死神代行消失篇
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ドヤ顔
「御早う御座います〜」
「お早うさ〜ん」
前日ギンちゃんの炬燵で寝入ってしまった私は、翌朝ギンちゃんとともに出勤。
二人で、擦れ違う人達と挨拶をしつつされつつ廊下を歩いている時に、ふと気付く。
「ギンちゃん! 何で五番隊に!?」
「阿呆。オマエが助けたんやろが」
勢い良く振り返って叫んだ私の後頭部に、これまた勢い良く手刀が落ちた。
「平子隊長! 私の背後に立たないで下さい!」
「……どこの
「……俺の背後に音も無く立つのはやめてくれ」
「いや、やたらとええ声出してまで言い直さんでええわ」
そう、某
「生きててくれたのは嬉しいんですが、どういう経緯で五番隊に?」
問題はそこである。
助けられたのは良い、とても良かった。
しかし、だ。
私は平子隊長に協力して欲しかった事について何の相談もしていない。
つまりは"平然と五番隊に馴染んでいる事"に疑問が浮かぶ訳なのだ。
「紫游ちゃん。それはな? 平子隊長が総隊長さんに"大嘘"吐いてくれはってん」
「"大嘘"?」
まさか。
「"俺が藍染見張れて命令出しててんけど、深入りし過ぎて身動き取れんなったんです。でもまァ、向こうに居ながらどうにかしよういう機転はコイツやから出来た事やし、良うやってくれましたわ。せやから見張りも兼ねて
その長ったらしい"大嘘"は、私が平子隊長に協力を願おうとしていた内容そのままで、心底驚いた。
この人はエスパーか何かなのだろうか。
どちらにせよ、感謝の気持ちでいっぱいだ。
御礼を申し上げねばなるまい。
そう思い平子隊長に向き直る。
「……」
そんなにドヤ顔されると御礼が言い辛いです、平子隊長。