第4話
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
びっくりした
赤が似合うと言った言葉。
とろけてしまいそうな程、甘い声色だった。
お顔も、とても優しい笑みを浮かべていて。
思わず射ぬかれてしまった心臓あたりをきゅっと握ってみたけど、苦しいことに変わりはなかった。
勘違いしてしまいそう。
全ての距離が近く感じてしまう。
「主人、これを頂きたいのだがよろしいか?」
「ありがとうございます!…お二人ともとてもお似合いですね、頑張ってください」
店の主人が、煉獄さんにだけ聞こえるようにぼそりと何か言っている
「え、あの煉獄さん!私自分で…!」
「ははっ、バレバレか!主人、また寄らせてもらおう!」
ギュッとまた手を繋がれ、店を後にする。
なにか言う前にさくっとお会計まで済ませてしまう煉獄さんに抗議の声をあげたが、
「俺が君に贈りたいと思ったんだ。だから、贈らせてくれ!」
ぽん、と頭に手をのせられそのままするりと耳飾りを撫でてから手は離れていった。
「ありがとうございます…//」
すぐ気があるかのような事するんだから…//
「うむ!さて、少し休んだら今日のでえとは終いにしよう!」
少し暗くなってきたな!と空を見上げる煉獄さんはきっとこのあと任務なのだろう。