千年血戦篇
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只の四席の日記
これは、私の日記、という扱いに成るであろう独白である。
こんな一文から始めると、何だか堅苦しいもののように感じるけれど、本当に只の日記だ。
藍染惣右介の一件から、暫く平和な日常が続いたが、黒崎一護が死神の力を取り戻してから状況は一変した。
ユーハバッハ率いる
正しくは最初から潜んでいたのだけれど。
一護が死神の力を取り戻した辺りから
いや、あったとしてもどうだっただろう。
無くす筈の腕があっても、山本総隊長は負けてしまった。
私の目の前で真っ二つに切られてしまった。
浮竹隊長も霊王に力を返し、亡くなった。
卯ノ花隊長も……。
私はギンちゃんと分隊した自分の隊を守ることに精一杯で、何も出来なかったのだ。
ユーハバッハは一護達が倒したそうだが、死神側の死傷者は決して少なくはなかった。
そうだ、ギンちゃんと言えば最近、"乱菊を護りたい"とはあまり言わなくなり、代わりにとても良い顔で笑うようになった。
きっと乱ちゃんとキチンと話が出来たのだと思う。
そんなこんなで、今は京楽隊長が総隊長に就き、いくつかの隊も人事の異動を経て、私達は通常の生活に戻りつつある。
これは多分、喜ぶべきことなんだろう。
ちなみに私は相変わらずである。