第2話(side炎柱)
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なんとなく、いや、なんとなくではないな。
俺は彼女が気になった。それは、単に母上に似ているからなのかはわからないが。
会話を途切れさせたくなくて、話を繋いだ。
「この店の評判はすごいな!!本当にうまかった!!!店主に伝えてもらえるだろうか!!」
先程伝えたいと考えていたことがこうもすぐに達成された。むぅ、まだ会話を続けたい。
「あ、っありがとうございます、喜んで頂けて嬉しいです!」
うん?彼女が店主か?
「む?君が店主なのか?」
「いえ、店主ではないのですが、私と店主で作っておりまして。もちろん店主にも伝えておきますね!では、失礼します!」
そうか、注文の際初めて見たと思ったら厨の方にいたからなのか。
そういうと彼女はそそくさと去ってしまった。
うむ、後ろ姿も綺麗だな。
裾から覗く白い脚に自然と目がいってしまう。いや、膝下だから俺は変態ではないぞ決して!!
まだ話したかった。
名残惜しく感じた俺はその背をずっと見つめていた。