第11話
名前変換
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煉獄さんの任務の事を考えていると心配で心配で落ち着かなくて、全然眠れず夜が明けてしまった。
布団から起き上がり、身支度をすませ台所に立つ。
火をおこし、出汁とってごはんを炊いて、と順に朝食を作っていく。
あ、湯浴みの準備もしておいた方がいいのかな?
水を張って、湯を沸かしておく。
そろそろ帰ってくるかな、
まだかな、
怪我してないかな
空が明るくなり出した頃、煉獄さんは帰ってきた。
静かにガラリと開いた玄関の音に、ぱたぱたと走った
「煉獄さん!」
「!美音…、起きていたのか!」
「はい」
「……眠れなかったか?寛いでくれて構わないぞ!」
「あ、あの!
おかえりなさい、煉獄さん。
……、それがいいたくて早く起きちゃいました」
あはは、とちょっと恥ずかしくなって笑ってごまかしてみた
無事に帰ってきてくれてよかった、
心配で眠れなかったなんて本人にはいえなくて。
心の中で安堵のため息をつく。
その心を知ってか知らずか、安心させるように私の両手を握った
「……あぁ、ただいま」
煉獄さんのはにかみ笑顔も素敵…//
嬉しそうな笑顔をみて私も嬉しくなった。
「……美音、聞きたいことがあるのだが!」
先ほどの笑顔をしまい、キリッとした顔にちょっと驚く。
突然言い出したそれになんだろう?と首をかしげる。
「昨日のことなんだが…、」
煉獄さんの視線がすっと横に逸らされる。
?なんなんだろう?
言うのを戸惑うような感じ。
私なにかしたかな?