短編
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君と Boogie Woogie
任務が滞りなく終わってあとは帰るだけ、という夜。久しぶりにラビと一緒の任務で、わたしは浮かれていたらしい。他の同行者は気を遣って声をかけてくることはなく、恋人と静かに過ごせる。そんな条件が揃っていてその上、相手はラビだ。何もないはずはない。
「...ラビ、するの...?」
「自分から部屋に入れといてそれはないさ。想像くらいできたっしょ?」
「う......」
あたしは今、ベッドに組み敷かれているわけで。嫌と言えばきっとやめてくれるけど、好きな人が相手ではこのまま流されてもいい、なんて思ってしまう。結局あたしはラビに甘いんだ。
「でも、隣の部屋も人いるし」
「右隣はオレの部屋だから空だし、左隣の探索部隊は出かけてしばらく帰ってこないさ。いや〜気ィ遣わせちゃって悪いな〜」
「わざとらし...こういう時だけ仕事が早いんだから...」
「下の階は酒盛りやってて賑やかだし、ちょっとの物音じゃ気付かれんさ。何か問題ある?」
「あ...ある!探索部隊の人帰ってきたらっ...」
「それまでに済ませればいい話」
「......それまでに終わるの?」
「お?***そんなにいっぱいしたいの?」
「ち、違う...!」
駄目だ、このまま話していても丸め込まれておしまいだ。というかすでに丸め込まれかけている。この状況を回避する手段はない、あるとすればラビを部屋に入れないことだ。だけど時間は巻き戻らないのでそれは不可能。いやもともと、そこまで真剣に回避しようとは思ってないのかもしれない。任務先とはいえ、一緒にいられるのは単純に嬉しい。
ラビが優しく微笑んでくる。この笑顔の裏で何を考えているんだか。
「***、するの?しないの?」
「......ん」
「ん、じゃわかんないさー」
「す、る...あっ」
返事をした瞬間に首に噛み付かれた。返事聞いてないな。でも全然嫌じゃないし、むしろ嬉しい。何だかんだ言って、やっぱりあたしはこれを待っていたみたいだ。ラビに抱きついて、素直に反応する身体を預けた。
―――――――――――――――――――――――
いま大人しくオレの下で喘いでいる***は、少しイチャイチャするだけ、みたいな気持ちでオレを部屋に入れたのだろう。
そういうちょっと抜けてるところも可愛くて大好きだが、自分以外にもこうだったらどうしようとたまに心配になることもある。いつも一緒にいられるわけではないから、尚更だ。とはいえ、オレも恋人としての警戒心のなさに付け込んでこうしているわけだから、おあいこかもしれない。
胸の突起を舌で転がしながら、***の様子を盗み見る。口に手を当てて大きい声を出さないように我慢している姿は、いじらしくてかなり興奮する。もう片方の突起も唾液で濡らして指の腹でなでると、***が身をよじった。潤んだ瞳がオレを見つめる。
「ラビ...ラビ」
「ん、どうしたの」
「んー...」
***がオレのシャツを引っ張ってキスをねだる。頭をなでながら口付けを落としてやって、そのまま右手を下へ滑らせる。無意識なのか意識的なのか知らないが***が少し脚を開くので、誘い込まれるように出来た隙間に手を入れて、割れ目に中指を這わせた。既に充血したそこは吸い付いてくるように気持ちが良くて、上下に数回動かすだけで、それをきっかけにじわりと全体が潤ってくる。
「っ...あ、んっ」
「...もうこんなに濡れてるのは何で?」
「んぅ...知ら、ない...」
「嘘ついちゃダメさ。したかったんでしょー」
「違う、もん、あっ!」
ぬるついた突起を少し強めに擦ると、***が一瞬だけ高い声を出した。口を押さえて睨まれるけど、可愛いから全然怖くない。
「ラビ...そういうのだめ」
「***ちゃんが素直じゃないからでしょ」
「...やなやつ」
「そういうこと言うと欲しいのあげないよ?」
「やだ」
「素直なのか素直じゃないのかどっちなんさ...」
そういうとこが可愛いんだけど。
指で十分慣らしてやって、***の膝を掴んで持ち上げた時。
下の階から、わらわらと人が上がってくる気配がした。どうやら団体の宴会が終わって解散したらしい。***の身体が一瞬跳ねる。
「ラ、ラビ」
「解散しちゃったみたいさね、団体さん」
***がオレの腕を掴んで不安げに見つめてくる。その表情がそそる、なんて今は言えないけど。安心させるように頭を撫でながら、黙って様子を窺った。
部屋に戻ったのか話し声は徐々に小さくなった。***がオレの腕を掴む力が少し弱くなる。
「だ、大丈夫かな」
「大丈夫さ。酔ってるからけっこうデカい声出してるだろうけど、以外と聞こえねーな」
「そだね...」
「だから、***ももうちょっと大きい声出してもいいさ?」
「や、やだっ」
「もー恥ずかしがり屋さん」
身体の強張りは解けたようで、もう一度***の脚を持ち上げて挿入しようとしたのだが。
「ねぇ、ラビっ」
「んー?どした?」
「なんか、音しない...?」
「音?」
「ベッド、動くと...」
下の階の賑やかさがなくなったから気になるだけだろうか。軽く跳ねてみると、確かに割と大きな音がする。二人分の体重のせいだろうか。
「うーん...こりゃーけっこう響くな...」
「もしかして今までも音してた...?」
「いや、気になり出したの今だからそんなことねーと思うけど...動くとヤバいかも」
「うー...」
「今さらやめる...なんて無理だもんねー」
「...うん」
そんなことない、と言われるかと思えば素直に肯定されて、何故かこっちが照れる。オレだってはやく挿れたい。部屋を見渡すと、ベッドのすぐ側に置かれた机が目に入った。立ち上がって、机を掴んで揺らしてみる。壁にしっかり固定されていて、ほとんど音がしなかった。...これだ。
「...ねぇ***、ちょっと来て」
「ん...?」
「この机にさ、手ついてくんない?いつもと違う体位もやってみたいし」
「えっ」
それはつまり、机を支えにして後ろから挿入する形になる。想像したのか、***の顔が徐々に赤くなる。
「や、やだぁっ」
「何でさ」
「恥ずかしい、もん...」
「じゃあその音がするベッドでやる?」
「やだ...」
「***ちゃんわがままさー」
「だって、」
***が黙ってしまった。もうちょっといろんな方法がある気はしたが、オレもはやく挿れたいし、何より***の痴態が見てみたいのでそれ以上は考えなかった。
「ねぇ***」
「...なに」
「みんなにバレて恥ずかしい思いすんのと、今オレの前だけで恥ずかしい思いすんの、どっちがいい?」
「そっ......」
わかっているが敢えて聞く。***は何回か唸った後、意を決したようにベッドから立ち上がった。
結局オレに甘い恋人の態度が嬉しくて、側まで来た***を抱きしめてキスをする。
「その格好じゃ寒いな、これ着るさ」
「ん...」
オレが着ていたセーターを着せてやって、少しでも痛くないように机にタオルやら何やらを敷く。***の肩を軽く押すと、素直に机に腹這いになった。サイズの大きいセーターを着たことによって、見えそうで見えなくなった尻がエロい。
「ラビ......?」
「***、いっこだけお願い」
「な、に」
「セーター、自分でまくってくんない...?あとパンツも自分で下ろして」
「はぁっ?!なんでっ...いっこじゃないし!」
「お願い***、...じゃないと挿れてあげない」
「...もう、わがままっ...」
こんなエロいシチュエーション、活用しない手はない。悪態をつきつつ、***がゆっくりセーターの裾を上げていく。それがかえっていやらしく見えることには、気付いてないんだろう。布が腰まで上がって、いよいよ下着に手がかかる。さっきと同じくらいゆっくりと手が下りて、形のいい尻が晒される。恥ずかしさからか脚を擦り合わせる仕草がエロさを助長させるし、太腿にひっかかった下着が少し濡れているのが堪らない。吸い寄せられるようにそこに自身を突き立てた。
「...***やばい、エロいさ」
「ふぁっ、あぁんっ!」
「***、可愛い」
柔らかい尻をひとなでして、一気に挿入した。下に敷いたタオルを握りしめて快楽に耐える***の手を、包むように握り込む。
「ラビ、やだっ、お、きいっ...」
「な、に、やなの?」
「や、じゃないっ、気持ちいっ...あぁっ」
「っ...いい子、さ」
当たるところがいつもと違うからか、オレが興奮しているからか、それはどっちでもいい。だんだんと背中を反らせて自分から腰を突き出すような格好になっていくのは、たぶん無意識だ。徐々にずり落ちてくるセーターの裾を引っ張り上げながら、***を後ろから突く。髪を横に流して、うなじに舌を這わせると肩が跳ねた。
「あぁ、んっ、きもち、らびっ...」
「***、ちょっと、手...」
「ふ、んぅ...あ、ぁっ」
***の片手を背中に軽く押し付けたら、無理やり犯しているみたいなポーズになって余計に興奮した。ふと顔を上げたら、目の前に窓ガラスがあった。夜の帳が下りたそこには、獣みたいな男女がしっかりと映っている。***の手をそっと離して、自分で上半身を支えられるように肘をつかせた。
「***、見て...」
「ん、ぅ...?」
「前、ほら、可愛い顔してる」
「ん...や、ぁっ...ラ、ビっ」
一瞬目を丸くして、赤くなって、顔を逸らすところまでばっちり見えた。全部可愛くて、あやすように頭を撫でる。
「自分がイくとこ、しっかり見てて」
「んー...」
「見てないと、イかせてあげないよ?」
「...やぁ...」
「そう、いい子」
***が健気に顔を上げるのを確認して、いいところを一気に擦り上げる。蕩けた可愛い顔を眺めながら、オレも限界が近い。
「***、可愛いさ...そろそろ、出そっ...」
「んっ、だし、てっ...」
***の体がびくりと跳ねる。尻に跡がつくくらい強く掴みながら、オレは中に熱い欲をぶちまけた。
―――――――――――――――――――――――
「...ラビ、ぬい、て...」
「...ん」
***にもたれかかっていたが、そろそろ重くなってきたのか急かされた。気持ち良くてずっと挿れていたいくらいだが、そんなわけにもいかない。体を起こして、惰性でずるりと自身を引き抜く。
「んっ...」
「......っ、あ」
身体を離したら、吐き出した白濁が大腿を伝って流れていく。***の力が抜けているのをいいことに、好奇心で割れ目を親指でぐっと広げてみる。中から愛液だか精液だかわからない液体が溢れてくるのを、思わずじっと見てしまった。
「うっわ...***、エロすぎさ...」
「や、だ、見ないでっ...」
抵抗する力がないのか、タオルに顔をうずめてしまった***が愛しくてしょうがない。風呂場からもう一枚タオルを持ってきて、液体を拭き取って体を起こしてやる。ついでに引っかかった下着は完全に脱がせたが、***は何も言わなかった。
「***が可愛いから意地悪しちゃったさ。ごめんな?」
「やだ、許さない」
「えぇーマジ?」
「...抱っこ」
「...お安いご用さ」
たった2、3歩の距離なのに抱っこをねだる***を抱き上げて、ベッドに降ろす。ちょっとでも離れるとぎゅうぎゅうと抱きついてきた。した後の***はいつにも増して甘えん坊だ。
「ねぇラビ」
「ん?」
「気持ち、よかった...」
「...ん、よかったさ」
今度はオレの胸に顔をうずめる***の頭をなでながら、オレも目を閉じる。なんだかものすごく良い夢を見れそうな気がした。
(...やっぱり体が痛い、気がする)
(うっそマジ?ごめんっ)
(でも後ろ、好きかも...)
(うっそマジ?...もっかいする?)
(ばか!)
任務が滞りなく終わってあとは帰るだけ、という夜。久しぶりにラビと一緒の任務で、わたしは浮かれていたらしい。他の同行者は気を遣って声をかけてくることはなく、恋人と静かに過ごせる。そんな条件が揃っていてその上、相手はラビだ。何もないはずはない。
「...ラビ、するの...?」
「自分から部屋に入れといてそれはないさ。想像くらいできたっしょ?」
「う......」
あたしは今、ベッドに組み敷かれているわけで。嫌と言えばきっとやめてくれるけど、好きな人が相手ではこのまま流されてもいい、なんて思ってしまう。結局あたしはラビに甘いんだ。
「でも、隣の部屋も人いるし」
「右隣はオレの部屋だから空だし、左隣の探索部隊は出かけてしばらく帰ってこないさ。いや〜気ィ遣わせちゃって悪いな〜」
「わざとらし...こういう時だけ仕事が早いんだから...」
「下の階は酒盛りやってて賑やかだし、ちょっとの物音じゃ気付かれんさ。何か問題ある?」
「あ...ある!探索部隊の人帰ってきたらっ...」
「それまでに済ませればいい話」
「......それまでに終わるの?」
「お?***そんなにいっぱいしたいの?」
「ち、違う...!」
駄目だ、このまま話していても丸め込まれておしまいだ。というかすでに丸め込まれかけている。この状況を回避する手段はない、あるとすればラビを部屋に入れないことだ。だけど時間は巻き戻らないのでそれは不可能。いやもともと、そこまで真剣に回避しようとは思ってないのかもしれない。任務先とはいえ、一緒にいられるのは単純に嬉しい。
ラビが優しく微笑んでくる。この笑顔の裏で何を考えているんだか。
「***、するの?しないの?」
「......ん」
「ん、じゃわかんないさー」
「す、る...あっ」
返事をした瞬間に首に噛み付かれた。返事聞いてないな。でも全然嫌じゃないし、むしろ嬉しい。何だかんだ言って、やっぱりあたしはこれを待っていたみたいだ。ラビに抱きついて、素直に反応する身体を預けた。
―――――――――――――――――――――――
いま大人しくオレの下で喘いでいる***は、少しイチャイチャするだけ、みたいな気持ちでオレを部屋に入れたのだろう。
そういうちょっと抜けてるところも可愛くて大好きだが、自分以外にもこうだったらどうしようとたまに心配になることもある。いつも一緒にいられるわけではないから、尚更だ。とはいえ、オレも恋人としての警戒心のなさに付け込んでこうしているわけだから、おあいこかもしれない。
胸の突起を舌で転がしながら、***の様子を盗み見る。口に手を当てて大きい声を出さないように我慢している姿は、いじらしくてかなり興奮する。もう片方の突起も唾液で濡らして指の腹でなでると、***が身をよじった。潤んだ瞳がオレを見つめる。
「ラビ...ラビ」
「ん、どうしたの」
「んー...」
***がオレのシャツを引っ張ってキスをねだる。頭をなでながら口付けを落としてやって、そのまま右手を下へ滑らせる。無意識なのか意識的なのか知らないが***が少し脚を開くので、誘い込まれるように出来た隙間に手を入れて、割れ目に中指を這わせた。既に充血したそこは吸い付いてくるように気持ちが良くて、上下に数回動かすだけで、それをきっかけにじわりと全体が潤ってくる。
「っ...あ、んっ」
「...もうこんなに濡れてるのは何で?」
「んぅ...知ら、ない...」
「嘘ついちゃダメさ。したかったんでしょー」
「違う、もん、あっ!」
ぬるついた突起を少し強めに擦ると、***が一瞬だけ高い声を出した。口を押さえて睨まれるけど、可愛いから全然怖くない。
「ラビ...そういうのだめ」
「***ちゃんが素直じゃないからでしょ」
「...やなやつ」
「そういうこと言うと欲しいのあげないよ?」
「やだ」
「素直なのか素直じゃないのかどっちなんさ...」
そういうとこが可愛いんだけど。
指で十分慣らしてやって、***の膝を掴んで持ち上げた時。
下の階から、わらわらと人が上がってくる気配がした。どうやら団体の宴会が終わって解散したらしい。***の身体が一瞬跳ねる。
「ラ、ラビ」
「解散しちゃったみたいさね、団体さん」
***がオレの腕を掴んで不安げに見つめてくる。その表情がそそる、なんて今は言えないけど。安心させるように頭を撫でながら、黙って様子を窺った。
部屋に戻ったのか話し声は徐々に小さくなった。***がオレの腕を掴む力が少し弱くなる。
「だ、大丈夫かな」
「大丈夫さ。酔ってるからけっこうデカい声出してるだろうけど、以外と聞こえねーな」
「そだね...」
「だから、***ももうちょっと大きい声出してもいいさ?」
「や、やだっ」
「もー恥ずかしがり屋さん」
身体の強張りは解けたようで、もう一度***の脚を持ち上げて挿入しようとしたのだが。
「ねぇ、ラビっ」
「んー?どした?」
「なんか、音しない...?」
「音?」
「ベッド、動くと...」
下の階の賑やかさがなくなったから気になるだけだろうか。軽く跳ねてみると、確かに割と大きな音がする。二人分の体重のせいだろうか。
「うーん...こりゃーけっこう響くな...」
「もしかして今までも音してた...?」
「いや、気になり出したの今だからそんなことねーと思うけど...動くとヤバいかも」
「うー...」
「今さらやめる...なんて無理だもんねー」
「...うん」
そんなことない、と言われるかと思えば素直に肯定されて、何故かこっちが照れる。オレだってはやく挿れたい。部屋を見渡すと、ベッドのすぐ側に置かれた机が目に入った。立ち上がって、机を掴んで揺らしてみる。壁にしっかり固定されていて、ほとんど音がしなかった。...これだ。
「...ねぇ***、ちょっと来て」
「ん...?」
「この机にさ、手ついてくんない?いつもと違う体位もやってみたいし」
「えっ」
それはつまり、机を支えにして後ろから挿入する形になる。想像したのか、***の顔が徐々に赤くなる。
「や、やだぁっ」
「何でさ」
「恥ずかしい、もん...」
「じゃあその音がするベッドでやる?」
「やだ...」
「***ちゃんわがままさー」
「だって、」
***が黙ってしまった。もうちょっといろんな方法がある気はしたが、オレもはやく挿れたいし、何より***の痴態が見てみたいのでそれ以上は考えなかった。
「ねぇ***」
「...なに」
「みんなにバレて恥ずかしい思いすんのと、今オレの前だけで恥ずかしい思いすんの、どっちがいい?」
「そっ......」
わかっているが敢えて聞く。***は何回か唸った後、意を決したようにベッドから立ち上がった。
結局オレに甘い恋人の態度が嬉しくて、側まで来た***を抱きしめてキスをする。
「その格好じゃ寒いな、これ着るさ」
「ん...」
オレが着ていたセーターを着せてやって、少しでも痛くないように机にタオルやら何やらを敷く。***の肩を軽く押すと、素直に机に腹這いになった。サイズの大きいセーターを着たことによって、見えそうで見えなくなった尻がエロい。
「ラビ......?」
「***、いっこだけお願い」
「な、に」
「セーター、自分でまくってくんない...?あとパンツも自分で下ろして」
「はぁっ?!なんでっ...いっこじゃないし!」
「お願い***、...じゃないと挿れてあげない」
「...もう、わがままっ...」
こんなエロいシチュエーション、活用しない手はない。悪態をつきつつ、***がゆっくりセーターの裾を上げていく。それがかえっていやらしく見えることには、気付いてないんだろう。布が腰まで上がって、いよいよ下着に手がかかる。さっきと同じくらいゆっくりと手が下りて、形のいい尻が晒される。恥ずかしさからか脚を擦り合わせる仕草がエロさを助長させるし、太腿にひっかかった下着が少し濡れているのが堪らない。吸い寄せられるようにそこに自身を突き立てた。
「...***やばい、エロいさ」
「ふぁっ、あぁんっ!」
「***、可愛い」
柔らかい尻をひとなでして、一気に挿入した。下に敷いたタオルを握りしめて快楽に耐える***の手を、包むように握り込む。
「ラビ、やだっ、お、きいっ...」
「な、に、やなの?」
「や、じゃないっ、気持ちいっ...あぁっ」
「っ...いい子、さ」
当たるところがいつもと違うからか、オレが興奮しているからか、それはどっちでもいい。だんだんと背中を反らせて自分から腰を突き出すような格好になっていくのは、たぶん無意識だ。徐々にずり落ちてくるセーターの裾を引っ張り上げながら、***を後ろから突く。髪を横に流して、うなじに舌を這わせると肩が跳ねた。
「あぁ、んっ、きもち、らびっ...」
「***、ちょっと、手...」
「ふ、んぅ...あ、ぁっ」
***の片手を背中に軽く押し付けたら、無理やり犯しているみたいなポーズになって余計に興奮した。ふと顔を上げたら、目の前に窓ガラスがあった。夜の帳が下りたそこには、獣みたいな男女がしっかりと映っている。***の手をそっと離して、自分で上半身を支えられるように肘をつかせた。
「***、見て...」
「ん、ぅ...?」
「前、ほら、可愛い顔してる」
「ん...や、ぁっ...ラ、ビっ」
一瞬目を丸くして、赤くなって、顔を逸らすところまでばっちり見えた。全部可愛くて、あやすように頭を撫でる。
「自分がイくとこ、しっかり見てて」
「んー...」
「見てないと、イかせてあげないよ?」
「...やぁ...」
「そう、いい子」
***が健気に顔を上げるのを確認して、いいところを一気に擦り上げる。蕩けた可愛い顔を眺めながら、オレも限界が近い。
「***、可愛いさ...そろそろ、出そっ...」
「んっ、だし、てっ...」
***の体がびくりと跳ねる。尻に跡がつくくらい強く掴みながら、オレは中に熱い欲をぶちまけた。
―――――――――――――――――――――――
「...ラビ、ぬい、て...」
「...ん」
***にもたれかかっていたが、そろそろ重くなってきたのか急かされた。気持ち良くてずっと挿れていたいくらいだが、そんなわけにもいかない。体を起こして、惰性でずるりと自身を引き抜く。
「んっ...」
「......っ、あ」
身体を離したら、吐き出した白濁が大腿を伝って流れていく。***の力が抜けているのをいいことに、好奇心で割れ目を親指でぐっと広げてみる。中から愛液だか精液だかわからない液体が溢れてくるのを、思わずじっと見てしまった。
「うっわ...***、エロすぎさ...」
「や、だ、見ないでっ...」
抵抗する力がないのか、タオルに顔をうずめてしまった***が愛しくてしょうがない。風呂場からもう一枚タオルを持ってきて、液体を拭き取って体を起こしてやる。ついでに引っかかった下着は完全に脱がせたが、***は何も言わなかった。
「***が可愛いから意地悪しちゃったさ。ごめんな?」
「やだ、許さない」
「えぇーマジ?」
「...抱っこ」
「...お安いご用さ」
たった2、3歩の距離なのに抱っこをねだる***を抱き上げて、ベッドに降ろす。ちょっとでも離れるとぎゅうぎゅうと抱きついてきた。した後の***はいつにも増して甘えん坊だ。
「ねぇラビ」
「ん?」
「気持ち、よかった...」
「...ん、よかったさ」
今度はオレの胸に顔をうずめる***の頭をなでながら、オレも目を閉じる。なんだかものすごく良い夢を見れそうな気がした。
(...やっぱり体が痛い、気がする)
(うっそマジ?ごめんっ)
(でも後ろ、好きかも...)
(うっそマジ?...もっかいする?)
(ばか!)