5話 彼女の存在理由

夢小説設定

本棚全体の夢小説設定
この世界のあなたの名前は?
この世界のあなたの苗字は?

エリックとジプシー達と同居してはや1ヶ月。
みなさん、こんにちは!
だいぶ生活に慣れてきたトリップヒロインこと、美咲です。
肩書きはエリックの専属メイド、兼歌い手として働いて、楽しいこともあったけど、同時に辛いこともありました。

例えば、最初の頃はジプシーの皆さんの反応があまり歓迎はされなかったことかな…。

周りからは「魔女」だの「娼婦」だの色々悪口は言われたけど…
きっと、私がエリックと仲がいいのが1番の理由だからなんだろう。
エリックは周りとは交流をとらないし、本人さえそのことに関して興味がないらしい。

でも…せっかくトリップしてきたんだし、私としてはみんなと仲良くしたいな…。

大丈夫よ!美咲
今は受け入れられなくても、時間が経てば少しでもみんなと仲良くなれるって!

その頃はある意味、自分でもかなり単純でポジティブ思考だったと思う。
朝とかは誰よりも早起きして、エリック以外の人たちの分の服まで洗濯したり(でもかなりの量だった…)

食事の準備は…まぁ、外国で材料もわからないので、本当に本当に軽いお手伝いを…(汗)
でも、そのおかげで一緒だったジプシーの人達とはちょっと仲良くなれたかな?

そういえば―…
今更ながら、ジプシー人達ってほとんどの人が美形なのよね!
特に女の人はスタイルもいいし…(チッ)

エリックも大人になったら―…
あんなセクシーフェロモン出しまくりで色んな意味でキケンなムッシューになっちゃっうのかな…(ドキドキ///)


あぁ~、考えるだけで妄想エンドレスになるので本題に戻らないと…。


さっきも言ったけど、ジプシーでは余所者の私を受け入れる人達もいれば、逆にそうでない人達もいるわ。

特に一部の女性は―。

やっぱり東洋人っていう理由もあるのかなぁ。

でも余所者の私でも関係なく受け入れてくれる人達もいた。
夫婦で生活しているジプシーはとても心優しい人で、今では生活で困った時は助けてくれるし、エリックと同じく夫婦の小さい子供の子守をしてあげる時もある。

考えてみれば、こんなに人の温かみを感じたのは初めてだと思う。

ジプシーって偏見はあったけど、団体で暮らせるっていう意味では、それぞれ悩みは抱えてても、独りぼっちにならなくていいのかもしれないね―…
1/5ページ