第2話(side炎柱)
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「甘露寺から似たような話を聞いたな!!噂になっている店があると!俺も行ってみたいと思っていた!…では、準備をしておいで。いまから行けばお昼には間に合うだろう!!!」
元継子である、甘露寺から聞いたことがあった。ここから近い町からまた少し離れた村にとても評判の食堂があると。
まさか千寿郎も知っていたとはな!
千寿郎と会話をしながら着いた店は、とても人で賑わっていた。
昼時から少しずれたとは思うがそれでも混んでいる様子はこの店が繁盛している証拠だろう。
「いらっしゃい、お好きな席へどうぞ~!ご注文決まったら呼んでくださいね!」
うむ、とても愛想のいいご婦人だ。ニコッとした笑みはとても好感が持てる。
店内はそう広くはないが、配置がよいのか狭苦しくなく居心地のよい空間に思える。
(なるほど、一概に料理だけで評判というわけではなさそうだな)