第1話
名前変換
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フワッと髪が揺れ、足元に赤い譜陣が現れる。
「焼き尽くせ、…イラプション」
「!!ぎゃぁあ!!!!……ってえな!残念だったな、鬼は火なんかじゃ殺せねぇんだ、よぉ!!」
ドゴォ!!
バク転の要領で後ろに下がる。
避けたそこは軽く地面が抉れている。こわ。
「鬼、ね。この時点で最初の世界じゃないなぁ。しかも着物か。時代も遡ったかな?」
次々に繰り出される爪の攻撃を避けながら考える。
鬼、鬼かぁ。何に弱いかな。思い付くのは生前人気だった推しを容赦なく殺す世界の漫画なんだけど。
物は試しだな
槍を構え、瞳を閉じて唱える
今度は白い譜陣。
「リミテッド!」
「ギャアァァァ!!こ、こんなやつにィィ!!」
譜術が発動し、光があたり一面に満ちたあと鬼は恨み言をいいながら消えていった。
「んー、、やっぱり。。容赦なく推しを殺していく世界かここは」
私の知ってる常識がなかなか通用しない時代だな。生きていたのも平成から令和にかけてなので大正のお金や字の読み書きとかできるかわからない。
フォニック文字や古代イスパニア語も使わないようにせねば。
ご飯作れるかなぁ。お腹空いた。
前途多難だな。
シュッと槍をしまい、顎に手を当てて1人考える。