市丸ギン短篇
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オッサンの名にかけて
今日はギンちゃんと現世のケーキ屋さんに来ています。
自分の持っている中でも上等と見えるワンピースでそこそこ粧し込んでみたりしたのだけれども、
「今のサービスケーキはお姉さんが"私に"くれたの!!」
「いやいや、ボクやろ? ほら、ボクってなんやモテるし」
自覚あるところに呆れた……!!
ええ、店員のお姉さんが可愛かったばっかりにお姉さんの御好意争奪戦で御座います。
だってお姉さん可愛い。
ギンちゃんも普段はサラッと流すくせに妙なところで張り合うもんだから、結果的には二人で御出掛けというよりお姉さんを口説きに来たが正解になってしまった。
勿論ギンちゃんの私服も褒め損ないましたとも。
白いスラックスに黒シャツにグレーのジレはカッコイイと思います。
オマケに黒ソックスに白い革靴ですか! それが似合うのは貴方くらいでしょうよ!
しかしね、
「ギンちゃんがなんと言おうと、お姉さんの御好意は譲りません!!」
多分胸を張って宣言することではないが、私は
オッサンの名にかけて!
「いや、それ違う気ィするんやけど……」
「心を読まないでッッッッ」
結局、ヤイヤイ言いつつも仲良くケーキを食べて帰りました。