第7話
名前変換
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「姉さん…、会いたかったッ!!」
ぎゅうっと力強く抱きつかれる。
そうだ、私、シンクになにも告げられずにこの世界に来たんだ。
彼には私しかいないのに。
今さらだが、罪悪感でいっぱいだった。
「私もだよ、シンク…!
それにしてもどうやってここに…??」
「あぁ、ちょっと地核に落ちて第7音素の集合体に話をつけてきたんだ。姉さんがいない世界にいても意味がないし」
「シンク…、そんな危険なことを…!!怒りたいけど、でもっ、ありがとう、私を探してくれて…っ」
依存してるのはお互い様かもしれない。
私のために世界を捨ててきてしまった、でも、私を求めてくれたことが何よりも嬉しい。こんな姉でごめんね、
「それより、色々説明してよね」
さっきのこととか!!とちょっと殺気が混じった雰囲気で言われる。
日が昇り始め、大慌てで家へと戻った。
シンクも連れて帰ったけど、秀さんも早紀さんも深くは聞かずに温かく迎えてくれた。