第8話
名前変換
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「ふーん…、オニにキサツタイ、ね。姉さんはそのキサツタイには入らないでオニガリをしてるってわけ?」
「うん、そう…。正直、鬼殺隊に入ってもいいかと思ったんだけど、私を拾ってくれた秀さんと早紀さんを手伝いたいから」
無惨と戦い、シンクと再会して翌晩。
村の近くにある神社の境内で私とシンクは話し合っていた。
「でも解せないな。どうして姉さんをこの世界に連れてきたの?意識集合体は?」
シンクは自分の仮面を手で弄びながら私にそう聞いてきた。
そう、それは私も考えていた。
何が目的でこの世界に連れてきたのだろう。
ここにきて以来ほかの集合体は呼べないし、ローレライすらも連絡がとれない。
「もしかして、」
「心当たりある?」
「他はわからないけど、ローレライだったら」
シンクが地核に落ちたということは、物語も結構進んでいるのだろう、考えられるのはヴァンに取り込まれている、ってことかな。
これが理由じゃなかったらもうこっちからは連絡がとれないってことになるよね、これだけできないんだから。