短編
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大好き 大好き いじめたい
オレのほうがお兄さん!
って、ラビはよく言う。年齢的には確かにそうなんだけど、ラビの人懐っこい雰囲気とか、にこーって笑った顔とか、とっても可愛い。社交的だし会話では何でも拾ってくれるから、ついつい可愛がりたいというか、いじりたくなってしまう。アレンがラビに突っかかる理由が、ちょっとわかる気がする。
「ひと切れもーらいっ」
「あっオレの肉!こらー***!」
夕食時、ラビのお皿からお肉をひと切れちょうだいする。代わりに自分の皿から取って乗せてあげた。
「よしよし、これあげるから」
「うわーい、ってこれ鶏皮じゃん!身もくれよ!」
「しょうがないなー」
「何がしょうがないんさ」
「だってイジられてる時のラビ可愛いんだもん」
「...***、オレのほうがお兄さんだからね?」
「え...そうは思ってないけど」
「思ってないのかよ!」
「あははは」
本当は普通に頼れるお兄さんだと思ってるけど言わない。素直に言うのはなんか恥ずかしいから。それに、こうやっていじるのもラビに甘えてるからなんだけどなぁ。それも言わないけど。
結局ラビとあたしのプレートを半分こにして一緒に食べた。ラビは何だかんだ言ってお肉を一枚多く食べさせてくれて、やっぱり優しいなぁって思った。
食堂を出て、部屋まで一緒に歩きながらまた話をする。アレンがラビに冷たい話から、さっきの会話の続きになった。
「可愛い彼女くらい、オレのこと持ち上げてくれてもいいのになー」
「持てないよラビ重いもん」
「そうじゃねぇ、ってオレ重い?えっ太った?!」
「太ったんじゃない?」
「えぇー!嘘!」
やっぱり何でも拾って、勝手に会話を面白くしてくれる。ラビってすごいなぁ。
「もぉー***までオレのこといじめるー」
「いじめてないよ可愛がってるよ」
「ほんとさー?」
「ほんとほんと」
ラビがあたしの顔をじーっと覗き込む。あれ、なんか怒らせちゃったかな。
「ラビ...?」
首をかしげると、ラビがにこーっと笑った。いつもの可愛い笑い方じゃなくて、何か変なこと考えてそうな感じ。
「オレも、今日は***のこといっぱい可愛がってあげるさ」
「え?」
可愛がるって、そういう意味かな。ちょっと顔が赤くなる。いや、いつも可愛がってもらってますけど...っていうのは恥ずかしいので言わない。
気付いたらあたしの部屋の前だった。計算してた...?笑った顔のまま部屋の鍵を開けるラビの片手は、いつの間にかあたしの腰をがっちりとホールドしていた。逃げられない。まぁ逃げない、けど。なんだかラビが楽しそうだからいいかな、と思ってしまうのだった。
―――――――――――――――――――――――
***をベッドにゆっくり押し倒して、深く口付ける。***は襲われることに満更でもなかったようで、すんなり受け入れてくれた。少しの演出で手首を押さえつけてみる。そのまま耳と首を執拗に攻めると、だんだん反応がいやらしくなってきた。体を小さくよじって、脚を擦り合わせる。
「ラ、ビ...あ、んっ...」
「***、やらしー...」
「やぁっ」
耳元で囁いてやると、悩ましい表情で吐息を洩らす。潤んだ瞳は、もっと触れと訴えている。押さえつけていた手を放して、頭をなでる。
「***、自分で脱いで...?」
***が小さく頷いた。さっきの会話とは打って変わって従順な***に、自然と顔がニヤける。オレもシャツとバンダナを脱ぎ捨てた。
下着だけになった***が、首に絡みついてきてキスをねだる。二人でもう一度ベッドに倒れ込んだ。下着のふちに手をかけたが、脱がそうとしてやっぱりやめる。背中に手を滑らせて、ホックを外した。
意味のなくなった下着はその辺に落として、形のいい胸をやんわりと掴む。弱い刺激で、意図的に突起を避けてゆっくり舐める。
「んっ、ぁ...っ」
肝心なところは触らない。眉を寄せて苦しそうな声を出す***の反応を楽しみながら、もう片方の胸も同じように刺激する。一度頭をなでてやって、枕を掴んでいた***の両腕を、上にまとめて押さえる。***が目を瞬かせた。
「ねぇ***、手、これで縛ったらイヤ?」
「や、やだ」
「...そ。でも縛っちゃうよー」
「あれ......?」
「そのままな」
本当に嫌ならもうちょっと抵抗されるはずなので、答えは聞かない。手頃なタオルを取りにベッドから降りる。戻ってきても同じ体勢で大人しく待っているのが可愛かった。いい子だと褒めてやって、ベッドの柵に緩めに固定した。こういうのは雰囲気なので、ちゃんと固定出来ているかどうかは大した問題ではない。上から覗き込むと、涙目の***と目が合った。
「おぉーいい眺めさ」
「やだ、これ、恥ずかしい...」
「まぁまぁ、楽しみにしてなさい」
身をよじる***の片脚を持ち上げて、下着の上から秘部を擦る。数回往復しただけで下着がじんわりと湿ってきた。自分でもわかるのか、***が赤くした顔を逸らす。縛られているからその顔も隠せないんだが。たまに下着の隙間から指を差し込んでみるが、いちばん気持ちいいところまでいかずにまた布の上からやんわりと刺激する。胸もさっきと同じように触るのを繰り返す。わかりやすく変化する表情を楽しみながら、何回目かのフェイントで***が喘ぎ以外の声を出した。
「ラビ、やだ...っ」
「何が?」
「さわ、って」
「えー?どうしよっかなー」
「いじめちゃ、やだ」
「いじめてないさ。可愛がってんの」
「ちょ、それ、さっきの」
何故こんなことをされているのか、ピンときたらしい。さっきの言葉を聞いてから、オレはこれをそっくり返してやろうと思っていたんだ。わかった?という笑顔を向けると、***が小さい声で言った。
「お、怒って、る...?」
「怒ってねぇさ。ただちょっと、まぁなんて言うか、お仕置き?」
「怒ってるじゃん...」
「だーって***、オレのことテキトーに扱ってね?」
「そんなことないよ、ラビ優しいから甘えちゃって、ほんとはいつも頼りにしてて、あの...ごめん、なさい」
お、素直。ちょっと感動した。
「***......そういうの、ベッドの上じゃなくても言えるようになろうね?」
「う...は、い」
口下手な***の気持ちはわかっているつもりだし、オレも別に怒ってはいない。ただたまには口に出してほしかっただけだ。あとは普段の仕返しがちょっぴり。オレの表情を伺うように見上げる***の頭をなでてやる。
「ラビ、これ、外して」
「ん?ダメさ」
「えっなんで」
「だってまだ何もやってないっしょ?もうちょっといじめ...じゃない、可愛がってあげるさ」
ね?と首を傾けると、恥ずかしそうな、期待しているような複雑な顔。今からこれを、快楽だけの表情に変えてやるのがオレの仕事だ。口付けをひとつ落として、また焦ったい愛撫を再開した。
(最近、***がラビの悪口に乗ってこないですねぇ。***に何かしました?)
(え、悪口言ってたん...?!)
(ちが...ちょっとアレン!いつも惚気るなって言うくせに!)
オレのほうがお兄さん!
って、ラビはよく言う。年齢的には確かにそうなんだけど、ラビの人懐っこい雰囲気とか、にこーって笑った顔とか、とっても可愛い。社交的だし会話では何でも拾ってくれるから、ついつい可愛がりたいというか、いじりたくなってしまう。アレンがラビに突っかかる理由が、ちょっとわかる気がする。
「ひと切れもーらいっ」
「あっオレの肉!こらー***!」
夕食時、ラビのお皿からお肉をひと切れちょうだいする。代わりに自分の皿から取って乗せてあげた。
「よしよし、これあげるから」
「うわーい、ってこれ鶏皮じゃん!身もくれよ!」
「しょうがないなー」
「何がしょうがないんさ」
「だってイジられてる時のラビ可愛いんだもん」
「...***、オレのほうがお兄さんだからね?」
「え...そうは思ってないけど」
「思ってないのかよ!」
「あははは」
本当は普通に頼れるお兄さんだと思ってるけど言わない。素直に言うのはなんか恥ずかしいから。それに、こうやっていじるのもラビに甘えてるからなんだけどなぁ。それも言わないけど。
結局ラビとあたしのプレートを半分こにして一緒に食べた。ラビは何だかんだ言ってお肉を一枚多く食べさせてくれて、やっぱり優しいなぁって思った。
食堂を出て、部屋まで一緒に歩きながらまた話をする。アレンがラビに冷たい話から、さっきの会話の続きになった。
「可愛い彼女くらい、オレのこと持ち上げてくれてもいいのになー」
「持てないよラビ重いもん」
「そうじゃねぇ、ってオレ重い?えっ太った?!」
「太ったんじゃない?」
「えぇー!嘘!」
やっぱり何でも拾って、勝手に会話を面白くしてくれる。ラビってすごいなぁ。
「もぉー***までオレのこといじめるー」
「いじめてないよ可愛がってるよ」
「ほんとさー?」
「ほんとほんと」
ラビがあたしの顔をじーっと覗き込む。あれ、なんか怒らせちゃったかな。
「ラビ...?」
首をかしげると、ラビがにこーっと笑った。いつもの可愛い笑い方じゃなくて、何か変なこと考えてそうな感じ。
「オレも、今日は***のこといっぱい可愛がってあげるさ」
「え?」
可愛がるって、そういう意味かな。ちょっと顔が赤くなる。いや、いつも可愛がってもらってますけど...っていうのは恥ずかしいので言わない。
気付いたらあたしの部屋の前だった。計算してた...?笑った顔のまま部屋の鍵を開けるラビの片手は、いつの間にかあたしの腰をがっちりとホールドしていた。逃げられない。まぁ逃げない、けど。なんだかラビが楽しそうだからいいかな、と思ってしまうのだった。
―――――――――――――――――――――――
***をベッドにゆっくり押し倒して、深く口付ける。***は襲われることに満更でもなかったようで、すんなり受け入れてくれた。少しの演出で手首を押さえつけてみる。そのまま耳と首を執拗に攻めると、だんだん反応がいやらしくなってきた。体を小さくよじって、脚を擦り合わせる。
「ラ、ビ...あ、んっ...」
「***、やらしー...」
「やぁっ」
耳元で囁いてやると、悩ましい表情で吐息を洩らす。潤んだ瞳は、もっと触れと訴えている。押さえつけていた手を放して、頭をなでる。
「***、自分で脱いで...?」
***が小さく頷いた。さっきの会話とは打って変わって従順な***に、自然と顔がニヤける。オレもシャツとバンダナを脱ぎ捨てた。
下着だけになった***が、首に絡みついてきてキスをねだる。二人でもう一度ベッドに倒れ込んだ。下着のふちに手をかけたが、脱がそうとしてやっぱりやめる。背中に手を滑らせて、ホックを外した。
意味のなくなった下着はその辺に落として、形のいい胸をやんわりと掴む。弱い刺激で、意図的に突起を避けてゆっくり舐める。
「んっ、ぁ...っ」
肝心なところは触らない。眉を寄せて苦しそうな声を出す***の反応を楽しみながら、もう片方の胸も同じように刺激する。一度頭をなでてやって、枕を掴んでいた***の両腕を、上にまとめて押さえる。***が目を瞬かせた。
「ねぇ***、手、これで縛ったらイヤ?」
「や、やだ」
「...そ。でも縛っちゃうよー」
「あれ......?」
「そのままな」
本当に嫌ならもうちょっと抵抗されるはずなので、答えは聞かない。手頃なタオルを取りにベッドから降りる。戻ってきても同じ体勢で大人しく待っているのが可愛かった。いい子だと褒めてやって、ベッドの柵に緩めに固定した。こういうのは雰囲気なので、ちゃんと固定出来ているかどうかは大した問題ではない。上から覗き込むと、涙目の***と目が合った。
「おぉーいい眺めさ」
「やだ、これ、恥ずかしい...」
「まぁまぁ、楽しみにしてなさい」
身をよじる***の片脚を持ち上げて、下着の上から秘部を擦る。数回往復しただけで下着がじんわりと湿ってきた。自分でもわかるのか、***が赤くした顔を逸らす。縛られているからその顔も隠せないんだが。たまに下着の隙間から指を差し込んでみるが、いちばん気持ちいいところまでいかずにまた布の上からやんわりと刺激する。胸もさっきと同じように触るのを繰り返す。わかりやすく変化する表情を楽しみながら、何回目かのフェイントで***が喘ぎ以外の声を出した。
「ラビ、やだ...っ」
「何が?」
「さわ、って」
「えー?どうしよっかなー」
「いじめちゃ、やだ」
「いじめてないさ。可愛がってんの」
「ちょ、それ、さっきの」
何故こんなことをされているのか、ピンときたらしい。さっきの言葉を聞いてから、オレはこれをそっくり返してやろうと思っていたんだ。わかった?という笑顔を向けると、***が小さい声で言った。
「お、怒って、る...?」
「怒ってねぇさ。ただちょっと、まぁなんて言うか、お仕置き?」
「怒ってるじゃん...」
「だーって***、オレのことテキトーに扱ってね?」
「そんなことないよ、ラビ優しいから甘えちゃって、ほんとはいつも頼りにしてて、あの...ごめん、なさい」
お、素直。ちょっと感動した。
「***......そういうの、ベッドの上じゃなくても言えるようになろうね?」
「う...は、い」
口下手な***の気持ちはわかっているつもりだし、オレも別に怒ってはいない。ただたまには口に出してほしかっただけだ。あとは普段の仕返しがちょっぴり。オレの表情を伺うように見上げる***の頭をなでてやる。
「ラビ、これ、外して」
「ん?ダメさ」
「えっなんで」
「だってまだ何もやってないっしょ?もうちょっといじめ...じゃない、可愛がってあげるさ」
ね?と首を傾けると、恥ずかしそうな、期待しているような複雑な顔。今からこれを、快楽だけの表情に変えてやるのがオレの仕事だ。口付けをひとつ落として、また焦ったい愛撫を再開した。
(最近、***がラビの悪口に乗ってこないですねぇ。***に何かしました?)
(え、悪口言ってたん...?!)
(ちが...ちょっとアレン!いつも惚気るなって言うくせに!)