第11話
名前変換
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「わっ!!…れ、煉獄さん!いつからそこに!?」
普通にびっくりした。
さっき千が出ていった襖の前に彼は正座していた
「む、」
すくっと立ち上がるとすたすたと私の前に来てしゃがんだと思ったら、とん、と肩を押され力をいれる前に布団にドサッと倒れた。
「なん、」
ダン!と顔の横に手をつかれ、
「杏寿郎、だろう?」
少しだけむすっとした顔で、顔を近づけてくる。
ぶわりと自分の顔が赤くなるのがわかる。こんな綺麗なお顔が!!近い!!!!
慌てながらも視界には赤い夕日に照らされた美しい顔と、杏寿郎さんの赤い瞳がキラリと輝く。
それはとても幻想的でいて、見とれてしまう程だった。
思わず、
「きれい、」
ぽつりと呟く。
すると、ピタッと杏寿郎さんの動きが止まった。
俯き微かに震えたかと思うとバッと顔を上げる
「っっ!先に謝っておく、すまない!!」
いきなりの謝罪から一瞬だった
頬に添えた手を取り、今度は顔の横で布団に押さえつけられた。
もう片方の手を指を絡めて、ぎゅっと恋人つなぎをされる
近づく顔に何をされるか察した私は止めようとした
「きょ、杏寿郎さん!!まっ、ん…!」
あ、もうだめと思った瞬間目をつぶった。
言葉を最後までいう前に唇が重なった。