第8話
名前変換
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「僕は姉さんと居られればいいよ。あの世界に執着してないし、ね」
私はその言葉に思わず苦笑いしてしまった。
シンクは原作のような一人ぼっちではないけど、私以外はどうでもいい思考に育ってしまった。環境が環境だから仕方なかったけれども。
「それより昨日のあの男…、僕の秘奥技あまり効いてなかった。やっぱりオニだから?」
しかめ面しながらそう呟いたシンクに、私は自分が試したことを話した。
「太陽…、だから光以外はだめなんだ」
「シンク、第6音素の適正あったっけ??」
「ある。姉さん、稽古付けて。
…あんな奴に姉さん渡さないから」
(本来、シンクには適正がなかったような気がします)
弟ながらキュンとした…。渡さないからって…!
「ん、わかった。シンクもう一つお願いがあるんだけど、」
そこから2週間、私はシンクに稽古を付けた。飲みこみが早いシンクはすぐに技を自分の物にした。
その後、私のお願いを叶えるために旅に出た。