第2話
名前変換
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「すまない、注文をいいだろうか!!!」
「は、はぃいい!!!」
呼ばれて思わずピシッと立ち上がって裏返った声を出してしまった。
恥ずかしい。
早く振り向かないと、
ギギギと音が鳴りそうな動きで振り向く。
やはり呼んでいるのは煉獄さんだ。
ふ、服とか汚くないだろうか…!
スッピンなのはしょうがないけど…!!
心のなかは大荒れ。
推しの前では可愛くありたい…。
用紙と万年筆を手に、席へと向かう。
そして、彼と初めて対面した。
「…っ、」
視線が合った途端、煉獄さんが動きを止める。
見開いて私を凝視している。心なしか呆然、というか幽霊でもみたかのようだ。
「あの…?」
「っ、すいーとぽてとを10個とこのぷりんというものを頼む!!!」
ハッとしたように我に返った彼はすっと視線を反らし大きい声で注文をされる。
「す、すいーとぽてと10個とプリンですね~、かしこまりました、すぐお持ちしますね」
う、うわ、目合っちゃった!!!うん?合ったのかな?いや、合ったと思う!!←
キモい笑顔してなかったかな?
というかさっきのはなんだったんだろう。なんかやったっけ?
いやまず会ったことないし。
うーん、気になる。
でもさすがに初対面で聞けないか。