短編
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Dirty me Ⅱ
シャワーでお湯を浴びながら、必死に冷静さを取り戻そうとする。会えて嬉しかったからって、ちょっと変なことを言ってしまった。恥ずかしい。
バスタブの蛇口を捻る。ボディソープを手に取った瞬間、バスルームの扉が開いてちょっと飛び上がってしまった。ラビが入ってきたのを鏡越しに確認する。無言でイスを引っ張ってきて、あたしの後ろにぴったりくっついて座った。...とても元気なものが当たる。
「ひゃっ」
「どうしてくれるんさ、これ」
「えっと」
「責任、取ってくれるよね?」
ニコ、というよりニヤ、と笑った顔にちょっと寒気がした。思い描いていた幸せなバスタイムは、遥か彼方へ消えたらしい。けど、半分は期待通り...かもしれない。
―――――――――――――――――――――――
ボディソープが背中に垂れる。冷たくて、身体が小さく跳ねてしまった。ラビの手は、背中から当然のように胸に移動して、突起を刺激してくる。
「あっ、ラビ、だめっ...」
「なーに?オレ洗ってるだけだけど」
「うそだ...あぅっ」
「***もオレの身体洗ってー」
「う、うん...」
ラビと向かい合う。タオルがかけられていてもわかる程度に臨戦態勢な下半身は視界に入れないことにして、抱きつくようにして背中や胸にボディソープを広げる。広い背中と厚い胸板にドキドキしながら泡を立てていくと、ラビの手が大腿をなでた。
「うぁっ」
「***、後ろ向いて?」
「...?」
さっきの後ろから抱き込む形に戻されて、片脚を上げられた。目の前の鏡には胸のあたりまでしか映っていないけれど、十分恥ずかしい。湯気で曇らない科学班特製の鏡も、今は全く有り難くない。
「肝心なとこが映んねーさ...」
「ば、ばかじゃない、の...」
「でも***の顔はばっちり見れるからいっか」
「や、やだっ...」
できるだけ鏡に顔が映らないように顔を背けてみても、ラビが覗き込んできてあまり意味がない。目が合って、ラビが満足したように笑う。ムカつく。それでもやっぱり触られたら気持ちよくて、上げてないほうの脚もだらしなく開いてしまう。余計に恥ずかしい。ラビの腕にしがみついて快楽に耐える。
「***、すっげーやらしい顔してるさ」
「やだ、見ないでっ...」
「無理さ、絶賛記録中」
「も、やっ...ラ、ビっ...っあ、んっ...」
「なぁに***、気持ちいい?」
「ん、気持ち、い...あっ、やっ」
ラビのゴツゴツした指が入ってくる。湿気やら何やらいろんなもののせいで、水音が大きく響いた。わざわざ糸を引く指を見せてきて、じわ、とまた自分の中から液体が出てくるのがわかる。
「ほら***すごい、こんな濡れちゃって」
「やだぁ、見せなくて、い、からっ...」
「だって、***こうするともっと濡れるんだもん」
「やっ、あぁっ!」
ぐちゅぐちゅと思いっきり音が出るように指を動かされて、訳がわからなくなる。引き抜かれた指から糸が引くのを見つめていたら、脚を下された。
「ラビ...?」
「***立って。ここに手ついて」
「ん...」
働かない頭で、促されるまま冷たいタイルに手をついて、ラビに背中を向ける。温かい手が背中をなぞって、腰を掴まれた。入ってくる、と思って腰を突き出すようにした瞬間、想像と全然違う衝撃がきて思わず大きい声が出てしまった。じんわりと広がってくる痛みで、お尻を叩かれたんだと理解する。恐る恐る振り返ったら、笑顔のままラビが言った。
「はい、もう一発ね?」
「えっ、待っ、...やあぁっ!」
さっき右側だったのが、今度は左側。痛いのと恥ずかしいので、ちょっと涙が出てきた。タイルにおでこをくっつけたまま固まっていると、ラビがあたしの頬をつつきながら耳元で言う。
「さっきオレの頬っぺた引っ叩いた分と、逃げた分の仕返し」
「あ、それは、その」
「なんか言うことないの?」
「...ごめん、なさい」
「ん」
頭をなでられて、いろんなところにキスが降ってくる。下に手が降りてくると、無意識に腰が引けてしまった。ラビに笑われてちょっとムカつく。
「大丈夫、もう気持ちいいことしかしないさ」
「んっ...ふ、あ...」
「思いっきり汚してあげる」
キスしながらもう一度指でほぐしてくれて、熱いものがあてがわれる。少し動いただけで、あたしのそこは簡単にラビを飲み込んだ。なんだかいつもより、圧迫感がすごい。
「やっ...ラビ、なんか、おっき...」
「***が締めすぎなんだって、くっ...」
「あっ、あんっ...ラビ、ラ、ビっ...」
「***ッ......っ...やべっ、出るっ...」
「あっ!あぁっ...出し、てっ...」
中に熱いものが広がって、圧迫していたものが引き抜かれる。色んな液体が大腿に伝うのを感じながら、壁伝いにへたりこんだ。後ろから抱きしめてくるラビの熱と、タイルの冷たさが気持ちよかった。
―――――――――――――――――――――――
出しっ放しだったバスタブのお湯を止めて、並々とたまったお湯に二人で浸かる。
我に返って、今度はそれぞれで黙々と身体を洗う光景は、なんだかシュールだった。思い出すとちょっと笑ってしまう。
「***、そんな痛かった?」
「んー?大丈夫」
「そっかーよかった...トラウマ植え付けたかと思って焦ったさ...」
「あんなのがトラウマになるくらいなら、今頃死んでるよ」
「ですよねー」
さっきからラビの手が腰のあたりにくるたびにビクついていたので、心配させてしまったみたいだ。でもそれは痛かったからじゃなくて、思い出すたびに嫌じゃなかったかもしれないと思ってしまうからだった。それどころかもう一度されたらどうだろうなんて考えてしまっていて、いつもラビのことをMだと言ってからかっているのに、そんなことがバレたらあたしは生きていけないかもしれない。余計なことは言うまいと黙っていたら、ラビがあたしの顔を覗き込んできた。
「***...もしかして、叩かれたの気持ち良かったんじゃ...」
「えっ」
「新たな扉開いちゃった感じ?」
「ち、違うんですけど、全然違うんですけど!」
「***がそうやって否定する時はだいたい図星さ」
「っ...、ばか!」
「い、痛いさ***!」
生きていけなくなるのが早すぎる。ラビの胸を押してバスタブの端に逃げる。顔が熱いから早く出ようと思ったけど、大きな身体が抱きついてきて阻止された。いつの間にか復活したものが当たる。
「うぐ」
「なぁに***ちゃん、また叩いてほしいの?」
「や、やだ違う!」
暴れても効果はなくて、ラビはますます下半身を押し付けてくる。とにかく熱いから早く出たい。首だけ動かしてラビを見上げる。
「ラビっ...のぼせちゃうから、ベッドがいい、な...?」
腕の力が弱まる。そのまま抜けようと思ったら、身体が浮いた。俗に言う、お姫様抱っこだ。
「うわっ、ラビ!」
「そうさね!ベッドでいっぱいしよ!」
「あ、えぇーと......うん...」
ラビの目が最高に輝いていたから、それでもいいかな、と思ってしまう。何だかんだ言って、最初に誘ったのはあたしのほうだ。ちょっとくらいサービスしてあげたほうがいいんじゃないかと思い直す。歩き出すラビの頬にキスをして、落ちないように首にしがみついた。
(いやー***がMに目覚めるとは...扉は叩いてみるもんさ)
(目覚めてない、ばか、変態)
シャワーでお湯を浴びながら、必死に冷静さを取り戻そうとする。会えて嬉しかったからって、ちょっと変なことを言ってしまった。恥ずかしい。
バスタブの蛇口を捻る。ボディソープを手に取った瞬間、バスルームの扉が開いてちょっと飛び上がってしまった。ラビが入ってきたのを鏡越しに確認する。無言でイスを引っ張ってきて、あたしの後ろにぴったりくっついて座った。...とても元気なものが当たる。
「ひゃっ」
「どうしてくれるんさ、これ」
「えっと」
「責任、取ってくれるよね?」
ニコ、というよりニヤ、と笑った顔にちょっと寒気がした。思い描いていた幸せなバスタイムは、遥か彼方へ消えたらしい。けど、半分は期待通り...かもしれない。
―――――――――――――――――――――――
ボディソープが背中に垂れる。冷たくて、身体が小さく跳ねてしまった。ラビの手は、背中から当然のように胸に移動して、突起を刺激してくる。
「あっ、ラビ、だめっ...」
「なーに?オレ洗ってるだけだけど」
「うそだ...あぅっ」
「***もオレの身体洗ってー」
「う、うん...」
ラビと向かい合う。タオルがかけられていてもわかる程度に臨戦態勢な下半身は視界に入れないことにして、抱きつくようにして背中や胸にボディソープを広げる。広い背中と厚い胸板にドキドキしながら泡を立てていくと、ラビの手が大腿をなでた。
「うぁっ」
「***、後ろ向いて?」
「...?」
さっきの後ろから抱き込む形に戻されて、片脚を上げられた。目の前の鏡には胸のあたりまでしか映っていないけれど、十分恥ずかしい。湯気で曇らない科学班特製の鏡も、今は全く有り難くない。
「肝心なとこが映んねーさ...」
「ば、ばかじゃない、の...」
「でも***の顔はばっちり見れるからいっか」
「や、やだっ...」
できるだけ鏡に顔が映らないように顔を背けてみても、ラビが覗き込んできてあまり意味がない。目が合って、ラビが満足したように笑う。ムカつく。それでもやっぱり触られたら気持ちよくて、上げてないほうの脚もだらしなく開いてしまう。余計に恥ずかしい。ラビの腕にしがみついて快楽に耐える。
「***、すっげーやらしい顔してるさ」
「やだ、見ないでっ...」
「無理さ、絶賛記録中」
「も、やっ...ラ、ビっ...っあ、んっ...」
「なぁに***、気持ちいい?」
「ん、気持ち、い...あっ、やっ」
ラビのゴツゴツした指が入ってくる。湿気やら何やらいろんなもののせいで、水音が大きく響いた。わざわざ糸を引く指を見せてきて、じわ、とまた自分の中から液体が出てくるのがわかる。
「ほら***すごい、こんな濡れちゃって」
「やだぁ、見せなくて、い、からっ...」
「だって、***こうするともっと濡れるんだもん」
「やっ、あぁっ!」
ぐちゅぐちゅと思いっきり音が出るように指を動かされて、訳がわからなくなる。引き抜かれた指から糸が引くのを見つめていたら、脚を下された。
「ラビ...?」
「***立って。ここに手ついて」
「ん...」
働かない頭で、促されるまま冷たいタイルに手をついて、ラビに背中を向ける。温かい手が背中をなぞって、腰を掴まれた。入ってくる、と思って腰を突き出すようにした瞬間、想像と全然違う衝撃がきて思わず大きい声が出てしまった。じんわりと広がってくる痛みで、お尻を叩かれたんだと理解する。恐る恐る振り返ったら、笑顔のままラビが言った。
「はい、もう一発ね?」
「えっ、待っ、...やあぁっ!」
さっき右側だったのが、今度は左側。痛いのと恥ずかしいので、ちょっと涙が出てきた。タイルにおでこをくっつけたまま固まっていると、ラビがあたしの頬をつつきながら耳元で言う。
「さっきオレの頬っぺた引っ叩いた分と、逃げた分の仕返し」
「あ、それは、その」
「なんか言うことないの?」
「...ごめん、なさい」
「ん」
頭をなでられて、いろんなところにキスが降ってくる。下に手が降りてくると、無意識に腰が引けてしまった。ラビに笑われてちょっとムカつく。
「大丈夫、もう気持ちいいことしかしないさ」
「んっ...ふ、あ...」
「思いっきり汚してあげる」
キスしながらもう一度指でほぐしてくれて、熱いものがあてがわれる。少し動いただけで、あたしのそこは簡単にラビを飲み込んだ。なんだかいつもより、圧迫感がすごい。
「やっ...ラビ、なんか、おっき...」
「***が締めすぎなんだって、くっ...」
「あっ、あんっ...ラビ、ラ、ビっ...」
「***ッ......っ...やべっ、出るっ...」
「あっ!あぁっ...出し、てっ...」
中に熱いものが広がって、圧迫していたものが引き抜かれる。色んな液体が大腿に伝うのを感じながら、壁伝いにへたりこんだ。後ろから抱きしめてくるラビの熱と、タイルの冷たさが気持ちよかった。
―――――――――――――――――――――――
出しっ放しだったバスタブのお湯を止めて、並々とたまったお湯に二人で浸かる。
我に返って、今度はそれぞれで黙々と身体を洗う光景は、なんだかシュールだった。思い出すとちょっと笑ってしまう。
「***、そんな痛かった?」
「んー?大丈夫」
「そっかーよかった...トラウマ植え付けたかと思って焦ったさ...」
「あんなのがトラウマになるくらいなら、今頃死んでるよ」
「ですよねー」
さっきからラビの手が腰のあたりにくるたびにビクついていたので、心配させてしまったみたいだ。でもそれは痛かったからじゃなくて、思い出すたびに嫌じゃなかったかもしれないと思ってしまうからだった。それどころかもう一度されたらどうだろうなんて考えてしまっていて、いつもラビのことをMだと言ってからかっているのに、そんなことがバレたらあたしは生きていけないかもしれない。余計なことは言うまいと黙っていたら、ラビがあたしの顔を覗き込んできた。
「***...もしかして、叩かれたの気持ち良かったんじゃ...」
「えっ」
「新たな扉開いちゃった感じ?」
「ち、違うんですけど、全然違うんですけど!」
「***がそうやって否定する時はだいたい図星さ」
「っ...、ばか!」
「い、痛いさ***!」
生きていけなくなるのが早すぎる。ラビの胸を押してバスタブの端に逃げる。顔が熱いから早く出ようと思ったけど、大きな身体が抱きついてきて阻止された。いつの間にか復活したものが当たる。
「うぐ」
「なぁに***ちゃん、また叩いてほしいの?」
「や、やだ違う!」
暴れても効果はなくて、ラビはますます下半身を押し付けてくる。とにかく熱いから早く出たい。首だけ動かしてラビを見上げる。
「ラビっ...のぼせちゃうから、ベッドがいい、な...?」
腕の力が弱まる。そのまま抜けようと思ったら、身体が浮いた。俗に言う、お姫様抱っこだ。
「うわっ、ラビ!」
「そうさね!ベッドでいっぱいしよ!」
「あ、えぇーと......うん...」
ラビの目が最高に輝いていたから、それでもいいかな、と思ってしまう。何だかんだ言って、最初に誘ったのはあたしのほうだ。ちょっとくらいサービスしてあげたほうがいいんじゃないかと思い直す。歩き出すラビの頬にキスをして、落ちないように首にしがみついた。
(いやー***がMに目覚めるとは...扉は叩いてみるもんさ)
(目覚めてない、ばか、変態)