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宴会
正直、こういう席は得意ではない。
特に、自分が主役の様な席では。
「たーいちょー! たいちょ〜」
右横では強かに酔いの回った雀ちゃんが笑顔で御刺身を"あーん"と差し出してくる。
左横では平子隊長がシレッとした顔で御猪口を傾けている。
何だこの拷問。
今回の宴会、勿論私の自費なわけだが、自費で地獄を作り上げてしまった。
雀ちゃんは酔っ払うと、かなりデレるらしい。
可愛いが、もう酒と食べ物で御腹はいっぱいだ。
「す、雀ちゃん。もう食べ物はいいよ」
「そんなこと言わないでくらさいよ〜」
「せやで〜、折角やから
ニヤニヤ顔で言う平子隊長の顔に、私は無言で御寿司を押し付けた。