平子真子逆トリ(仮)
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平逆トリ2(仮)
「……うーん……?」
いつの間に寝ていたのだろう。流石ブラック企業社畜、いつ寝たか全く記憶にない。
「起きたか?」
目玉が飛び出すという表現がありますが、まさにそれは今この時のためにありますね。
ベッド横に平子真子。
パワーワードがすぎる。
「……よォ分からんけど茶だけ淹れさせてもろたで」
「……あい」
開いた口が塞がらずに間抜けな返事をしてしまった。
平子隊長が我が家のローテーブルでお茶を飲んでいらっしゃる。
お茶を啜る姿すら御美しくていらっしゃる。
一瞬、クォリティの高いコスプレイヤーさんかとも考えたが声まで同じなんてあるものか。
それに、この麗しい金の美髪はどう見ても地毛だ。
「あ、あの私どのくらい寝てましたか……?」
「……半刻くらいやな」
1拍置いて、片眉を上げて答えるその姿にもう見蕩れてしまう。
なぜそんなにも麗しいのですか平子さん。
しかし視線をズラしてそれどころではないことに気付いた。
「あ! 怪我!!」
平子さんは遭遇した時から大怪我をしていたのだ。何か手当をしなければ。
「ん? あァ、羽織を割いて止血はしたし大丈夫や」
それは大丈夫なのだろうか。
消毒とか、縫合とか、いらないのだろうか。
「他に何か必要なものありますか……?」
「なんや食いモンあったら助かるわ……」
平子さんがそう言うやいなや、お腹がぐうとなったので思わずくすりと笑ってしまう。
「昨日のおかずの残りならあるので温めますね!」
ご飯も朝炊いて出たけど保温機能のお陰でまだほかほかだし、ちょうど良かった。
料理はあまり得意ではないので普段なら人様に出すのは憚られるが、今はそうも言っていられない。
レンジのブゥーンという音以外しない静かさに少し気まずさを感じつつ、いつもより長い2分を待つ。
目の前で俺をここに連れてきたであろう女が何や光る箱で料理を温めとる。
どんな場所でもとりあえずは安全そうなのはええ。
問題はひより達と虚化のことや。ひより達の霊圧はチラリとも感じんし、いくら中身を探っても発症したはずの虚化の痕跡が見付からん。
この場所が見慣れんもんばかりなことと何や関係があるんやろうか?
「平子さん! すみません、机の上空けてもらって良いですか?」
そうこう思案している間に謎の高い音が鳴り、料理が温まったらしい。兎にも角にも、腹と背が引っ付きそうなこの空腹からなんとかすることにした。
