短編
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seesaw
***と向かい合っておしゃべりしながら、お互いなんとなく腕を伸ばして触れ合う。指を絡めてぎゅっと握ったり引っ張ったりしながら笑い合って、そろそろベッドに誘ってもいいかなぁなんて考えていたら、***が手を組み替えてぐっと力を込めてきた。いわゆる力比べの体勢だ。
「***ちゃん、何してんの…?」
「いや、なんとなく…」
***は相変わらず力を込めてオレの腕を倒そうとしてくるが、はっきり言って何ともない。体格差を考えれば当たり前だが、***は真剣な顔で力を込めていた。
「両手使っていい?」
「よっしゃ来い」
***がもう片方の手を添えてきたので、オレも真面目に体勢を整えて受けて立つ。とはいえいきなり全力では危ないので加減しながら力を込めたら、ちょっと傾いたくらいで普通に耐えられた。しかしそのまましばらく待っても一向に角度が変わらない。
「…***」
「〜っ…な、に…」
「あのさ…怒られるかもしんないんだけど…」
「……ふんっ」
「あーっちょっと待って!」
何を言われるか察した***がついに身を乗り出して、上半身全体を使ってオレの右腕を倒そうとしてきた。こうなったら意地でも負けたくなくて、全力で耐えたらオレの腕とテーブルが30度くらいの角度になったところで膠着状態がしばらく続いた後、***がついに諦めて椅子にどかっと座った。
「も〜…何で!」
「何でって…もはや腕相撲じゃなかったんですけど…」
「両手ならもうちょっといけると思ったのにな…」
お互いにぶつぶつ言いながら、オレは押し潰されていた肘をさする。そのうち***が椅子を近づけて側に来て、さっきみたいに自然と腕が伸びてまた手を繋いだ。柔らかくて小さい手をさっきより優しく握る。
「…勝てるとは思わなかったけどさ、ここまで勝てないんだ…」
「はは、***くらい腕一本で支えられなきゃ困るさ」
「なにそれ…」
勝手に課した信条が破られなかったことに勝手に安堵する。そうだ、それくらい出来なきゃいざという時に***を守れない。オレに寄りかかる***を腕を広げて抱きしめたらどちらともなく顔が近付いて、啄むように唇を喰んだ。
「ねぇ、さっき、誘おうとしてた…?」
「…え?あ、うん…」
「ごめん、ちょっと恥ずかしくなって、ごまかしちゃった…」
「あ、そう…」
バレていたことに気恥ずかしくなっていたら、***が立ち上がって手を引いた。その数歩先には、ベッドがある。
「…ラビ」
「…ん、おいで」
すぐそこなのに腕を伸ばしてくる可愛さにやられながら、膝裏に腕を差し込んで抱き上げる。***はオレの首に腕を回しながら床を蹴って上手に抱き上げられてくれた。
ゆっくりベッドまで運んで丁寧にシーツにおろしてオレもベッドに上がったら、胸にひっついてきた***が小さな声で言った。
「…腕一本じゃなかった…」
「…いつもは二本使うに決まってるでしょ、大事なんだから」
「そっか…えへへ」
「何その可愛いお顔は」
抱きついてくる***にキスを落として、無防備な体を手のひらでなぞる。くすぐったそうに身を捩るのを捕まえて、頬や首筋に唇を這わせた。
「ん、ぅ…」
「***、可愛い…」
「ラビ、すき」
「うん、オレも、好き」
お互い上になったり下になったりしながら脱がせ合って、あっという間に下着一枚になった。太腿をなぞってそのまま布の隙間から指を差し入れると、しっとりと濡れた襞が指に触れる。ゆるゆると表面を撫でるように動かすだけで、じわりと愛液が溢れ出してくるのがわかった。
「あ、ラビ、んっ…」
「まだ撫でてるだけなのに、どんどん溢れてきてるさ」
「だって、きもちい…」
「ふふ、***、可愛い」
徐々に指先に力を込めて、最初は第一関節分だけで浅いところを行き来する。少しずつ慣らして、根本まで埋める頃には動かす度に水音が鳴った。
「ラビ、脱がせて…」
「ん、いいよ」
最後の一枚まですっかり脱がせて、また指を脚の間に戻す。布の制限がなくなったのでわざと大きく動かしたら、当然さっきより大きな水音が部屋に響いて***が慌てたように抱きついてくる。
「や、はずかしい」
「可愛いのに」
「だめ…」
「ふふ、ごめんね」
「ん…」
頭を撫でて、わざと音を立てるのはやめる。それでも指を増やせば音は鳴ったが、誤魔化すようにキスをしながらリップ音を立てた。***もオレの下着に手を入れて扱いてくれて、お互いの息使いと僅かな水音が脳みそを支配する。***がオレの指を二本、根本までスムーズに飲み込めるようになった頃、耳元で少し掠れた声がした。
「ラビ、ほしい…」
「うん、待ってね」
ゆっくり中から指を引き抜く。丁寧に***の唇にキスを落としてから、サイドテーブルからゴムを取り出して準備する。その間も蕩けた顔の***がじっとこちらを見ていてなんだか気恥ずかしかった。
「…なに、そんなに見て」
「だって、ほしいんだもん」
「何でそんな可愛いこと言うの…」
太腿に触れたら***から脚を少し開いてくれて、その間に入り込んで膝裏を持ち上げたら少し戸惑ったような声がした。
「まって、そんな開いちゃ…」
「痛い?」
「いたくない、けど…」
「見せて?***の可愛いところ」
「んー…う、ん…」
可愛いと言われただけで少し嬉しそうにする、オレの恋人はなんて可愛らしいんだろう。顔を見ながらゆるゆると割れ目に擦り付けると表情が少しずつ蕩けて、もう少し眺めていたかったのに愛しくてすぐ中に入りたくなってしまった。体勢を整えて、中に沈み込むのと一緒に体を密着させてキスをする。
「んっ…ふ、ぁ」
「***、かわい…」
「あっ、あっ…ラビ、きもち、い…」
「っ…***、***」
奥を突く度に***が上げる甘い声が頭に響いて、何も考えられなくなってくる。***がオレの首に腕を回してキスを求めてくるのが嬉しくて、もっと気持ちよくなってほしくて夢中で腰を動かしながら食べるように柔らかい唇を貪った。
「ラビ、ぎゅって、して」
「ん、ぎゅー」
「ふふ、すき」
「大好き、***」
ふにゃふにゃした声と顔が愛しくて、この可愛さにはどうやっても敵わないと思った。
(ラビー、シャワーまで連れてってー)
(え〜?しょうがないな〜)
(嬉しそう…)
***と向かい合っておしゃべりしながら、お互いなんとなく腕を伸ばして触れ合う。指を絡めてぎゅっと握ったり引っ張ったりしながら笑い合って、そろそろベッドに誘ってもいいかなぁなんて考えていたら、***が手を組み替えてぐっと力を込めてきた。いわゆる力比べの体勢だ。
「***ちゃん、何してんの…?」
「いや、なんとなく…」
***は相変わらず力を込めてオレの腕を倒そうとしてくるが、はっきり言って何ともない。体格差を考えれば当たり前だが、***は真剣な顔で力を込めていた。
「両手使っていい?」
「よっしゃ来い」
***がもう片方の手を添えてきたので、オレも真面目に体勢を整えて受けて立つ。とはいえいきなり全力では危ないので加減しながら力を込めたら、ちょっと傾いたくらいで普通に耐えられた。しかしそのまましばらく待っても一向に角度が変わらない。
「…***」
「〜っ…な、に…」
「あのさ…怒られるかもしんないんだけど…」
「……ふんっ」
「あーっちょっと待って!」
何を言われるか察した***がついに身を乗り出して、上半身全体を使ってオレの右腕を倒そうとしてきた。こうなったら意地でも負けたくなくて、全力で耐えたらオレの腕とテーブルが30度くらいの角度になったところで膠着状態がしばらく続いた後、***がついに諦めて椅子にどかっと座った。
「も〜…何で!」
「何でって…もはや腕相撲じゃなかったんですけど…」
「両手ならもうちょっといけると思ったのにな…」
お互いにぶつぶつ言いながら、オレは押し潰されていた肘をさする。そのうち***が椅子を近づけて側に来て、さっきみたいに自然と腕が伸びてまた手を繋いだ。柔らかくて小さい手をさっきより優しく握る。
「…勝てるとは思わなかったけどさ、ここまで勝てないんだ…」
「はは、***くらい腕一本で支えられなきゃ困るさ」
「なにそれ…」
勝手に課した信条が破られなかったことに勝手に安堵する。そうだ、それくらい出来なきゃいざという時に***を守れない。オレに寄りかかる***を腕を広げて抱きしめたらどちらともなく顔が近付いて、啄むように唇を喰んだ。
「ねぇ、さっき、誘おうとしてた…?」
「…え?あ、うん…」
「ごめん、ちょっと恥ずかしくなって、ごまかしちゃった…」
「あ、そう…」
バレていたことに気恥ずかしくなっていたら、***が立ち上がって手を引いた。その数歩先には、ベッドがある。
「…ラビ」
「…ん、おいで」
すぐそこなのに腕を伸ばしてくる可愛さにやられながら、膝裏に腕を差し込んで抱き上げる。***はオレの首に腕を回しながら床を蹴って上手に抱き上げられてくれた。
ゆっくりベッドまで運んで丁寧にシーツにおろしてオレもベッドに上がったら、胸にひっついてきた***が小さな声で言った。
「…腕一本じゃなかった…」
「…いつもは二本使うに決まってるでしょ、大事なんだから」
「そっか…えへへ」
「何その可愛いお顔は」
抱きついてくる***にキスを落として、無防備な体を手のひらでなぞる。くすぐったそうに身を捩るのを捕まえて、頬や首筋に唇を這わせた。
「ん、ぅ…」
「***、可愛い…」
「ラビ、すき」
「うん、オレも、好き」
お互い上になったり下になったりしながら脱がせ合って、あっという間に下着一枚になった。太腿をなぞってそのまま布の隙間から指を差し入れると、しっとりと濡れた襞が指に触れる。ゆるゆると表面を撫でるように動かすだけで、じわりと愛液が溢れ出してくるのがわかった。
「あ、ラビ、んっ…」
「まだ撫でてるだけなのに、どんどん溢れてきてるさ」
「だって、きもちい…」
「ふふ、***、可愛い」
徐々に指先に力を込めて、最初は第一関節分だけで浅いところを行き来する。少しずつ慣らして、根本まで埋める頃には動かす度に水音が鳴った。
「ラビ、脱がせて…」
「ん、いいよ」
最後の一枚まですっかり脱がせて、また指を脚の間に戻す。布の制限がなくなったのでわざと大きく動かしたら、当然さっきより大きな水音が部屋に響いて***が慌てたように抱きついてくる。
「や、はずかしい」
「可愛いのに」
「だめ…」
「ふふ、ごめんね」
「ん…」
頭を撫でて、わざと音を立てるのはやめる。それでも指を増やせば音は鳴ったが、誤魔化すようにキスをしながらリップ音を立てた。***もオレの下着に手を入れて扱いてくれて、お互いの息使いと僅かな水音が脳みそを支配する。***がオレの指を二本、根本までスムーズに飲み込めるようになった頃、耳元で少し掠れた声がした。
「ラビ、ほしい…」
「うん、待ってね」
ゆっくり中から指を引き抜く。丁寧に***の唇にキスを落としてから、サイドテーブルからゴムを取り出して準備する。その間も蕩けた顔の***がじっとこちらを見ていてなんだか気恥ずかしかった。
「…なに、そんなに見て」
「だって、ほしいんだもん」
「何でそんな可愛いこと言うの…」
太腿に触れたら***から脚を少し開いてくれて、その間に入り込んで膝裏を持ち上げたら少し戸惑ったような声がした。
「まって、そんな開いちゃ…」
「痛い?」
「いたくない、けど…」
「見せて?***の可愛いところ」
「んー…う、ん…」
可愛いと言われただけで少し嬉しそうにする、オレの恋人はなんて可愛らしいんだろう。顔を見ながらゆるゆると割れ目に擦り付けると表情が少しずつ蕩けて、もう少し眺めていたかったのに愛しくてすぐ中に入りたくなってしまった。体勢を整えて、中に沈み込むのと一緒に体を密着させてキスをする。
「んっ…ふ、ぁ」
「***、かわい…」
「あっ、あっ…ラビ、きもち、い…」
「っ…***、***」
奥を突く度に***が上げる甘い声が頭に響いて、何も考えられなくなってくる。***がオレの首に腕を回してキスを求めてくるのが嬉しくて、もっと気持ちよくなってほしくて夢中で腰を動かしながら食べるように柔らかい唇を貪った。
「ラビ、ぎゅって、して」
「ん、ぎゅー」
「ふふ、すき」
「大好き、***」
ふにゃふにゃした声と顔が愛しくて、この可愛さにはどうやっても敵わないと思った。
(ラビー、シャワーまで連れてってー)
(え〜?しょうがないな〜)
(嬉しそう…)
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