短編
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bright or blind
「だーれだ」
「えーだれー」
ラビだ。わかりきってるけど、もうちょっと遊んでいたくてとぼけてみる。本を読んで疲れていた目にラビのあったかい手が気持ちよかった。ラビも乗ってくれて、あたしの目を隠しながら笑った。
「わかんないかー、じゃあこれならどうかなぁ」
「ぁ、っ」
耳にキスされて肩がすくむ。そういうのはずるい。ますます楽しそうな背後の体温が首筋を移動して、頸に唇が当てられた。何とか耐えられたと思って力を抜いたらぬるりと舌で撫でられてさすがに変な声が出た。
「ラビ…!」
「せいかーいオレでしたー」
「も、誰かいたらどうすんの」
「誰かいるのにこんなことすると思う?」
「…思わないけど…」
咄嗟に書庫内を見回したけど近くには誰もいなかった。だからってよくはないんだけど。何となく首元を正しながら、帰ったばかりの恋人に正面からキスをした。
―――――――――――――――――――――――
「バンダナどうしたの?」
「どっかいった…アレ気に入ってたのになー」
そんなに大変だったのか。何となく怪我がないか確認しつつ、いつものバンダナではなくただの布が巻かれた髪を撫でる。これはこれで、なんか旅人っぽいしラビに似合っていて好きだ。
「引っ張るとこ増えたー」
「あーこらよしなさい」
布が長いのか、縛られた先が背中に垂れていてそそられる。ぐいと引っ張ってみたらマフラーのときみたいにぐえーとなって面白い。何度か引っ張ったらそのまま倒れてきて、ベッドとの間に押し潰されて今度はこっちがぐえーとなった。
「重いー」
「***が引っ張るからさ」
「ん、ぅ」
ラビが肘で体重を支えて少し軽くなった。腕の中に閉じ込められるみたいになって、キスしながら頭を撫でてくれる大きな手のひらが気持ちいい。何度もキスして、唇が耳に触れた途端さっきのことを思い出して一気に体温が上がってしまった。
「え、急にアツ…」
「なんでもない…」
誤魔化したくて目の前に落ちてきた布を引っ張ってラビの顔を遠ざけたら、なんか情けない声を出されてちょっと面白かった。
「だーやめろってー良い雰囲気だったでしょーが」
「ごめ、だって、変な声なんだもん」
「…さっきは***の方が変な声出してたじゃん…あ」
「ん…?」
何か変なことを言われたけど、それ以上にニヤリとした顔が気になった。体を起こして布を取り、軽く髪をかき上げたのがちょっとカッコよかったのであまり詰める気にならない。ずるい。
「ねぇ、これで目隠しプレイとかやってみない?」
「え…?」
「あ、目隠ししてエッチなことするプレイなんだけど」
「それはわかるけど、なんで…」
「さっきの***が可愛かったから…?」
「うーん…いい、よ」
「やーったぁ」
可愛いって言われたらまぁもうちょっと見せてあげなくもない、みたいな気になってしまう。自分でもちょろいなぁと思いつつ、黙って布が目の周りに巻かれていくのを待つ。ラビが優しい声で怖かったらすぐやめるから、と言ってくれたから安心できた。
「痛くない?」
「うん…あの、何すればいい…?」
ラビに酷いことをされる不安はないけど、初めてする事への不安はある。ラビの服を掴んだまま聞いたら、優しく笑ったのが息でわかった。
「なんにも。目一杯オレのこと感じて、いつも通りに」
セリフじみていてちょっと照れ臭かったけど、頭を撫でる手に安心して身を任せることにした。
―――――――――――――――――――――――
「肌赤くなってきた、気持ちいい?」
「ここ固くなってる、ぷっくりして可愛い」
「脱がすよ…わ、すごい糸引いてる」
恥ずかしい。すごく恥ずかしい。
見えないからいつもより恥ずかしくないと思ったら、逐一何をするか、どうなってるか実況してくる。何するか教えてくれるのは安心するけど、詳しく解説されると否応なしに想像させられてしまう。見えない分いつもより敏感になっているから、尚更。
「下触るから脚、開くね」
「うん…」
返事をしたら、膝裏を持たれて大きく開かされた。これは普通に恥ずかしい。中からとろりと溢れ出たのが言われなくてもわかった。
「ふふ、もうとろとろになってる、そんなに感じちゃった?」
「ん…触って…」
「いいよ、いっぱい触ってあげる」
はやく優しい手でたくさん触ってほしい。いつもの手付きを想像しただけでどんどん濡れてきてしまう。ラビの手のひらは膝裏から太腿を辿って脚の付け根にたどり着き、粘膜の周りを指が滑る。さっきまで丁寧で慎重に感じていた手付きが途端にねちねちしたものになった気がして、焦らされていると気付いた。早く触れて欲しくて、誘うみたいに蜜が溢れる。シーツに染みていくのがわかって、恥ずかしくて身じろぎした。
「ラビ、触ってぇ…」
「急に触ったらびっくりしちゃうでしょ?ちょっとずつね?」
「や、はやく、中も…」
「早く触ってほしいんだ?エッチなのがお尻まで垂れちゃってシーツびちゃびちゃだもんねぇ」
「言っちゃやだぁ…」
「ふふ、可愛いね***…触るよ」
粘膜に触れないギリギリのところを撫でていた温度が離れたと思ったら、何秒か置いて中心を指先が滑った。撫でるみたいな力加減が想像していたよりも気持ちよくて大きな声が出てしまったし、背中がしなって体がびくびくと反応するのが止められない。何かを掴みたくて咄嗟に手を伸ばしたらラビの手が当たって、肩口に導かれたらしい。しわくちゃになるくらい服を握ったら何故か嬉しそうに笑ったのがわかった。
「んっ、ふ、らび…あっ」
「そんなに気持ちいい?まだ表面なぞってるだけさ、ほら」
「きもち、あんっ、ふ、っ」
「指、入れるよ」
「ん、ゆっくり、ゆっくりして」
「うん、ゆっくりね」
なんだかわからないけどゆっくりなら耐えられると思って、必死に口を動かした。ゴツゴツとした、たぶん中指がゆっくり中に入ってくる。奥まで埋めたと思ったらギリギリまで引き抜かれてまたゆっくり戻る。蜜をかき出すようなやり方で丁寧に内側を擦られて、どうにかなりそうだった。
「あぅ、ラビ、らびっ…だめ、だめぇ」
「なぁに?だめなの?」
「だめ、きもちい、ゆっくりだめぇっ…」
「ゆっくりがいいって***が言ったさ」
「ごめんなさ…あぅ、きもち、もっと…」
「気持ちいいねぇ、エッチなとろとろ、いっぱい出てるよ」
「きもちい、もっと、きもちいのほしい、ラビの…」
「うん、オレも、欲しいな」
指が引き抜かれたと思ったらそのまま突起を擦られて、あっさりイかされてしまった。着けるから離して、と言われたのに服を握った手のひらが全然開けなくて、ラビの方が服の中から抜けていったらしい。寂しくて胸元で抱き締めて待っていたら、しばらくして少し拗ねた声が降ってきた。
「…布じゃなくてオレのことぎゅってしてよ」
「ん…きて」
「うん」
受け入れるためにもう少し脚を開いて、ようやく力の抜けた手を開く。先を軽く当てがわれたかと思ったら、濡れすぎているらしく特に抵抗もなくつるりと先端が埋まってしまった。近付いてきた体温を抱き締めたら、一緒に熱いものが奥まで侵入してくる。指とは比べ物にならない圧迫感に少しだけ息が苦しい。というか、いつもより大きい気がする。
「んっ…ぁ、おっき、い…?」
「***が可愛いからおっきくなっちゃったんさ…」
「…ゆっくり、して…最初、だけ」
「…うん」
さっきみたいに、奥まで埋まったものがゆっくり引き抜かれて、またゆっくりと戻ってくる。だんだんとスピードが早くなって、さっきより大きく濡れた音が充満し始めた。耳元で聞こえるラビの息遣いも獣じみて、興奮しているのが伝わってくる。
「***、やばっ…きもち、よすぎ…っ」
「らび、あっ、んっ、あぁっ!」
「あ、ぅっ…***っ…」
なんだかいつもよりラビが声を出している気がする。ちょっと余裕がなさそうで、顔が見たい、と思った。
「ラビ、取って、いい…?」
「ん、あぁ、まって…」
動きが少し緩んで、布の結び目が解かれる。腰を止めないなんて器用だなぁと呑気に思いながら、開けた視界で捉えた翡翠は思っていたよりもすごく、
「……えっちなかお…」
「っ…***だって、めちゃくちゃえっちだかんな…」
意地悪のつもりなのかねっとりとした腰使いで攻められたけど、こっちだってぎゅっと締め付けたらそんなに続かずいつもの心地いい速度になった。汗が伝う熱った顔がすごく色っぽくて、手を伸ばしてキスをねだる。食べるみたいに貪り合ったまま、奥まで突き上げられて悲鳴みたいな声が出た。どっちもぐずぐずなのに、結局ラビの方が少し余裕があってちょっと悔しい。
「あー可愛い…***、ちょっと頑張ってね…」
「ん…?」
ラビがもぞもぞと体勢を整えた。たぶん癖。今から思いっきり動くぞ、っていう。汗で張り付く髪をかき上げた恋人はあまりに扇情的で、最初から見られなかったのがちょっと残念だ。
「ちゃんと、見ててね」
頷いて、今から迎える快楽にドキドキしながら、ラビの腰にしっかり脚を絡ませた。
(…***から二回戦目のお誘いなんて珍しいさ)
(次は最初から、見たい…)
(へぇ〜そっか…え、可愛い…)
「だーれだ」
「えーだれー」
ラビだ。わかりきってるけど、もうちょっと遊んでいたくてとぼけてみる。本を読んで疲れていた目にラビのあったかい手が気持ちよかった。ラビも乗ってくれて、あたしの目を隠しながら笑った。
「わかんないかー、じゃあこれならどうかなぁ」
「ぁ、っ」
耳にキスされて肩がすくむ。そういうのはずるい。ますます楽しそうな背後の体温が首筋を移動して、頸に唇が当てられた。何とか耐えられたと思って力を抜いたらぬるりと舌で撫でられてさすがに変な声が出た。
「ラビ…!」
「せいかーいオレでしたー」
「も、誰かいたらどうすんの」
「誰かいるのにこんなことすると思う?」
「…思わないけど…」
咄嗟に書庫内を見回したけど近くには誰もいなかった。だからってよくはないんだけど。何となく首元を正しながら、帰ったばかりの恋人に正面からキスをした。
―――――――――――――――――――――――
「バンダナどうしたの?」
「どっかいった…アレ気に入ってたのになー」
そんなに大変だったのか。何となく怪我がないか確認しつつ、いつものバンダナではなくただの布が巻かれた髪を撫でる。これはこれで、なんか旅人っぽいしラビに似合っていて好きだ。
「引っ張るとこ増えたー」
「あーこらよしなさい」
布が長いのか、縛られた先が背中に垂れていてそそられる。ぐいと引っ張ってみたらマフラーのときみたいにぐえーとなって面白い。何度か引っ張ったらそのまま倒れてきて、ベッドとの間に押し潰されて今度はこっちがぐえーとなった。
「重いー」
「***が引っ張るからさ」
「ん、ぅ」
ラビが肘で体重を支えて少し軽くなった。腕の中に閉じ込められるみたいになって、キスしながら頭を撫でてくれる大きな手のひらが気持ちいい。何度もキスして、唇が耳に触れた途端さっきのことを思い出して一気に体温が上がってしまった。
「え、急にアツ…」
「なんでもない…」
誤魔化したくて目の前に落ちてきた布を引っ張ってラビの顔を遠ざけたら、なんか情けない声を出されてちょっと面白かった。
「だーやめろってー良い雰囲気だったでしょーが」
「ごめ、だって、変な声なんだもん」
「…さっきは***の方が変な声出してたじゃん…あ」
「ん…?」
何か変なことを言われたけど、それ以上にニヤリとした顔が気になった。体を起こして布を取り、軽く髪をかき上げたのがちょっとカッコよかったのであまり詰める気にならない。ずるい。
「ねぇ、これで目隠しプレイとかやってみない?」
「え…?」
「あ、目隠ししてエッチなことするプレイなんだけど」
「それはわかるけど、なんで…」
「さっきの***が可愛かったから…?」
「うーん…いい、よ」
「やーったぁ」
可愛いって言われたらまぁもうちょっと見せてあげなくもない、みたいな気になってしまう。自分でもちょろいなぁと思いつつ、黙って布が目の周りに巻かれていくのを待つ。ラビが優しい声で怖かったらすぐやめるから、と言ってくれたから安心できた。
「痛くない?」
「うん…あの、何すればいい…?」
ラビに酷いことをされる不安はないけど、初めてする事への不安はある。ラビの服を掴んだまま聞いたら、優しく笑ったのが息でわかった。
「なんにも。目一杯オレのこと感じて、いつも通りに」
セリフじみていてちょっと照れ臭かったけど、頭を撫でる手に安心して身を任せることにした。
―――――――――――――――――――――――
「肌赤くなってきた、気持ちいい?」
「ここ固くなってる、ぷっくりして可愛い」
「脱がすよ…わ、すごい糸引いてる」
恥ずかしい。すごく恥ずかしい。
見えないからいつもより恥ずかしくないと思ったら、逐一何をするか、どうなってるか実況してくる。何するか教えてくれるのは安心するけど、詳しく解説されると否応なしに想像させられてしまう。見えない分いつもより敏感になっているから、尚更。
「下触るから脚、開くね」
「うん…」
返事をしたら、膝裏を持たれて大きく開かされた。これは普通に恥ずかしい。中からとろりと溢れ出たのが言われなくてもわかった。
「ふふ、もうとろとろになってる、そんなに感じちゃった?」
「ん…触って…」
「いいよ、いっぱい触ってあげる」
はやく優しい手でたくさん触ってほしい。いつもの手付きを想像しただけでどんどん濡れてきてしまう。ラビの手のひらは膝裏から太腿を辿って脚の付け根にたどり着き、粘膜の周りを指が滑る。さっきまで丁寧で慎重に感じていた手付きが途端にねちねちしたものになった気がして、焦らされていると気付いた。早く触れて欲しくて、誘うみたいに蜜が溢れる。シーツに染みていくのがわかって、恥ずかしくて身じろぎした。
「ラビ、触ってぇ…」
「急に触ったらびっくりしちゃうでしょ?ちょっとずつね?」
「や、はやく、中も…」
「早く触ってほしいんだ?エッチなのがお尻まで垂れちゃってシーツびちゃびちゃだもんねぇ」
「言っちゃやだぁ…」
「ふふ、可愛いね***…触るよ」
粘膜に触れないギリギリのところを撫でていた温度が離れたと思ったら、何秒か置いて中心を指先が滑った。撫でるみたいな力加減が想像していたよりも気持ちよくて大きな声が出てしまったし、背中がしなって体がびくびくと反応するのが止められない。何かを掴みたくて咄嗟に手を伸ばしたらラビの手が当たって、肩口に導かれたらしい。しわくちゃになるくらい服を握ったら何故か嬉しそうに笑ったのがわかった。
「んっ、ふ、らび…あっ」
「そんなに気持ちいい?まだ表面なぞってるだけさ、ほら」
「きもち、あんっ、ふ、っ」
「指、入れるよ」
「ん、ゆっくり、ゆっくりして」
「うん、ゆっくりね」
なんだかわからないけどゆっくりなら耐えられると思って、必死に口を動かした。ゴツゴツとした、たぶん中指がゆっくり中に入ってくる。奥まで埋めたと思ったらギリギリまで引き抜かれてまたゆっくり戻る。蜜をかき出すようなやり方で丁寧に内側を擦られて、どうにかなりそうだった。
「あぅ、ラビ、らびっ…だめ、だめぇ」
「なぁに?だめなの?」
「だめ、きもちい、ゆっくりだめぇっ…」
「ゆっくりがいいって***が言ったさ」
「ごめんなさ…あぅ、きもち、もっと…」
「気持ちいいねぇ、エッチなとろとろ、いっぱい出てるよ」
「きもちい、もっと、きもちいのほしい、ラビの…」
「うん、オレも、欲しいな」
指が引き抜かれたと思ったらそのまま突起を擦られて、あっさりイかされてしまった。着けるから離して、と言われたのに服を握った手のひらが全然開けなくて、ラビの方が服の中から抜けていったらしい。寂しくて胸元で抱き締めて待っていたら、しばらくして少し拗ねた声が降ってきた。
「…布じゃなくてオレのことぎゅってしてよ」
「ん…きて」
「うん」
受け入れるためにもう少し脚を開いて、ようやく力の抜けた手を開く。先を軽く当てがわれたかと思ったら、濡れすぎているらしく特に抵抗もなくつるりと先端が埋まってしまった。近付いてきた体温を抱き締めたら、一緒に熱いものが奥まで侵入してくる。指とは比べ物にならない圧迫感に少しだけ息が苦しい。というか、いつもより大きい気がする。
「んっ…ぁ、おっき、い…?」
「***が可愛いからおっきくなっちゃったんさ…」
「…ゆっくり、して…最初、だけ」
「…うん」
さっきみたいに、奥まで埋まったものがゆっくり引き抜かれて、またゆっくりと戻ってくる。だんだんとスピードが早くなって、さっきより大きく濡れた音が充満し始めた。耳元で聞こえるラビの息遣いも獣じみて、興奮しているのが伝わってくる。
「***、やばっ…きもち、よすぎ…っ」
「らび、あっ、んっ、あぁっ!」
「あ、ぅっ…***っ…」
なんだかいつもよりラビが声を出している気がする。ちょっと余裕がなさそうで、顔が見たい、と思った。
「ラビ、取って、いい…?」
「ん、あぁ、まって…」
動きが少し緩んで、布の結び目が解かれる。腰を止めないなんて器用だなぁと呑気に思いながら、開けた視界で捉えた翡翠は思っていたよりもすごく、
「……えっちなかお…」
「っ…***だって、めちゃくちゃえっちだかんな…」
意地悪のつもりなのかねっとりとした腰使いで攻められたけど、こっちだってぎゅっと締め付けたらそんなに続かずいつもの心地いい速度になった。汗が伝う熱った顔がすごく色っぽくて、手を伸ばしてキスをねだる。食べるみたいに貪り合ったまま、奥まで突き上げられて悲鳴みたいな声が出た。どっちもぐずぐずなのに、結局ラビの方が少し余裕があってちょっと悔しい。
「あー可愛い…***、ちょっと頑張ってね…」
「ん…?」
ラビがもぞもぞと体勢を整えた。たぶん癖。今から思いっきり動くぞ、っていう。汗で張り付く髪をかき上げた恋人はあまりに扇情的で、最初から見られなかったのがちょっと残念だ。
「ちゃんと、見ててね」
頷いて、今から迎える快楽にドキドキしながら、ラビの腰にしっかり脚を絡ませた。
(…***から二回戦目のお誘いなんて珍しいさ)
(次は最初から、見たい…)
(へぇ〜そっか…え、可愛い…)