短編
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Dirty me
「あ、ラビおかえり~」
「お、おう...ただいま......」
任務から帰ったオレを出迎えたのは、土と埃にまみれた恋人だった。しかも裸足。
「なにやってるんさ***...」
「自然と戯れてきた」
「は...?」
「森で寝っ転がってー」
「うん」
「虫を観察してー」
「う、うん...」
「木に登ってー」
「うん...?」
「土を掘り返し「はいはい、取り敢えずお風呂に入ろうねー」
「むぅ」
***の背中を押して、部屋に向かわせる。オレは報告を終えて自室に向かう途中だったので、方向は同じだ。
その間も、***は自然と触れ合うことの重要性について語り続けている。
「ったく、どうやったらこんなに汚れられるんさ...」
「汚れるって気持ちいいよ!」
「おま、なんか別の意味に聞こえるからやめ...」
「ラビも汚れてるよ」
「オレは任務帰りだっつの!」
「あ、そう...一緒にお風呂、入る?」
「っ...なにそれ、誘ってんの?」
部屋についた。***が鍵を開けて、扉に手をかける。振り向いた彼女の頬は少し染まっていて。
「...誘ってないと思うの?」
...何てこと言うんだこいつは。
***の腰を抱いて部屋に入る。押し入ったという表現が正しいくらい、乱暴だったかもしれない。薄暗い部屋で、後ろ手に鍵を閉める音が響いた。
「ラビ......んっ」
***が顔を上げた瞬間を逃さず口付けた。小さな手がオレの服を掴んで、甘い声を出す。
「はっ...ぁ......ラビ...」
「***...」
抱きしめると土と草、それからほんの少し汗の香りがして、それすらオレを興奮させる。***がオレの頬に顔を寄せた。
「あのね、ラビ...あたしね、ラビので汚れるのがいちばん、すき......」
「......へっ...?」
一瞬意味がわからなかったが、ザラリとした土の感触がさっきの会話を思い出させた。一気に顔と、それから下のほうに熱が集まってくる。
尻に手を伸ばした瞬間、***がオレの頬を叩いた。
「ってー!」
「お、お風呂入ってから!」
「***、こんにゃろっ...」
呆気に取られ、掴み損ねた背中がバスルームに消えて行く。それを目で追いながら恨めしく呟いた言葉は、薄闇に消えた。土がついた手のひらを握りしめる。
「泣いても知らねーかんな...」
それはもう戦場に向かう兵士のごとく、固い決意でオレはバスルームへ向かった。
(ちょっとラビ、当たって、る...)
(責任取ってね?)
(う......)
「あ、ラビおかえり~」
「お、おう...ただいま......」
任務から帰ったオレを出迎えたのは、土と埃にまみれた恋人だった。しかも裸足。
「なにやってるんさ***...」
「自然と戯れてきた」
「は...?」
「森で寝っ転がってー」
「うん」
「虫を観察してー」
「う、うん...」
「木に登ってー」
「うん...?」
「土を掘り返し「はいはい、取り敢えずお風呂に入ろうねー」
「むぅ」
***の背中を押して、部屋に向かわせる。オレは報告を終えて自室に向かう途中だったので、方向は同じだ。
その間も、***は自然と触れ合うことの重要性について語り続けている。
「ったく、どうやったらこんなに汚れられるんさ...」
「汚れるって気持ちいいよ!」
「おま、なんか別の意味に聞こえるからやめ...」
「ラビも汚れてるよ」
「オレは任務帰りだっつの!」
「あ、そう...一緒にお風呂、入る?」
「っ...なにそれ、誘ってんの?」
部屋についた。***が鍵を開けて、扉に手をかける。振り向いた彼女の頬は少し染まっていて。
「...誘ってないと思うの?」
...何てこと言うんだこいつは。
***の腰を抱いて部屋に入る。押し入ったという表現が正しいくらい、乱暴だったかもしれない。薄暗い部屋で、後ろ手に鍵を閉める音が響いた。
「ラビ......んっ」
***が顔を上げた瞬間を逃さず口付けた。小さな手がオレの服を掴んで、甘い声を出す。
「はっ...ぁ......ラビ...」
「***...」
抱きしめると土と草、それからほんの少し汗の香りがして、それすらオレを興奮させる。***がオレの頬に顔を寄せた。
「あのね、ラビ...あたしね、ラビので汚れるのがいちばん、すき......」
「......へっ...?」
一瞬意味がわからなかったが、ザラリとした土の感触がさっきの会話を思い出させた。一気に顔と、それから下のほうに熱が集まってくる。
尻に手を伸ばした瞬間、***がオレの頬を叩いた。
「ってー!」
「お、お風呂入ってから!」
「***、こんにゃろっ...」
呆気に取られ、掴み損ねた背中がバスルームに消えて行く。それを目で追いながら恨めしく呟いた言葉は、薄闇に消えた。土がついた手のひらを握りしめる。
「泣いても知らねーかんな...」
それはもう戦場に向かう兵士のごとく、固い決意でオレはバスルームへ向かった。
(ちょっとラビ、当たって、る...)
(責任取ってね?)
(う......)