第9話
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
あのあと何度かジェットコースターよろしくな浮遊感を味わいげっそりした状態で煉獄家へと到着した私達。
げっそりしたのは私だけで煉獄さんはそれはそれはとても楽しそうだった。
くそぅ、私で遊んでますね!?
楽しそうな煉獄さんを見れただけで許せちゃう私も私だけども!!!
玄関先で私をおろした煉獄さんは戸をあけ、私を家の中へと案内してくれる
静かな屋敷を私と煉獄さんの足音だけが響き渡る。
「お屋敷、大きいですね!いつも服装とか見ておもってましたけど良家の方なんですね、煉獄さん!
広くて迷子になってしまいそうですね」
「煉獄家の歴史は長い!だが、気にしなくていい!屋敷もただ大きいだけだ!」
彼は足を止めて振り返る。そう説明した口許にはいつも通りの笑み。
私は彼が鬼殺隊だと教えてもらったことはなかった。
いまも屋敷について聞いたが、歴史が長いことだけで生業については触れず。
はて、彼は鬼殺隊に誇りを持っていると記憶にあるが、やはり私のような一般人には説明しても理解されないと思われているのだろうか
教えてもらえない寂しさはあるが、きっと何かあるのだろう。
そう自分を納得させる