第5話
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私も帰らないと、秀さんたち起きちゃうかな。
冨岡さんから離れ、背を向ける。
少し振り返り、笑顔で別れを告げる。
「義勇…またね、お手紙くれると嬉しい」
「…姉さん。あぁ、…また。手紙を出す」
お互い背を向け、冨岡さんーーー義勇より早く地面を蹴る。もうすぐ夜明けだ。
それからというものの、鴉を通して文通をしている。
どうやらあの場所は義勇の受け持っている区域らしく、時々あの場所であったり、歌をねだられるので歌ったりと親交は続いている。
これが、私と冨岡義勇の出会いである。