第1話
名前変換
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世界がわかった以上、いまが原作でいうどの辺りなのか調べてみようと思う。
とりあえず装飾を少し売りさばいて服などをこの時代仕様にした。
情報収集がてらいろいろ歩き回ったが、やはりこの眼はあまりいい表情をされないので、嫌な思いもすることは多々あった。
もちろん優しい人もいた。
そうして彷徨い歩いていた私を助けてくれたのは、とある村で食堂を営んでいる年配の夫婦だった。
もともと料理はやっていたので、住み込みで働かせてほしいと頼むと快く頷いてくれた。優しいなぁ。
こんな眼なのに。
あ、でもまって?
私よりかわった色の人たくさんいるよねこの世界。まぁ譜陣なんて書いてあるのは私と上司だけだけどね。
旦那さんは藤野秀さん、奥さんは早紀さんと言う名前で、もう10年近くこの村で店をだしているらしい。
しかも結構有名だそうで、近くの町の人やこのお店目当てに遠くからも人が訪れるらしい。
この世界での常識、日常生活で必要なことを教えてくれた。
私は少しでも恩返しができるように、前世や前の世界での料理を提案したり作ったりさせてもらっている。たまに接客もするけど。
そうして私は、働きながら鍛練を続けている。