第7話
名前変換
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「私の名を知るか。尤も、私はお前など知らぬがな」
私は音もなくコンタミネーションで槍を後ろ手に出す。
「当たり前ですね。知られていたら気持ち悪いです。」
「…貴様、今後ろで何をした?
…ふん、まぁいい。鬼にしてやろうと思ったが、気が変わった。殺してやろう。」
チッ、出す瞬間見えていたか。
たらりと冷や汗が伝う。
「さぁ、なんでしょうね?…殺されてなんかあげませんよ」
「いい度胸だ」
そこから両者の間に言葉はなく、お互いに睨み会う状況が続く。
先に動いたのは鬼のほうだった。
一般人では目で追えないようなスピードで鋭い爪が刃物を思わせ、何度も突きを繰り出される。
それを槍で防ぎ続ける。
「瞬迅槍!」
ざっと左に身体を反らし、よけられた。
「ほう…、やるな」
突きだされた腕を体を反らすことで避け、腰を落とし一気に無惨の背後へまわる
「天衝墜牙槍!!」
「ぐっ…!!」
「っこんなものですか?鬼の始祖というのも大したことないですね…っ!」
弾き返されたが、もう一度槍を構えて左から右へと振り抜いた。