることがわかり、お庭の生態系かなにかが今までとちょっと違うのと、カーチャンは山椒の新芽が出てきたともいうお庭のボケた感じがなんともちぐはぐな印象を受けるのだ。
けんじゃもカーチャンも体調不良で休養モードのまま秋になり、ハーベストのおまつりが近づく……収穫祭で思い出すのはポートメッセのロシェとオージェと栗のイラストが懐かしい……そんな十九年位前のフィロソフィア王国での収穫祭に参加したのももうそんなにも昔のことなんだねと懐かしく思う。
けんじゃはオージェにサマークリスマス本やお土産のお手紙を送ってもう二年が経過していた。
エリシャが繋いでくれた良きご縁であり、たくさん楽しい思い出を育んだものだ。
収穫祭の季節に昔話の世界にひたる一行なのだった。
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収穫祭の宴にガリバタチキンにダヨーンの新米にミニトマトに盆汁っぽいお味噌汁に東京紅茶べにふうきとホワイトユールのおいしいお水といただいて、いつものお薬と胃薬と風邪薬とか服薬して、歯磨きして神きゅんのうがい薬でうがいして……陽はニュアンスカラーよりに暮れなずみ夕暮れ時の景色を眺めながら、お座敷部屋の隣の客間にて一日を終えて眠りに就くのだった。おやすみなさい良い夢をとお休み前の挨拶を交わしながら眠り支度をして、二段ベッドで今日も一日楽しかったねなどと語らいつつもゆうしゃとけんじゃやみんなは夢まどろむのだった。
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