平子真子逆トリ(仮)
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平逆トリ10(仮)
なんとかご飯中に召されずに食べ終え、食後のお茶をいただき、そして今。
平子さんにスマホの使い方を教えさせていただいております。
「ここが画面、液晶って言うんですけど……」
「お、おん」
「ここを触ることをタップと言いまして、タップすると液晶の中が動きます」
隊長時代の平子さんの世界は電話がギリあるかないかくらいなはずだからスマホなんて物珍しいはず。目を白黒させながら真剣に説明を聞いてくださってる。
「これ、アプリって言うんですけど、これをタップして私の名前をタップすれば電話も出来ますし、このマークをタップすればメッセージ……書簡みたいなものですね……も送れます」
「ちょい試してみてもエエか?」
「はい、是非是非」
言うが早いか私のスマホに平子さんから着信が。
通話ボタンをタップして電話に出る。
「はい、私です」
「おー、どえらい進歩やなァ。ほんまにこんなちっこい板で電話出来とるわ」
教えずとも終話ボタンは分かったらしくすぐに電話を切り、今度はメッセージにチャレンジしているようだ。タプタプと効果音が聞こえそうな動きが何とも可愛らしい。
眺めていると通知が鳴る。
"これでどうや"
可愛すぎて思わずスクショ連写してしまいました。
また平子さんをギョッとさせてしまい申した……。
私もタプタプとメッセージを打つ。
"上手です! 次は漢字変換ですね!"
「漢字変換て、このひらがなの上に出てきとる漢字でええんか」
「そうですそうです!」
平子さんはすごく飲み込みが早い。
私が初めてスマホを持った時より使いこなすのが早いように思う。
"紫雨"
「どや、漢字変換出来てるやろ」
ニコニコのドヤ顔。
はあーーーーーーーーーーーーーーー。
可愛いか。可愛すぎませんか。
スクショする手が止まりませんが????
深い意味の無さげなとこがまたメロいし沼ですが????
眩しーーーーーーーーーーーーーーー。
「ん"ん"、大変お上手です」
ここ数日本当に鼻血を噴いていないことを誰か褒めてください。褒めろください。てか讃えろ。
こんな幸せ空間で良く人間性を保てているよ私。
普段なら今頃スライムだよ。
「これなら私が不在の間も連絡取れますね!」
「おう! 任しとき!」
ニッコニコの平子さん尊い……。
解脱出来そう……。
もう何度目か分からない合掌をしていたら
もう何度目か分からない手刀を食らった。
