第1話
名前変換
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周りを見るに、夜も更けていて誰もいない。静寂が広がる。それから私は山を降りてから、ここがどこなのか、オールドラントなのか、全てが手探りの状態で人を探し歩いた。
花畑だったのか、森のなかとは思えないくらい広く拓けた場所にでた。
鼻につく鉄のようなツンとした臭いが風にのってくる。
まず出会ったのは人じゃなかった。
「旨そうな匂いがするなぁ…!!」
「あー…、元の世界でも平和な世界でもなかったぁ…」
人の身なりだが、どうみても人のそれではない口の周り(血まみれ)と食べかけの赤いのなにか。グール、ではなさそうかな。
長い爪。ボロボロの身なりに裸足。あぁ、こいつやばいやつ。
飛び上がって襲いかかってくるのを咄嗟にコンタミネーションでしまってある槍をだして弾く。
「なッ!?お前それどこから……!?
まぁいい!お前のような弱そうなやつはすぐ命乞いをしてくるからなぁ!!」
弾かれたソイツは驚愕の表情を浮かべたあと、いやらしく笑いもう一度爪をのばしてきた。