第3話
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「へ、変じゃないかな」
少しでも可愛くみられたい…!
いや、こんなおばさんがいうのもあれだけど…!!
あぁそろそろ行かないと、煉獄さんならもう甘味さえ食べ終わってそうな時間だ。
パタパタ
「お待たせしてすみません!」
お店に戻ってくるとやはりもう甘味も食べ終わっているようだ
腕を組み、目をつぶっている。
「早いな!!丁度今食べ終わったところだ。…着物姿は、初めてだな。とても似合っている」
スッと目を開け私と目が合う。あ、ちゃんと目があった!
似合っている、と微笑みながら面と向かっていわれると気恥ずかしくて、絶対私顔赤くなってる…。私は少し顔をうつむかせた。
「あ、ありがとうございます…!なんか、照れちゃうな…」
「ははっ、そうか!そんなに可愛い顔が見られるなら何度でも言おう!!!」
「も、もういいです!!早くいきましょう!」
このままではずっとからかわれて終わりそうなので、早々に煉獄さんをおいて店を出た。
でもスッとすぐに追いつかれ隣に拳一つくらいの隙間をあけて並ぶ。
後ろから日が暮れる前には帰ってこいよ!と秀さんの言葉に、はーい!と手を振りながら答えた。
この人のとなりにいる方が安全な気がするけどね!
あの炎を感じさせる羽織を靡かせて歩く煉獄さんは隣からみてもイケメンだった。