第一章 守り隊この平和を

先々週末だったか速水きゅんが言っていた山中の湖村のお野菜とかパンとか本当におトクに良いものが買えたわと、カーチャンは速水きゅんやゴロゴロ猫艦長に料理を配膳しながら、一言そんなお手紙を渡した。
ゆうしゃとけんじゃはダヨーンのミニトマトは本当に甘くて美味しかったなぁと確かにパン屋さんでもダヨーンのお店でも、山中の湖村で栽培しているお野菜が仕入れ出来たのか、ちょっとすごかったみたいだねとニッコリ。
また収穫のお手伝いをしにいかないといけないですねと速水きゅんは優しく微笑んだ。
けんじゃのカモガヤアレルギーで、けんじゃはオーチャードに近づいたらダメなので、先々週末の日曜日からお絵描き教室の代わりにみんなでオーチャードでお野菜やフルーツの収穫を手伝ったり、お絵描き教室は画材によってはカモガヤアレルギーの症状を悪化させたりするので、けんじゃのアレルギー症状が落ち着くまではちょっとおやすみした方が良いかもねとサンタ・グラーフはけんじゃの頭を撫でた。
そしてトレジャーボックス風のギフトラッピングに入ったゲームコイン十四枚をゆうしゃとけんじゃにサンタ・グラーフは渡すのだった。
ゆうしゃ少年を救えの回でゆうしゃとけんじゃはどこからともなく【これから毎日零戦を焼こうぜ】という幻覚と幻聴が聞こえたり見えたりするようになり、明野の基地から航空機が飛来すると、ちょくちょく旧軍の亡霊が金切り声をあげてケタケタケタと笑う幻覚と幻聴が聞こえたり見えたりするようになり、ちょっとゆっくり安静にして休養していた方が良いだろうねとエーデルワイスの先生とカロル先生とサンタ・グラーフはそんな会話をしていた。
ゆうしゃとけんじゃはカロル先生お手製の対戦ゲームのテーブル席に座って、モルゲンタウチャイのトロピカルドリンクをテーブルに置いて、テトリスを一日一時間だけ楽しんでいた。
のどかな山中の湖村の景色を思い出しながら……。
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