エリックさんと一緒!
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昼下がりのオペラ座の地下。
美咲はいつものように、のほほんとしながらソファーで寛いでいた。
「美咲。暇なのか?」
「うん。特にやることがなくて」
長い髪を後ろに黒いリボンで束ねて眼鏡をかけた89年版ファントムこと皮剥ぎエリック(略して皮エリ)が彼女に話しかけた。
彼もひょんな事から、美咲とエロックがいる世界で一緒に生活している。
顔はアイシャお姉さまの魔法で常時普通の顔にしてもらっている。
本来は、人の顔を剥いで模したものや現代では特殊な素材で作ったフェイクのマスクを付けていて、その中身はホラー仕様のグロテスクな顔になっていたはずだった。
それを含めて自分の全てを変えてくれたのは、他でもない今目の前にいる美咲と出会ったおかげだった。
「なら、一緒に外でデートしないかい?」
満面の笑みを浮かべる皮エリは彼女の隣に座った。
笑った時の皺がより深くなるのは彼のチャームポイントだ。
「えっ、いいの?」
「もちろん。その後は二人で美味しい食事でも」
言いながら皮エリは美咲の肩を抱き締めて引き寄せた。
「なら、私も一緒に行こう」
このオペラ座地下の家主こと、エロックは腰に手を当てて仁王立ちしながら言った。
突如現れたエロックに皮エリは心底嫌な顔をしながら言い返した。
「お前は呼んでない」
「何を言う。美咲が行くのなら、私も行くのは当然のことだろう」
「お前が来たら折角の美咲とのデートが台無しになる」
「皮エリ。何度も言うが美咲の恋人はこの私だ。お前はそこに入る隙間なんて1ミリもない。寧ろそんなものくれてやるか」
エロックは皮エリから奪い返すように美咲を抱き締めた。
「美咲はまだ若いんだ。色んな(男の)社会勉強を学ばせる事も大事だ。悪い男に引っかからないようにするためのな」
「それはお前が言う台詞じゃないだろう」
「はっ・・・。恋人の位置にいるからって、自分が有利に働いていると思うなエロック!いつか美咲に捨てられるか、もしくは私がこの手で奪ってやるからな!永遠に!」
「馬鹿馬鹿しい。お前で美咲を満足させられると思っているのか?ん?私なら美咲が好きな体位や行為も含めて女性を悦ばせるもの全てを知っているぞ。
それに毎晩エロ属性の中で一番高いエリックはこの私だ」
ドヤ顔をしながら、立てた親指を自分に向ける。
流石は夜の帝王と言うべき発言だが、恐らくエロ以外でも美咲と過ごした時間が一番長い分、彼女の事を知っている自分によほど自信があるのだろう。
「それに比べてチビでアソコも小さくて強引なセックスしかできないお前が、敵うと思うなよ」
「キサマッ・・・!」
「美咲、離れていなさい」
皮エリはソファーから立ち上がり、エロックに向かって飛びかかった。
エロックは抱き締めていた美咲を離して、皮エリとの勝負に専念してしまった。
美咲はいつものように、のほほんとしながらソファーで寛いでいた。
「美咲。暇なのか?」
「うん。特にやることがなくて」
長い髪を後ろに黒いリボンで束ねて眼鏡をかけた89年版ファントムこと皮剥ぎエリック(略して皮エリ)が彼女に話しかけた。
彼もひょんな事から、美咲とエロックがいる世界で一緒に生活している。
顔はアイシャお姉さまの魔法で常時普通の顔にしてもらっている。
本来は、人の顔を剥いで模したものや現代では特殊な素材で作ったフェイクのマスクを付けていて、その中身はホラー仕様のグロテスクな顔になっていたはずだった。
それを含めて自分の全てを変えてくれたのは、他でもない今目の前にいる美咲と出会ったおかげだった。
「なら、一緒に外でデートしないかい?」
満面の笑みを浮かべる皮エリは彼女の隣に座った。
笑った時の皺がより深くなるのは彼のチャームポイントだ。
「えっ、いいの?」
「もちろん。その後は二人で美味しい食事でも」
言いながら皮エリは美咲の肩を抱き締めて引き寄せた。
「なら、私も一緒に行こう」
このオペラ座地下の家主こと、エロックは腰に手を当てて仁王立ちしながら言った。
突如現れたエロックに皮エリは心底嫌な顔をしながら言い返した。
「お前は呼んでない」
「何を言う。美咲が行くのなら、私も行くのは当然のことだろう」
「お前が来たら折角の美咲とのデートが台無しになる」
「皮エリ。何度も言うが美咲の恋人はこの私だ。お前はそこに入る隙間なんて1ミリもない。寧ろそんなものくれてやるか」
エロックは皮エリから奪い返すように美咲を抱き締めた。
「美咲はまだ若いんだ。色んな(男の)社会勉強を学ばせる事も大事だ。悪い男に引っかからないようにするためのな」
「それはお前が言う台詞じゃないだろう」
「はっ・・・。恋人の位置にいるからって、自分が有利に働いていると思うなエロック!いつか美咲に捨てられるか、もしくは私がこの手で奪ってやるからな!永遠に!」
「馬鹿馬鹿しい。お前で美咲を満足させられると思っているのか?ん?私なら美咲が好きな体位や行為も含めて女性を悦ばせるもの全てを知っているぞ。
それに毎晩エロ属性の中で一番高いエリックはこの私だ」
ドヤ顔をしながら、立てた親指を自分に向ける。
流石は夜の帝王と言うべき発言だが、恐らくエロ以外でも美咲と過ごした時間が一番長い分、彼女の事を知っている自分によほど自信があるのだろう。
「それに比べてチビでアソコも小さくて強引なセックスしかできないお前が、敵うと思うなよ」
「キサマッ・・・!」
「美咲、離れていなさい」
皮エリはソファーから立ち上がり、エロックに向かって飛びかかった。
エロックは抱き締めていた美咲を離して、皮エリとの勝負に専念してしまった。
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