短編
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何でもない日
「***、あんま声出すとバレちゃうよ?」
***があんまり気持ち良さそうに喘ぐから、ついいじめたくなってしまう。激しく奥を貪っていたのをやめて、ゆっくり中を擦る。ちらりと壁の方へ目をやれば、意味が通じたのか***が嬌声を飲み込んだ。それでも声は喉から溢れて、小さな唇を濡らしている。
「***、しー」
「...ぁ、んっ...だめ、で、ちゃうっ...あっ」
「我慢できない?」
「で、きな...きもちい...」
「...かわいー...」
わざと速度を変えたり突く場所を変えるとその度に違う声を出す。その全部が可愛くて、紅茶の中で角砂糖が崩れていくのを楽しむようにじっくり観察した。乱れた髪を整えるように梳くと***の切なげな瞳と目が合った。ひとつキスをしてからわざと声を出させるように奥を突くと、拗ねた目で見上げてくるのが可愛い。
「***、ゲームしよっか」
「なに...?」
「声我慢してみて、1分だけ」
「できない、もん」
「ずっとこれなら、どう?」
速くも遅くもなく、深くも浅くもなく。一定のリズムでピストンする。身構えるように固くなった***の体が、少しずつリラックスしていく。目を細めて、中のオレをじっくり感じてくれているような表情。
「どう?出来そうじゃない?」
「...うん、たぶん」
「じゃあ、いくよ」
***が頷くと同時に、さっきと同じピストン運動を始める。自分の体重を支える負担は半端じゃないが、気持ちよさそうな***が可愛いからどうってことない。さっきみたいに安心した顔で快楽を享受する***の顔を眺める。声こそ出していないが、閉じないように緩められた声帯の奥から息が上がっている。声の代わりに押し出される息遣いの激しさはどこか獣のようで、余計に扇情的だった。お互いをじっと見つめて時間を過ぎても続けていたら、痺れを切らした***がオレの名前を呼んだ。
「ら、び...?」
「...あ、声出した」
「これは、違うじゃん、っ、あっ!」
奥を突いたら、背中を逸らして***が鳴いた。可愛い。***を抱き締めたまま転がって上に乗せたら、頬の肉を掴まれた。
「いたい」
「だって、ちゃんと我慢したのに」
「じゃあ今度は***が考えたことしてもいいよ」
「じゃあ動かない」
「ん?」
「動かないから、ラビも動かしちゃだめ」
「えー、キツ...ん、***?」
動かないと言ったばかりなのに、***が腰を揺らし始めた。胸に手を着いて一生懸命動かしているので、取り敢えず腰を支えながら下からの眺めを楽しんだ。オレとしては焦ったいが、頑張っている***が可愛いのでよしとする。暫く眺めて、オレも加勢しようと腰をしっかり掴んだ瞬間、***の動きが止まった。
「だめ、今から」
「え...えぇ、うそぉ」
「うそじゃない」
「...***だって我慢できないくせに」
「できるもん」
***がオレの胸に倒れて、ぴったりとくっついた。喉を鳴らす猫みたいに首元に頭を寄せてくる。撫でながら、オレは疼いて仕方ない。絆されてくれないかと腰に手を当ててみたら、あろうことか中をきゅっと締めてきた。
「ちょっ...こんなエッチな子に育てた覚えはありません!」
「うそ」
「...はい、うそでした...」
自慢の記憶力が、***と初めてした時からの走馬灯を見せてくる。***をこんなにしたのは紛れもなくオレだった。
さすがにもう1分は過ぎただろう。***を呼んで、動かしていいか聞いてみる。
「***、いい?」
可愛い顔を上げて、食べるようにキスしてくる。これはいいってことだろうか。腰に手を回しても止められないので、そのまま思い切り下から突いた。相変わらず唇を貪っていて、***の嬌声が直接体に入ってくるようだった。突き上げる度、甘い声が脳内に響く。
「ん、ふ、んぅ...」
「は、ぅ...んっ」
お互いの混ざった吐息が媚薬のように脳味噌を埋め尽くす。やっと離れた***の唇から溢れ出た、とろりとした液体を指で拭った。
「...ラビ」
「うん?」
「後ろから、して」
「ん、いいよ」
オレの上から降りた***が、自ら尻を向けてくるのはたまらない。可愛い恋人を満足させるために、体勢を整えるべく小さく息を吐いた。
(...隣、誰もいないよねぇ)
(あ、バレてた?)
「***、あんま声出すとバレちゃうよ?」
***があんまり気持ち良さそうに喘ぐから、ついいじめたくなってしまう。激しく奥を貪っていたのをやめて、ゆっくり中を擦る。ちらりと壁の方へ目をやれば、意味が通じたのか***が嬌声を飲み込んだ。それでも声は喉から溢れて、小さな唇を濡らしている。
「***、しー」
「...ぁ、んっ...だめ、で、ちゃうっ...あっ」
「我慢できない?」
「で、きな...きもちい...」
「...かわいー...」
わざと速度を変えたり突く場所を変えるとその度に違う声を出す。その全部が可愛くて、紅茶の中で角砂糖が崩れていくのを楽しむようにじっくり観察した。乱れた髪を整えるように梳くと***の切なげな瞳と目が合った。ひとつキスをしてからわざと声を出させるように奥を突くと、拗ねた目で見上げてくるのが可愛い。
「***、ゲームしよっか」
「なに...?」
「声我慢してみて、1分だけ」
「できない、もん」
「ずっとこれなら、どう?」
速くも遅くもなく、深くも浅くもなく。一定のリズムでピストンする。身構えるように固くなった***の体が、少しずつリラックスしていく。目を細めて、中のオレをじっくり感じてくれているような表情。
「どう?出来そうじゃない?」
「...うん、たぶん」
「じゃあ、いくよ」
***が頷くと同時に、さっきと同じピストン運動を始める。自分の体重を支える負担は半端じゃないが、気持ちよさそうな***が可愛いからどうってことない。さっきみたいに安心した顔で快楽を享受する***の顔を眺める。声こそ出していないが、閉じないように緩められた声帯の奥から息が上がっている。声の代わりに押し出される息遣いの激しさはどこか獣のようで、余計に扇情的だった。お互いをじっと見つめて時間を過ぎても続けていたら、痺れを切らした***がオレの名前を呼んだ。
「ら、び...?」
「...あ、声出した」
「これは、違うじゃん、っ、あっ!」
奥を突いたら、背中を逸らして***が鳴いた。可愛い。***を抱き締めたまま転がって上に乗せたら、頬の肉を掴まれた。
「いたい」
「だって、ちゃんと我慢したのに」
「じゃあ今度は***が考えたことしてもいいよ」
「じゃあ動かない」
「ん?」
「動かないから、ラビも動かしちゃだめ」
「えー、キツ...ん、***?」
動かないと言ったばかりなのに、***が腰を揺らし始めた。胸に手を着いて一生懸命動かしているので、取り敢えず腰を支えながら下からの眺めを楽しんだ。オレとしては焦ったいが、頑張っている***が可愛いのでよしとする。暫く眺めて、オレも加勢しようと腰をしっかり掴んだ瞬間、***の動きが止まった。
「だめ、今から」
「え...えぇ、うそぉ」
「うそじゃない」
「...***だって我慢できないくせに」
「できるもん」
***がオレの胸に倒れて、ぴったりとくっついた。喉を鳴らす猫みたいに首元に頭を寄せてくる。撫でながら、オレは疼いて仕方ない。絆されてくれないかと腰に手を当ててみたら、あろうことか中をきゅっと締めてきた。
「ちょっ...こんなエッチな子に育てた覚えはありません!」
「うそ」
「...はい、うそでした...」
自慢の記憶力が、***と初めてした時からの走馬灯を見せてくる。***をこんなにしたのは紛れもなくオレだった。
さすがにもう1分は過ぎただろう。***を呼んで、動かしていいか聞いてみる。
「***、いい?」
可愛い顔を上げて、食べるようにキスしてくる。これはいいってことだろうか。腰に手を回しても止められないので、そのまま思い切り下から突いた。相変わらず唇を貪っていて、***の嬌声が直接体に入ってくるようだった。突き上げる度、甘い声が脳内に響く。
「ん、ふ、んぅ...」
「は、ぅ...んっ」
お互いの混ざった吐息が媚薬のように脳味噌を埋め尽くす。やっと離れた***の唇から溢れ出た、とろりとした液体を指で拭った。
「...ラビ」
「うん?」
「後ろから、して」
「ん、いいよ」
オレの上から降りた***が、自ら尻を向けてくるのはたまらない。可愛い恋人を満足させるために、体勢を整えるべく小さく息を吐いた。
(...隣、誰もいないよねぇ)
(あ、バレてた?)