短編
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
indulge me
***の長い髪がシーツに散らばり、潤んだ瞳がオレを見上げる。膝裏を持ち上げ、濡れそぼったそこに昂ぶった自身をゆっくりと擦り付けていく。
「***、ほしい?」
「...ん、ほし、い」
「何がほしいの?」
「っ...その...」
「...これ?」
言いながら強く擦ると、***が頷いた。絡みつく愛液と内壁の温かさを感じながら、先から少しずつ沈めていく。浅く数回擦っただけで腰を止めると、***がぐずるように甘えた声を出す。抱き締めろと言わんばかりに腕を伸ばしてくる***の可愛さに抗うことは出来なくて、頭を抱え込むようにしてキスをする。そうすると、自然と奥まで埋め込んでしまった。
***は甘ったるい吐息の後、俺の背中をしっかりと掴む。ゆっくり腰を前後させるとその度に中が締まって、焦らしてやろうと思うのに我慢が出来ない。スピードを上げれば途端に声が甲高くなり、それしか知らないんじゃないかというくらい、同じ言葉を繰り返す。
「ラビっ...きも、ち、っ...あっ、あぁっ」
「うん、...オレも、気持ち良いっ...」
「ラビ、ら、びっ...すき、だいすきっ...」
「好きさ***...可愛い...ッ...」
激しく腰を打ち付けて、壊れるんじゃないかというくらい抱き締める。同じくらい強く、全身でオレに縋り付く***の中に全てを注ぎ込む。温かさの中でオレはまた少し、悔しさを噛み締めた。
―――――――――――――――――――――――
「ラビー」
「んー?...はいはい、おいで」
人の少ない時間帯の書庫室、***が報告書を書きにオレの隣にやって来る。食堂や談話室なんかで構えば嫌がりこそしないが放置状態のくせに、二人になると***の方から寄って来る。
オレの左腕に右腕を絡ませながら報告書の構成をぶつぶつと独り言で練り(そのせいでオレは***が今まで提出した報告書の内容を大体把握している)、その姿勢のまま書き始める。自分でやっているくせに書きにくいと文句を言われ、結局オレが***を抱き込む形になり、正面左側のスペースを譲ってやる。結果、オレの作業スペースは右側へ広がっていくというわけだ。
こんなわがままは序の口だが、とんでもなく理不尽なことを言ってくるわけではないので別にどうってことはない。むしろこういうところが猫っぽくて可愛いとさえ思う。甘やかしたいオレと甘やかされたい***、全く以って問題ない。ただベッドの上となると、ちょっと違ったことをしてみたくなる。
ベッドの上だってオレは***を甘やかす。欲しがれば欲しがるだけ与えるし、うざったいくらい愛して愛して愛しまくる。まぁそれは当然のこととして。
たまには焦らしてみたいのだ。焦らされている***もたぶん、いや絶対に可愛いからだ。
しかしその願望は今のところ成就していない。***が欲しがってもこちらが我慢すればいい話なのだが、いつもの癖でなかなか出来ない。***に切ない顔をされるともう駄目だ。ドロドロに甘やかして、全てをオレで満たしてやりたくなってしまう。
でも今日は。今日こそは心を鬼にする。
そう誓って、頭一つ分低い所にある***の顔を覗き込む。目が合うと嬉しそうに***の方からキスしてきて、これは強敵だと一人で勝手に設定したハードルの高さを痛感した。
―――――――――――――――――――――――
「...もう一回、しよっか?」
オレの提案に、***が頷く。
一回戦はシンプルに終わらせた。***を昂らせつつ、オレは一回冷静になれる。そこから仕掛けるという寸法だ。我ながら悪知恵が働く。
***の身体は程よく熱を持ち、一回目の余韻もあって少し開放的になっている。頭を優しく撫でながら、お願いしてみた。
「ねぇ***、おっきくしてくれる?」
「...ん」
少し恥ずかしそうに返事をした後、既に勃ち上がりかけているオレを細い指で扱く。上半身を倒して、口に含んだ。一生懸命舐めてくれるのを眺めながら、向こう側に鏡を置いておくべきだったと思ったことは次回の参考にして黙っておく。
「***、気持ち良い...欲しくなったら、顔上げて」
その言葉で一瞬動きが止まったが、すぐやめるのが恥ずかしかったのかそのまましばらくしゃぶり続けていた。そろそろ本当に顔を上げてほしいと思った時、***がゆっくりと上半身を起こした。目が合って、気まずそうに逸らされる。唇に光る唾液が艶かしかった。
「欲しくなった?」
「...ん」
「***、んじゃわかんないさ」
「...ほし、い」
「いい子」
オレがすぐに応じなかったことに一瞬驚いた顔をしたが、ちゃんとおねだりしてくれたので褒めるつもりで頭を撫でる。いつもの体勢で押し倒し、挿入した。
***の可愛い喘ぎ声を聞きながら、もっと可愛い***が見たくなってくる。動きを止めて、***を見つめた。
「***、上、乗ってくれる?」
「え、う、うん」
***は少し戸惑った様子だったが、素直に頷いてくれた。***から自身を抜き、そのまま横になる。
「***、おいで」
「うん...」
あまりしない体位だが、初めてじゃない。***は自分で当てがって、ゆっくり腰を落とした。促すと恥ずかしがりながらも動いてくれる。
「っ、あ、ラビっ...きもち、い...」
「うん、***、可愛い...」
「ん、ぅ、っ...あっ、あぁっ...」
***が自分から快楽を貪り始めたのを見て、オレは上半身を起こす。向かい合う形になって、一度大きく***を下から突き上げた。甲高い声を上げて縋り付いてきた***の腰を、そのまま抑え込む。***が腰を振ろうとするので、また押さえた。何が起きているのか理解して、***がオレを不思議そうな顔をして見つめる。
「***、動かしちゃダメ」
「...なんで?」
「たまには焦らしたっていいでしょ?」
「やだ、ラビ」
「だーめ。オレが良いって言うまで、ダメ。いつでも甘やかしてもらえると思ったらそうはいかないんだからね?」
「なんで、ねぇラビ」
***が甘えた声で擦り寄る。それでも動かすまいとしていると、キスをしたり首元に吸い付いたり、あの手この手でオレを落とそうとしてきた。
いつもなら二言目で許してしまうが、今日は***を甘やかしたい気持ちより、この可愛い***をもっと見たい気持ちの方が優っていた。こんなに可愛い姿が見られるなら、もっと早くやっておくべきだったとさえ思った。
「ラビ、まだ?」
「...まだ」
「なんで?ねぇラビ、だめ?」
「まだ、ダメ」
「もうやだ、ばか...」
***がぎゅっと抱き着いてきた瞬間、下もオレを締め付ける。どこで覚えてきたのか、そのおねだりには流石に耐えられない。
「***ちゃんそれ反則っ...!」
「ちがっ...わざとじゃないもんっ...」
「ほんと?...あっ、また、」
「やっ...だって、欲しい...」
「えっ待って***可愛いすぎるどうしよう」
「はやく、ねぇ、お願い」
恥ずかしさを通り越した本気のおねだりに、***を押し倒す。やっぱりこの体勢が一番だ。
「ねぇ***、何が欲しいかもう一回、教えて」
「だから、あの、これ...」
「これじゃわかんない。わかるようにちゃんと言って」
「な、なんで」
「今日は意地悪するって決めたんさ。ちゃんと言えたら、最っ高に甘やかしてあげる」
「ほんと?」
「ほんと」
「...ラビ、の...ラビのおっきいの、奥に、いっぱいちょうだい...?」
「...いいよ、いっぱい、あげる」
そこからの記憶は単純で、とにかく***を抱き潰した。何度も何度も突き上げて、嫌と言うほど愛してやった。
疲れて眠ってしまった***を抱き締めて、オレも目を閉じる。明日も目一杯、***を甘やかしてやろう。
(あのさ、昨日の...)
(ん?もしかしてよかった?)
(何が?報告書の修正手伝って)
(あ...うん、いいよ...)
***の長い髪がシーツに散らばり、潤んだ瞳がオレを見上げる。膝裏を持ち上げ、濡れそぼったそこに昂ぶった自身をゆっくりと擦り付けていく。
「***、ほしい?」
「...ん、ほし、い」
「何がほしいの?」
「っ...その...」
「...これ?」
言いながら強く擦ると、***が頷いた。絡みつく愛液と内壁の温かさを感じながら、先から少しずつ沈めていく。浅く数回擦っただけで腰を止めると、***がぐずるように甘えた声を出す。抱き締めろと言わんばかりに腕を伸ばしてくる***の可愛さに抗うことは出来なくて、頭を抱え込むようにしてキスをする。そうすると、自然と奥まで埋め込んでしまった。
***は甘ったるい吐息の後、俺の背中をしっかりと掴む。ゆっくり腰を前後させるとその度に中が締まって、焦らしてやろうと思うのに我慢が出来ない。スピードを上げれば途端に声が甲高くなり、それしか知らないんじゃないかというくらい、同じ言葉を繰り返す。
「ラビっ...きも、ち、っ...あっ、あぁっ」
「うん、...オレも、気持ち良いっ...」
「ラビ、ら、びっ...すき、だいすきっ...」
「好きさ***...可愛い...ッ...」
激しく腰を打ち付けて、壊れるんじゃないかというくらい抱き締める。同じくらい強く、全身でオレに縋り付く***の中に全てを注ぎ込む。温かさの中でオレはまた少し、悔しさを噛み締めた。
―――――――――――――――――――――――
「ラビー」
「んー?...はいはい、おいで」
人の少ない時間帯の書庫室、***が報告書を書きにオレの隣にやって来る。食堂や談話室なんかで構えば嫌がりこそしないが放置状態のくせに、二人になると***の方から寄って来る。
オレの左腕に右腕を絡ませながら報告書の構成をぶつぶつと独り言で練り(そのせいでオレは***が今まで提出した報告書の内容を大体把握している)、その姿勢のまま書き始める。自分でやっているくせに書きにくいと文句を言われ、結局オレが***を抱き込む形になり、正面左側のスペースを譲ってやる。結果、オレの作業スペースは右側へ広がっていくというわけだ。
こんなわがままは序の口だが、とんでもなく理不尽なことを言ってくるわけではないので別にどうってことはない。むしろこういうところが猫っぽくて可愛いとさえ思う。甘やかしたいオレと甘やかされたい***、全く以って問題ない。ただベッドの上となると、ちょっと違ったことをしてみたくなる。
ベッドの上だってオレは***を甘やかす。欲しがれば欲しがるだけ与えるし、うざったいくらい愛して愛して愛しまくる。まぁそれは当然のこととして。
たまには焦らしてみたいのだ。焦らされている***もたぶん、いや絶対に可愛いからだ。
しかしその願望は今のところ成就していない。***が欲しがってもこちらが我慢すればいい話なのだが、いつもの癖でなかなか出来ない。***に切ない顔をされるともう駄目だ。ドロドロに甘やかして、全てをオレで満たしてやりたくなってしまう。
でも今日は。今日こそは心を鬼にする。
そう誓って、頭一つ分低い所にある***の顔を覗き込む。目が合うと嬉しそうに***の方からキスしてきて、これは強敵だと一人で勝手に設定したハードルの高さを痛感した。
―――――――――――――――――――――――
「...もう一回、しよっか?」
オレの提案に、***が頷く。
一回戦はシンプルに終わらせた。***を昂らせつつ、オレは一回冷静になれる。そこから仕掛けるという寸法だ。我ながら悪知恵が働く。
***の身体は程よく熱を持ち、一回目の余韻もあって少し開放的になっている。頭を優しく撫でながら、お願いしてみた。
「ねぇ***、おっきくしてくれる?」
「...ん」
少し恥ずかしそうに返事をした後、既に勃ち上がりかけているオレを細い指で扱く。上半身を倒して、口に含んだ。一生懸命舐めてくれるのを眺めながら、向こう側に鏡を置いておくべきだったと思ったことは次回の参考にして黙っておく。
「***、気持ち良い...欲しくなったら、顔上げて」
その言葉で一瞬動きが止まったが、すぐやめるのが恥ずかしかったのかそのまましばらくしゃぶり続けていた。そろそろ本当に顔を上げてほしいと思った時、***がゆっくりと上半身を起こした。目が合って、気まずそうに逸らされる。唇に光る唾液が艶かしかった。
「欲しくなった?」
「...ん」
「***、んじゃわかんないさ」
「...ほし、い」
「いい子」
オレがすぐに応じなかったことに一瞬驚いた顔をしたが、ちゃんとおねだりしてくれたので褒めるつもりで頭を撫でる。いつもの体勢で押し倒し、挿入した。
***の可愛い喘ぎ声を聞きながら、もっと可愛い***が見たくなってくる。動きを止めて、***を見つめた。
「***、上、乗ってくれる?」
「え、う、うん」
***は少し戸惑った様子だったが、素直に頷いてくれた。***から自身を抜き、そのまま横になる。
「***、おいで」
「うん...」
あまりしない体位だが、初めてじゃない。***は自分で当てがって、ゆっくり腰を落とした。促すと恥ずかしがりながらも動いてくれる。
「っ、あ、ラビっ...きもち、い...」
「うん、***、可愛い...」
「ん、ぅ、っ...あっ、あぁっ...」
***が自分から快楽を貪り始めたのを見て、オレは上半身を起こす。向かい合う形になって、一度大きく***を下から突き上げた。甲高い声を上げて縋り付いてきた***の腰を、そのまま抑え込む。***が腰を振ろうとするので、また押さえた。何が起きているのか理解して、***がオレを不思議そうな顔をして見つめる。
「***、動かしちゃダメ」
「...なんで?」
「たまには焦らしたっていいでしょ?」
「やだ、ラビ」
「だーめ。オレが良いって言うまで、ダメ。いつでも甘やかしてもらえると思ったらそうはいかないんだからね?」
「なんで、ねぇラビ」
***が甘えた声で擦り寄る。それでも動かすまいとしていると、キスをしたり首元に吸い付いたり、あの手この手でオレを落とそうとしてきた。
いつもなら二言目で許してしまうが、今日は***を甘やかしたい気持ちより、この可愛い***をもっと見たい気持ちの方が優っていた。こんなに可愛い姿が見られるなら、もっと早くやっておくべきだったとさえ思った。
「ラビ、まだ?」
「...まだ」
「なんで?ねぇラビ、だめ?」
「まだ、ダメ」
「もうやだ、ばか...」
***がぎゅっと抱き着いてきた瞬間、下もオレを締め付ける。どこで覚えてきたのか、そのおねだりには流石に耐えられない。
「***ちゃんそれ反則っ...!」
「ちがっ...わざとじゃないもんっ...」
「ほんと?...あっ、また、」
「やっ...だって、欲しい...」
「えっ待って***可愛いすぎるどうしよう」
「はやく、ねぇ、お願い」
恥ずかしさを通り越した本気のおねだりに、***を押し倒す。やっぱりこの体勢が一番だ。
「ねぇ***、何が欲しいかもう一回、教えて」
「だから、あの、これ...」
「これじゃわかんない。わかるようにちゃんと言って」
「な、なんで」
「今日は意地悪するって決めたんさ。ちゃんと言えたら、最っ高に甘やかしてあげる」
「ほんと?」
「ほんと」
「...ラビ、の...ラビのおっきいの、奥に、いっぱいちょうだい...?」
「...いいよ、いっぱい、あげる」
そこからの記憶は単純で、とにかく***を抱き潰した。何度も何度も突き上げて、嫌と言うほど愛してやった。
疲れて眠ってしまった***を抱き締めて、オレも目を閉じる。明日も目一杯、***を甘やかしてやろう。
(あのさ、昨日の...)
(ん?もしかしてよかった?)
(何が?報告書の修正手伝って)
(あ...うん、いいよ...)