お礼まとめ
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tiny girl
「あ、それ美味しそう」
「んあ」
小腹が空いたので間食しに来たら、***も食堂にやってきた。オレが齧りかけていたバーガーを***が指差す。
「そんなでっかいのあったっけ」
「Bセットデカくしてくれって言ったらやってくれるさ」
「へぇーラビってそういう変な裏技みたいなのよく知ってるよね…」
「別に裏技じゃねーって…」
「あたしもそれにしよー」
皆まで聞かず注文に行く恋人の後ろ姿をしばらく眺めて、改めて手元に集中する。普通のより1.5倍くらいデカいバーガーは食べ応えがあって美味い。ピークは過ぎているので人は少なく、あまり待たずに***は戻ってきた。とはいえオレはもうあとふた口くらいで食べ終わりそうだが。
「わーい美味しそー」
「…それ食べ切れる?」
「え、大丈夫だよお腹空いてるし」
***は包みを開いてさっそく齧り付く。いつもよりデカい、とはいえオレが10口程度で食べ終えようとしているバーガーは、***の手の中にあるとよりデカく見えた。自分のを食べ終わって包みを丸めながら、***が一生懸命(オレにはそう見える)口を動かすのを眺める。美味そうに咀嚼しているのは可愛いし齧ったあとが小さ過ぎてきゅんとする。
「ラビもう食べ終わっちゃったの」
「うん、***ちゃんみたいにお口ちっちゃくないんさ」
「んー」
ようやくふた口めを齧った***の頬をつついたら不満げな声を出された。***に合わせて付け合わせのポテトとコーヒーをゆっくり消化しながら他愛のない話をする。*** は20分くらいでバーガーを腹に収めた。意外に早い。
「よく食べたなー」
「10センチの妖精じゃないんだから…」
「そうだっけ」
***に手のひらを向けると自然と手を重ねてくれて、***の手はオレの手に完全に隠れてしまった。この小ささと柔らかさで妖精じゃないなんて不思議だ、なんて馬鹿なことを考える。指を絡めて握ったら首を傾げながらも同じく握り返してくれて、オレならひと口でいく大きさのポテトをちまちま食べている***がとても愛しく見えた。
(今それ食べて夕飯入んの?)
(入るもん)
「あ、それ美味しそう」
「んあ」
小腹が空いたので間食しに来たら、***も食堂にやってきた。オレが齧りかけていたバーガーを***が指差す。
「そんなでっかいのあったっけ」
「Bセットデカくしてくれって言ったらやってくれるさ」
「へぇーラビってそういう変な裏技みたいなのよく知ってるよね…」
「別に裏技じゃねーって…」
「あたしもそれにしよー」
皆まで聞かず注文に行く恋人の後ろ姿をしばらく眺めて、改めて手元に集中する。普通のより1.5倍くらいデカいバーガーは食べ応えがあって美味い。ピークは過ぎているので人は少なく、あまり待たずに***は戻ってきた。とはいえオレはもうあとふた口くらいで食べ終わりそうだが。
「わーい美味しそー」
「…それ食べ切れる?」
「え、大丈夫だよお腹空いてるし」
***は包みを開いてさっそく齧り付く。いつもよりデカい、とはいえオレが10口程度で食べ終えようとしているバーガーは、***の手の中にあるとよりデカく見えた。自分のを食べ終わって包みを丸めながら、***が一生懸命(オレにはそう見える)口を動かすのを眺める。美味そうに咀嚼しているのは可愛いし齧ったあとが小さ過ぎてきゅんとする。
「ラビもう食べ終わっちゃったの」
「うん、***ちゃんみたいにお口ちっちゃくないんさ」
「んー」
ようやくふた口めを齧った***の頬をつついたら不満げな声を出された。***に合わせて付け合わせのポテトとコーヒーをゆっくり消化しながら他愛のない話をする。*** は20分くらいでバーガーを腹に収めた。意外に早い。
「よく食べたなー」
「10センチの妖精じゃないんだから…」
「そうだっけ」
***に手のひらを向けると自然と手を重ねてくれて、***の手はオレの手に完全に隠れてしまった。この小ささと柔らかさで妖精じゃないなんて不思議だ、なんて馬鹿なことを考える。指を絡めて握ったら首を傾げながらも同じく握り返してくれて、オレならひと口でいく大きさのポテトをちまちま食べている***がとても愛しく見えた。
(今それ食べて夕飯入んの?)
(入るもん)