第5話
名前変換
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うーん、ごまかす?
「これは…、生まれもった力なんです。これを知る人は、誰も居ません」
そう、誰も。
私一人だ。
そう言ってからハッとした。この話、お館様に伝わってしまうのではないだろうか。
この力が他にバレてはならない。
私はいまの生活を続けたい。
こんなにも周りとは違う者は、異端として弾かれる。
胸元を強く握り、意を決して冨岡さんに話しかける
「すみませんが、今日あったことはあなたの胸の内に留めておいて頂けませんか。誰にも言わないでほしいのです」
背を向けていた冨岡さんが私をみた。
少し眉間に皺が寄っているが、無表情だな。
「先程のは鬼血術か」
「いいえ、私は鬼ではありません」
「鬼についてはわかるのか」
「はい」
「わかった」
…うん?会話成り立った??なにがわかったのかな?