短編
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To please you
マンネリと進化。長く続けるには、何事にもそれが必要だ。
「なぁ、ホテル行かね?」
***が眉をひそめてオレを見る。安いナンパ男みたいな発言だが、オレたちはちゃんと付き合っているし、さっきも愛し合ったばかりだ。終わったままの格好でベッドに寝転がり、ケータイを見たり雑誌をめくってみたり。***はさっきからくだらないことを言うオレを軽くあしらっていたが、これは流せなかったようだ。***はケータイ画面をスクロールしていた手を止めて、オレのほうへ少し顔を向ける。
「何て?」
「たまには行かね?ホテル」
「なんで?」
「何となく...新鮮かなって」
オレは仰向けになったまま、顔だけ***のほうへ向ける。付き合い始めはよく利用していたけど、***が一人暮らしを始めてからはしばらく行っていない。頬杖をついて斜め上を見ていた***が、ちらりとオレを見て小さく頷いた。嬉しくて思わず抱きつく。
「久しぶりにホテルとか興奮するさ...」
「中学生じゃないんだから...んっ」
唇に噛み付くと素直に受け入れてくれる。ひとしきり口内を犯して顔を離すと、唾液が糸を引いた。***の顔が赤い。
「***...もっかいしよっか?」
「......ん」
もう一度***とベッドに倒れこんだ。
―――――――――――――――――――――――
「***、そろそろ行こっか」
「あ、うん」
あの会話から一週間、約束の日。昼食を済ませて、食後のお茶もゆったりと楽しんだ午後2時。ティータイムの終了はすなわち開戦合図だ。椅子から立ち上がる***は少し緊張しているように見えて可愛い。会計をして店から出ると、***がすがるように手を繋いでくる。思わず笑ってしまった。
「え、なんで笑うの」
「いや、***が可愛くて」
***の小さな手を握りなおして、ホテルのほうへゆっくり歩く。その間も***はオレの腕にべったりくっついていた。ある時期は毎週のように行っていたこともあるのに、この初めてみたいな反応はどういうことだろう。***の身体にも恐々触れていた頃のことを思い出して、愛しくなった。
―――――――――――――――――――――――
他愛もない会話をしながら門をくぐり、部屋を選ぶ。外扉の鍵を閉め中に入ったところで、ようやく***の肩の力が抜けたようだった。バッグや上着をそのへんに投げ、ベッドに座って部屋を見渡す***に勢いよくダイブした。
「きゃっ」
「でっかいベッドって気分いいさー」
「そうだねー」
しばらく天井を眺めて黙っていたが、ふと***を見ると、***もオレを見ていた。嬉しくなって何度も口付ける。オレの脚の間に***の脚が絡まって、自身が反応し始める。
「...早い」
「人のこと言えんの?」
スカートの裾から手を差し入れると、***の身体が少し強張った。太ともから尻をなで上げると、いつもと違うことに気付く。
「えっ***待って?!」
探るように触っていると、細い布に行き当たる。これはまさしく。***がオレの胸に顔を埋めた。なんとなく熱い。
「な、何でTバックなの...?」
「も、持ってたから」
「何で持ってんの...」
「ラビが前に穿いてほしいって言ってたから...買ってみたけど、タイミングがわかんなくて...」
「あ、そう、なの...」
そんなこと、いつ言ったかも覚えていない。相変わらずオレの胸に突っ伏したままの***の頭をなでながら、驚きと、嬉しさと、いつから穿いていたのかという疑問と、いろんな感情が押し寄せてきてオレまで顔が熱くなってくる。いろいろ聞きたいことはあるが、まぁ取り敢えず。
「ねぇ***、脱いで見せて...?」
「う、うん...」
目の前で***が脱ぐのを見ながら、オレも服を脱ぐ。下着以外を脱ぎ終えた***は、なんだかかしこまっている。
「可愛いさ、***」
「ん...」
薄いピンクの布に包まれた小ぶりな胸をそっとなでる。恥ずかしいのか目を合わせてくれないが、それがかえってそそる。下は、前から見ると普段と変わらない。
「ね、後ろ見せて?」
「やだ、やっぱり恥ずかしい...」
「オレに見せるために着てくれたんでしょー?」
「そうだけど...」
渋る***の唇や首に口付けを落とす。***から甘い声がもれて、目が潤む。目で促すと、躊躇いながら***が膝立ちになって後ろを向いた。
「こう......?」
壁に手をつくようにして、***が首だけをこちらに向ける。思っていたよりずっと華奢なそれに、自身が反応する。
「***、いつから穿いてたの?」
「さっきのお店、出る前に...穿き替えた」
「へぇ...やらしい下着穿いて外歩いたの、興奮した?」
「し、してない」
「じゃあこれは?」
「あっ、やっ...」
ほぼ紐みたいな後ろの布を引っ張って、さらに食い込ませる。淡い色が溢れる液で少し濃くなっていた。
「ていうか、穿き替えるなら別にホテル着いてからでもよかったよね?」
「あっ......だって、すぐすると、思って...」
今気付いた、みたいな顔で***が答える。***もはやくしたかったみたいだ。愛しくてたまらなくなる。
頬にひとつキスを落とす。食い込んだ下着をずらして、湿ったそこに指を這わせる。すでに十分濡れていて、少し力を入れただけであっさりと二本の指を飲み込んだ。
「***、もうこんなになってるさ」
「んっ...気持ち、い...」
「このまま挿れていい?」
「うん...ちょうだい...」
***は膝立ちになって壁に手をついたまま、少し尻を突き出す。オレは手早くゴムをつけて、下着がずれたままになっているそこに一気に挿入した。いつもと違う姿勢で擦れる場所も違うせいか、少し戸惑ったような声で***が喘ぐ。
「あっ、んっ...あんっ、ラ、ビっ...」
「あ、くっ...***っ...やらしすぎさっ...」
「んっ、あぁ!...ごめん、なさっ...ラビ、ラビっ」
「***、可愛いさ...やべ、イキそ...」
「あたしも、い、くっ......あぁっ!」
何故か謝る***をガクガク揺さぶって、同時に果てた。自身を抜くと、***が壁伝いにへたり込む。ゴムを捨てて、肩で息をする***を後ろから抱きしめた。
「***、すげーやらしかったさ...」
「興奮、した...?」
「した。すげーした」
「よかった...」
***が嬉しそうに笑うので、また興奮してくる。いつもと違うことをしたかったのは、オレだけじゃなかったらしい。***を押し倒して、早くも第二ラウンドのことを考えながらキスをした。
(次はメイド服来てくんないかな~、もちろん下着はそれで)
(...用意してくれれば、着るけど......)
(...え、マジ?)
マンネリと進化。長く続けるには、何事にもそれが必要だ。
「なぁ、ホテル行かね?」
***が眉をひそめてオレを見る。安いナンパ男みたいな発言だが、オレたちはちゃんと付き合っているし、さっきも愛し合ったばかりだ。終わったままの格好でベッドに寝転がり、ケータイを見たり雑誌をめくってみたり。***はさっきからくだらないことを言うオレを軽くあしらっていたが、これは流せなかったようだ。***はケータイ画面をスクロールしていた手を止めて、オレのほうへ少し顔を向ける。
「何て?」
「たまには行かね?ホテル」
「なんで?」
「何となく...新鮮かなって」
オレは仰向けになったまま、顔だけ***のほうへ向ける。付き合い始めはよく利用していたけど、***が一人暮らしを始めてからはしばらく行っていない。頬杖をついて斜め上を見ていた***が、ちらりとオレを見て小さく頷いた。嬉しくて思わず抱きつく。
「久しぶりにホテルとか興奮するさ...」
「中学生じゃないんだから...んっ」
唇に噛み付くと素直に受け入れてくれる。ひとしきり口内を犯して顔を離すと、唾液が糸を引いた。***の顔が赤い。
「***...もっかいしよっか?」
「......ん」
もう一度***とベッドに倒れこんだ。
―――――――――――――――――――――――
「***、そろそろ行こっか」
「あ、うん」
あの会話から一週間、約束の日。昼食を済ませて、食後のお茶もゆったりと楽しんだ午後2時。ティータイムの終了はすなわち開戦合図だ。椅子から立ち上がる***は少し緊張しているように見えて可愛い。会計をして店から出ると、***がすがるように手を繋いでくる。思わず笑ってしまった。
「え、なんで笑うの」
「いや、***が可愛くて」
***の小さな手を握りなおして、ホテルのほうへゆっくり歩く。その間も***はオレの腕にべったりくっついていた。ある時期は毎週のように行っていたこともあるのに、この初めてみたいな反応はどういうことだろう。***の身体にも恐々触れていた頃のことを思い出して、愛しくなった。
―――――――――――――――――――――――
他愛もない会話をしながら門をくぐり、部屋を選ぶ。外扉の鍵を閉め中に入ったところで、ようやく***の肩の力が抜けたようだった。バッグや上着をそのへんに投げ、ベッドに座って部屋を見渡す***に勢いよくダイブした。
「きゃっ」
「でっかいベッドって気分いいさー」
「そうだねー」
しばらく天井を眺めて黙っていたが、ふと***を見ると、***もオレを見ていた。嬉しくなって何度も口付ける。オレの脚の間に***の脚が絡まって、自身が反応し始める。
「...早い」
「人のこと言えんの?」
スカートの裾から手を差し入れると、***の身体が少し強張った。太ともから尻をなで上げると、いつもと違うことに気付く。
「えっ***待って?!」
探るように触っていると、細い布に行き当たる。これはまさしく。***がオレの胸に顔を埋めた。なんとなく熱い。
「な、何でTバックなの...?」
「も、持ってたから」
「何で持ってんの...」
「ラビが前に穿いてほしいって言ってたから...買ってみたけど、タイミングがわかんなくて...」
「あ、そう、なの...」
そんなこと、いつ言ったかも覚えていない。相変わらずオレの胸に突っ伏したままの***の頭をなでながら、驚きと、嬉しさと、いつから穿いていたのかという疑問と、いろんな感情が押し寄せてきてオレまで顔が熱くなってくる。いろいろ聞きたいことはあるが、まぁ取り敢えず。
「ねぇ***、脱いで見せて...?」
「う、うん...」
目の前で***が脱ぐのを見ながら、オレも服を脱ぐ。下着以外を脱ぎ終えた***は、なんだかかしこまっている。
「可愛いさ、***」
「ん...」
薄いピンクの布に包まれた小ぶりな胸をそっとなでる。恥ずかしいのか目を合わせてくれないが、それがかえってそそる。下は、前から見ると普段と変わらない。
「ね、後ろ見せて?」
「やだ、やっぱり恥ずかしい...」
「オレに見せるために着てくれたんでしょー?」
「そうだけど...」
渋る***の唇や首に口付けを落とす。***から甘い声がもれて、目が潤む。目で促すと、躊躇いながら***が膝立ちになって後ろを向いた。
「こう......?」
壁に手をつくようにして、***が首だけをこちらに向ける。思っていたよりずっと華奢なそれに、自身が反応する。
「***、いつから穿いてたの?」
「さっきのお店、出る前に...穿き替えた」
「へぇ...やらしい下着穿いて外歩いたの、興奮した?」
「し、してない」
「じゃあこれは?」
「あっ、やっ...」
ほぼ紐みたいな後ろの布を引っ張って、さらに食い込ませる。淡い色が溢れる液で少し濃くなっていた。
「ていうか、穿き替えるなら別にホテル着いてからでもよかったよね?」
「あっ......だって、すぐすると、思って...」
今気付いた、みたいな顔で***が答える。***もはやくしたかったみたいだ。愛しくてたまらなくなる。
頬にひとつキスを落とす。食い込んだ下着をずらして、湿ったそこに指を這わせる。すでに十分濡れていて、少し力を入れただけであっさりと二本の指を飲み込んだ。
「***、もうこんなになってるさ」
「んっ...気持ち、い...」
「このまま挿れていい?」
「うん...ちょうだい...」
***は膝立ちになって壁に手をついたまま、少し尻を突き出す。オレは手早くゴムをつけて、下着がずれたままになっているそこに一気に挿入した。いつもと違う姿勢で擦れる場所も違うせいか、少し戸惑ったような声で***が喘ぐ。
「あっ、んっ...あんっ、ラ、ビっ...」
「あ、くっ...***っ...やらしすぎさっ...」
「んっ、あぁ!...ごめん、なさっ...ラビ、ラビっ」
「***、可愛いさ...やべ、イキそ...」
「あたしも、い、くっ......あぁっ!」
何故か謝る***をガクガク揺さぶって、同時に果てた。自身を抜くと、***が壁伝いにへたり込む。ゴムを捨てて、肩で息をする***を後ろから抱きしめた。
「***、すげーやらしかったさ...」
「興奮、した...?」
「した。すげーした」
「よかった...」
***が嬉しそうに笑うので、また興奮してくる。いつもと違うことをしたかったのは、オレだけじゃなかったらしい。***を押し倒して、早くも第二ラウンドのことを考えながらキスをした。
(次はメイド服来てくんないかな~、もちろん下着はそれで)
(...用意してくれれば、着るけど......)
(...え、マジ?)