短編
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Primavera
今日の***はすごく可愛い。いや***はいつも可愛いが、今日は一段と可愛い。
白のゆったりしたニットに、春色のふんわりした長めのスカート。気温に合わせて選んだであろうタイツは肌が少し透けて、目に入る度ドキドキする。
花見をしながら散策するという超健康的デートだというのに、***の一挙手一投足に目を奪われている。
川沿いを歩きながら、写真を撮る***を眺めて思わず呟いた。
「...可愛い...」
「ラビ、今日それ何回目?」
「口に出たのは38回目、思ったのは102回目」
「...聞いたけど答えろとは言ってない」
「だーって、可愛いんだもん***」
「もー」
本当は思う度に言いたいのに、口が追いつかないだけだ。***も満更ではない顔をしていて、可愛いと言うと可愛くなるというのは本当らしい。いや***はもともと世界一可愛いんだけれど。
「ラビもかっこいいよ」
「マジ?今日いい夢見れそう」
「なにそれ」
手を繋いでゆっくり歩きながら、目的地の喫茶店を探す。そこで昼食を食べながら、これからの予定を決めるのだ。無計画なデートほど贅沢なものはない。
―――――――――――――――――――――――
結局、夕方頃には二人でオレの家にいた。かなり充実していたし、歩き通しで疲れたし、いろいろと理由はあるが。
お互いを求める体の声は無視できなかった。
「ん、ぅ...ラビ...」
「***...」
キスをしながら体に触れる。***も少し積極的で、動いた拍子にスカートが脚の付け根まで捲れる。そこで気付いた。
***が履いていたのは、レースで飾られたニーハイタイツだった。一瞬で頭に駆け巡ったエロい妄想で思わず固まる。
「えっ... ***、これ、えっ」
「なに...?」
「いやぁ、これは、あの、えっ?」
「なに?どうしたの?」
「この、これ、タイツ...?めっちゃくちゃ可愛いんですけど...」
「ほんと?...じゃあやっぱりショートパンツにすればよかったかなぁ...」
「はぁ?!どういうこと?!?!」
***がショートパンツを穿いているのなんて見たことがない。というか、パンツルックもあまり見ない。あまりの剣幕に***も驚いていたし、オレも自分で驚いた。我ながら気持ち悪い。
「...合わせて穿いてみようかなーと思ってこのタイツも買ったんだけど、やっぱりちょっと恥ずかしくて...そのままスカートに穿き替えたんだけど、変だった?」
「いや、変じゃないし、ショートパンツも今度見たいし、えっと...とにかく可愛い」
「うん...?よかった」
頭の中で状況を整理しながら、太腿のレース部分を撫でる。***にとっては普通のファッションなのに、勝手にエロい目で見てしまったことを反省する。それはそれとして、可愛い格好の***とエロいことをしたい気持ちを抑えられない。冷静さを保ちつつ、脚を撫でながら***を見つめる。
「ねぇ***、今日は、これ履いたまましてもいい...?」
「え?」
***が不思議そうな顔をする。そりゃそうだ。少し考えて、頷いてくれた。
「ありがと、あとさ...ちょっとお願いがあるんだけど」
「うん...」
前戯を進めながら、思い付きのもうひとつを口にした。
―――――――――――――――――――――――
***に後ろから抱きしめられて、心臓が跳ねる。ニットの肌触りと、ダイレクトに感じる柔らかい胸の感触。
「...へんたい」
「ご、ごめんなさい...見ていい?」
「...うん」
振り返ると、理想の姿の***がいた。
白のニット1枚に、ニーハイタイツ。下着は脱いでもらったから、少し心許なそうに胸元に手をやっている。可愛すぎて思わず見入ってしまった。
「可愛い...あまりにも可愛い...」
「なにそれ...」
本当に可愛いしか出てこない。頭から全身を撫でるようにゆっくりと手のひらでなぞっていくと、くすぐったそうに身を捩った。キスをして、頭を支えながら丁寧にベッドに寝かせる。
「こっちも、見ていい...?」
「う、うん...」
尻が隠れるギリギリくらいの裾を少し捲ると、黒のレースショーツが顔を覗かせた。思った通りのエロさに思わず唾を飲む。いつか着て欲しいと寝かせておいた甲斐があった。
「あーもう...可愛い、***」
「ラビ、こういうの好きなの...?」
「うん、あ、いや...***だから興奮するっていうか...」
「そう、なんだ...」
***を好きになってからは、どんな妄想も***でしかできなくなった。嫌がることはしたくないが、実現できるなら***とでないと意味がない。実際、妄想の何倍も目の前の***は可愛い。***が腕を伸ばしてキスをねだるから、それに答えて胸をやわく揉みながら顔にも首にもキスを落とす。下半身に移動して、マッサージするように脚をさすった。触られると僅かに膝を擦り合わせるようにする。こんな可愛い仕草、妄想では見られなかった。
「***、脚きれい...」
「...ん...」
どう答えたらいいかわからないという感じで、顔を赤くして目を逸らす仕草にそそられる。片脚を持ち上げてみたら必然的に中心が露わになって、***が咄嗟に捲れる裾を下に引っ張った。
全然隠せていないけれど、とにかくポーズが官能的で一気に興奮してくる。
「あー...ちょっと、10秒そのまま」
「なんで...」
恥じらって身を捩る姿もしっかり目に焼き付けて、中心に手を伸ばす。前のレース以外はほぼ紐みたいな細さで、少しずらせばすぐに中心にたどり着く。着替える前の愛撫で既にしっとりと濡れたそこをゆっくりなぞった。指の腹で全体を撫でるように上下に動かすだけで、中から溢れる蜜が指を汚した。脚を撫でながら、愛液を塗り付けるように刺激していく。
「んっ、ぁ...ラビ...」
「***、可愛いよ」
「あ、ん...ラビ、きもちい...」
「うん...これ、好き?」
「...すき...」
肌を撫でられながらの刺激が気持ちいいようで、マッサージでもされている時のように***がリラックスしているのがわかって嬉しい。
「***可愛い...ねぇ、後ろも見たいな」
「...うん」
***が恥ずかしそうに体を捻る。うつ伏せになるまでのじれったい動きもじっくり観察させてもらって、脚の背面を下からゆっくり撫で上げる。そのまま服の裾を腰まで捲った。尻の割れ目に走る縦線と肌の間に指を突っ込んで、上下に動かしてみる。上に引っ張って、紐みたいな細さの布が割れ目に食い込むのを見て生唾を飲む。
「っ...ラビ...」
「...ごめん、可愛くて...お尻上げてくれる?」
「ん...」
素直に尻を突き上げるような格好になってくれる。褒めるように尻を優しく撫でて、布をずらして中指を挿入した。指の動きに合わせてわずかに腰が揺れて、いいところに当たるたびに中がきゅっと締まる。
「***、挿れてもいい...?」
「うん、ほしい...」
返事を聞いて、側の小物入れからゴムの箱を掴む。手早く被せて、ゆっくり中に沈み込んだ。***の腰を掴んで、奥をノックするように突く。すっかり蕩けたそこから、ぱちゅぱちゅといやらしい音が響いた。
「***、ほら、エッチな音してる...」
「んっ、あぁっ...あ、やぁ...」
「可愛い、***」
下着の線を弄びながら***を揺さぶる。ニットがずり上がって、細い腰が露わになっていく。くびれを撫でるようにすると、***の背中がびくりと跳ねた。
「んっ、あ、ラビ、きもちっ...」
「うん、オレも、きもちいいっ...」
「あんっ、...ん、あぁっ」
「***っ...」
一度大きく奥を突いて、ゆっくり引き抜く。愛液の糸が切れるのを待って、何となく下着をずり下げてみた。脱がそうが脱がすまいが変わらないほどのお飾りみたいな下着だが、太腿に引っかかっているのは何かそそられるものを感じる。***も何故か恥じらうように腰を揺らした。脱がされるという行為そのものに、何か感じるものがあるらしい。
「...可愛いね、***」
「ん...あんっ」
「エッチな格好」
「...や、ぁ...」
ゴムが乾かないうちにもう一度挿入する。障害物のなくなった***の尻から腰を撫でながら、何度も奥を突いた。
「あ、ラビっ...すき、ラビっ」
「***、だい、すき... ***」
奥に押し付けるようにして、ゴム越しに***の中へ欲を放つ。崩れ落ちるように横に転がったら、***がぴったりとくっついてきた。やっぱり、今日の***はめちゃくちゃ可愛い。
―――――――――――――――――――――――
「ねーラビ、脱いでいい...?」
「んー...」
仰向けに寝転がったまま生返事する。好きにしてくれていいのだが、オレにリクエストされた格好だから一応聞いてくれたのだろうか。可愛いなぁと思いながらふと横を見たら、***が下着に手をかけているのが目に入った。
腹まで捲れ上がったニットに、ニーハイタイツに、そこに引っかかった紐みたいなレースの下着に手をかける***。額に入れて飾りたいほど完璧なエロい姿に、賢者タイムも吹っ飛んで飛び起きた。
「***待って!...ちょっと、10秒だけ待って」
「またぁ...?なんなのその癖...」
「しっかり焼き付けたいんさ、***の可愛いとこ」
「もー...」
何だかんだで付き合ってくれる***も***だ。嫌じゃないか一度聞いてみたことがあるが、写真を撮られるよりマシだと言われた。そういうもんなんだろうか。
「...もういい?」
「うん、ありがと」
「ねぇ」
「うん?」
***が近寄ってきて、オレのシャツの中に手を突っ込む。少し冷たい手が腹の上を這って、どきりとした。
「次は、脱いでしたい、な...」
そういえば、***に夢中で前を寛げただけだった。魅力的な二回戦目のお誘いに、オレの下半身は早速元気を取り戻す。***はすごく色っぽくて、恥ずかしそうで、とにかく可愛い顔をしていた。
「その顔、10秒...」
「待たない」
キスされて、視界が***でいっぱいになる。オレは目を閉じて、視覚以外の感覚で可愛い***を記憶するのに努めた。
(変な癖だよね、それ)
(***が可愛すぎるせいさ)
(...まぁそれは、嬉しいけど...)
今日の***はすごく可愛い。いや***はいつも可愛いが、今日は一段と可愛い。
白のゆったりしたニットに、春色のふんわりした長めのスカート。気温に合わせて選んだであろうタイツは肌が少し透けて、目に入る度ドキドキする。
花見をしながら散策するという超健康的デートだというのに、***の一挙手一投足に目を奪われている。
川沿いを歩きながら、写真を撮る***を眺めて思わず呟いた。
「...可愛い...」
「ラビ、今日それ何回目?」
「口に出たのは38回目、思ったのは102回目」
「...聞いたけど答えろとは言ってない」
「だーって、可愛いんだもん***」
「もー」
本当は思う度に言いたいのに、口が追いつかないだけだ。***も満更ではない顔をしていて、可愛いと言うと可愛くなるというのは本当らしい。いや***はもともと世界一可愛いんだけれど。
「ラビもかっこいいよ」
「マジ?今日いい夢見れそう」
「なにそれ」
手を繋いでゆっくり歩きながら、目的地の喫茶店を探す。そこで昼食を食べながら、これからの予定を決めるのだ。無計画なデートほど贅沢なものはない。
―――――――――――――――――――――――
結局、夕方頃には二人でオレの家にいた。かなり充実していたし、歩き通しで疲れたし、いろいろと理由はあるが。
お互いを求める体の声は無視できなかった。
「ん、ぅ...ラビ...」
「***...」
キスをしながら体に触れる。***も少し積極的で、動いた拍子にスカートが脚の付け根まで捲れる。そこで気付いた。
***が履いていたのは、レースで飾られたニーハイタイツだった。一瞬で頭に駆け巡ったエロい妄想で思わず固まる。
「えっ... ***、これ、えっ」
「なに...?」
「いやぁ、これは、あの、えっ?」
「なに?どうしたの?」
「この、これ、タイツ...?めっちゃくちゃ可愛いんですけど...」
「ほんと?...じゃあやっぱりショートパンツにすればよかったかなぁ...」
「はぁ?!どういうこと?!?!」
***がショートパンツを穿いているのなんて見たことがない。というか、パンツルックもあまり見ない。あまりの剣幕に***も驚いていたし、オレも自分で驚いた。我ながら気持ち悪い。
「...合わせて穿いてみようかなーと思ってこのタイツも買ったんだけど、やっぱりちょっと恥ずかしくて...そのままスカートに穿き替えたんだけど、変だった?」
「いや、変じゃないし、ショートパンツも今度見たいし、えっと...とにかく可愛い」
「うん...?よかった」
頭の中で状況を整理しながら、太腿のレース部分を撫でる。***にとっては普通のファッションなのに、勝手にエロい目で見てしまったことを反省する。それはそれとして、可愛い格好の***とエロいことをしたい気持ちを抑えられない。冷静さを保ちつつ、脚を撫でながら***を見つめる。
「ねぇ***、今日は、これ履いたまましてもいい...?」
「え?」
***が不思議そうな顔をする。そりゃそうだ。少し考えて、頷いてくれた。
「ありがと、あとさ...ちょっとお願いがあるんだけど」
「うん...」
前戯を進めながら、思い付きのもうひとつを口にした。
―――――――――――――――――――――――
***に後ろから抱きしめられて、心臓が跳ねる。ニットの肌触りと、ダイレクトに感じる柔らかい胸の感触。
「...へんたい」
「ご、ごめんなさい...見ていい?」
「...うん」
振り返ると、理想の姿の***がいた。
白のニット1枚に、ニーハイタイツ。下着は脱いでもらったから、少し心許なそうに胸元に手をやっている。可愛すぎて思わず見入ってしまった。
「可愛い...あまりにも可愛い...」
「なにそれ...」
本当に可愛いしか出てこない。頭から全身を撫でるようにゆっくりと手のひらでなぞっていくと、くすぐったそうに身を捩った。キスをして、頭を支えながら丁寧にベッドに寝かせる。
「こっちも、見ていい...?」
「う、うん...」
尻が隠れるギリギリくらいの裾を少し捲ると、黒のレースショーツが顔を覗かせた。思った通りのエロさに思わず唾を飲む。いつか着て欲しいと寝かせておいた甲斐があった。
「あーもう...可愛い、***」
「ラビ、こういうの好きなの...?」
「うん、あ、いや...***だから興奮するっていうか...」
「そう、なんだ...」
***を好きになってからは、どんな妄想も***でしかできなくなった。嫌がることはしたくないが、実現できるなら***とでないと意味がない。実際、妄想の何倍も目の前の***は可愛い。***が腕を伸ばしてキスをねだるから、それに答えて胸をやわく揉みながら顔にも首にもキスを落とす。下半身に移動して、マッサージするように脚をさすった。触られると僅かに膝を擦り合わせるようにする。こんな可愛い仕草、妄想では見られなかった。
「***、脚きれい...」
「...ん...」
どう答えたらいいかわからないという感じで、顔を赤くして目を逸らす仕草にそそられる。片脚を持ち上げてみたら必然的に中心が露わになって、***が咄嗟に捲れる裾を下に引っ張った。
全然隠せていないけれど、とにかくポーズが官能的で一気に興奮してくる。
「あー...ちょっと、10秒そのまま」
「なんで...」
恥じらって身を捩る姿もしっかり目に焼き付けて、中心に手を伸ばす。前のレース以外はほぼ紐みたいな細さで、少しずらせばすぐに中心にたどり着く。着替える前の愛撫で既にしっとりと濡れたそこをゆっくりなぞった。指の腹で全体を撫でるように上下に動かすだけで、中から溢れる蜜が指を汚した。脚を撫でながら、愛液を塗り付けるように刺激していく。
「んっ、ぁ...ラビ...」
「***、可愛いよ」
「あ、ん...ラビ、きもちい...」
「うん...これ、好き?」
「...すき...」
肌を撫でられながらの刺激が気持ちいいようで、マッサージでもされている時のように***がリラックスしているのがわかって嬉しい。
「***可愛い...ねぇ、後ろも見たいな」
「...うん」
***が恥ずかしそうに体を捻る。うつ伏せになるまでのじれったい動きもじっくり観察させてもらって、脚の背面を下からゆっくり撫で上げる。そのまま服の裾を腰まで捲った。尻の割れ目に走る縦線と肌の間に指を突っ込んで、上下に動かしてみる。上に引っ張って、紐みたいな細さの布が割れ目に食い込むのを見て生唾を飲む。
「っ...ラビ...」
「...ごめん、可愛くて...お尻上げてくれる?」
「ん...」
素直に尻を突き上げるような格好になってくれる。褒めるように尻を優しく撫でて、布をずらして中指を挿入した。指の動きに合わせてわずかに腰が揺れて、いいところに当たるたびに中がきゅっと締まる。
「***、挿れてもいい...?」
「うん、ほしい...」
返事を聞いて、側の小物入れからゴムの箱を掴む。手早く被せて、ゆっくり中に沈み込んだ。***の腰を掴んで、奥をノックするように突く。すっかり蕩けたそこから、ぱちゅぱちゅといやらしい音が響いた。
「***、ほら、エッチな音してる...」
「んっ、あぁっ...あ、やぁ...」
「可愛い、***」
下着の線を弄びながら***を揺さぶる。ニットがずり上がって、細い腰が露わになっていく。くびれを撫でるようにすると、***の背中がびくりと跳ねた。
「んっ、あ、ラビ、きもちっ...」
「うん、オレも、きもちいいっ...」
「あんっ、...ん、あぁっ」
「***っ...」
一度大きく奥を突いて、ゆっくり引き抜く。愛液の糸が切れるのを待って、何となく下着をずり下げてみた。脱がそうが脱がすまいが変わらないほどのお飾りみたいな下着だが、太腿に引っかかっているのは何かそそられるものを感じる。***も何故か恥じらうように腰を揺らした。脱がされるという行為そのものに、何か感じるものがあるらしい。
「...可愛いね、***」
「ん...あんっ」
「エッチな格好」
「...や、ぁ...」
ゴムが乾かないうちにもう一度挿入する。障害物のなくなった***の尻から腰を撫でながら、何度も奥を突いた。
「あ、ラビっ...すき、ラビっ」
「***、だい、すき... ***」
奥に押し付けるようにして、ゴム越しに***の中へ欲を放つ。崩れ落ちるように横に転がったら、***がぴったりとくっついてきた。やっぱり、今日の***はめちゃくちゃ可愛い。
―――――――――――――――――――――――
「ねーラビ、脱いでいい...?」
「んー...」
仰向けに寝転がったまま生返事する。好きにしてくれていいのだが、オレにリクエストされた格好だから一応聞いてくれたのだろうか。可愛いなぁと思いながらふと横を見たら、***が下着に手をかけているのが目に入った。
腹まで捲れ上がったニットに、ニーハイタイツに、そこに引っかかった紐みたいなレースの下着に手をかける***。額に入れて飾りたいほど完璧なエロい姿に、賢者タイムも吹っ飛んで飛び起きた。
「***待って!...ちょっと、10秒だけ待って」
「またぁ...?なんなのその癖...」
「しっかり焼き付けたいんさ、***の可愛いとこ」
「もー...」
何だかんだで付き合ってくれる***も***だ。嫌じゃないか一度聞いてみたことがあるが、写真を撮られるよりマシだと言われた。そういうもんなんだろうか。
「...もういい?」
「うん、ありがと」
「ねぇ」
「うん?」
***が近寄ってきて、オレのシャツの中に手を突っ込む。少し冷たい手が腹の上を這って、どきりとした。
「次は、脱いでしたい、な...」
そういえば、***に夢中で前を寛げただけだった。魅力的な二回戦目のお誘いに、オレの下半身は早速元気を取り戻す。***はすごく色っぽくて、恥ずかしそうで、とにかく可愛い顔をしていた。
「その顔、10秒...」
「待たない」
キスされて、視界が***でいっぱいになる。オレは目を閉じて、視覚以外の感覚で可愛い***を記憶するのに努めた。
(変な癖だよね、それ)
(***が可愛すぎるせいさ)
(...まぁそれは、嬉しいけど...)