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I want to be by your side forever

傷が無いかどうか見ていたタップの表情は真剣そのもので、私はその表情でさらにタップに落ちかけていた。
「トレーナーのことを守れて本当に良かった...。」
そうやってタップは言いながら私を抱きしめてきた。
「タップ...」
そしてタップの方から私にキスを落としてきた。
私もタップにキスを返した。
「航海士殿、好きだ。ずっと一生そばにいてほしい。
そばから離れないように紐で結ぶぞ?」
「私もタップのことはす、好きだしそばにいてほしいならいるけど...で、でも」
「でも?」
タップの告白の厚さがありすぎて、中々恥ずかしくて言えない。
「やっぱり大人と子どもだから無理だろうし、タップとも別れることが絶対出てくるんだろうなって...。」
私とタップは大人と子どもで、いくらタップの方が好きで一緒に居たくても立場的に無理なところもある。
「トレーナー、Do not worryだぞ!
前、アンタにも言ったよな?」
『離れ離れになるぐらいなら、一緒に沈んだ方がマシだ』
タップは前、そうやって私に言っていた。
「ついていく、ってアンタはそうアタシに言ったよな?
その約束を自ら破るのか?」
「タップのことが私は大好きだけど、でも私とタップは学生と大人で立場的に変な目で見られるし、私は親のこともあって一生最後までタップの傍にはいられないのかなって考えちゃったの!」
もう最後の言葉は自分でも何を言ってるのか分からなかったが、これが本心だった。
タップは『誰一人、アタシの傍からいなくなることを認めたくない』、それはトレーナーである私も一緒だった。
気付いたときには遅かったのか、タップは真面目な表情になっていた。
「トレーナー、ごめんな。無理に言わせてしまって。」
この時のタップの顔は申し訳なさそうで、悲しい表情だった。
自分のことばかりで、私含め仲間の子たちの都合を考えていなかった。そして別れや離別はよくあることだもんな...と理解を示していた。
「ううん。私の方こそごめんね...タップには本当に申し訳ないことを言わせちゃって。」
「心配するな。一生一緒にいたいって言い出したアタシが悪いんだ。考えてみたら無理に近いよな。」
そうやって言い、私とタップは就寝についた。

時計の針は深夜2時を指していた。
タップと私は向かいあわせで寝る形ではなく、お互い背を向けた状態で寝ている状態。
「...起きてるか?トレーナー。」
「...タップこそ起きてるの?」
「yes. さっきまではちゃんと寝てたんだけど、目が覚めてしまってな。トレーナー、いいや。航海士殿も一緒か?」
「同じく私もタップと一緒。だけど今日はトレーニングで朝早いから早く起きないとダメだよ?
私も寝なきゃね。」
タップのトレーニングが早いということは、実質トレーナーである私の朝起きる時間は、めちゃくちゃ早い方だということだ。
「トレーナーに聞きたいことがある。
アタシと本当に別れるときになったら、アンタはどうするんだ?
それだけ聞かせてくれ。」
タップはどうしても聞きたかったみたいだけど、この答えはすぐに出なかった。
でもひとつ確実に言えることはあった。
「タップの城を作って、みんなで楽しく過ごしたい夢は素敵だし、私もトレーナー業の傍らで応援してるんだよ。
本当のことを言うとね、私はタップのことが大好きで一生そばでタップのことを支えてあげたいって思ってる。
でも無理なんだろうなって。」
「アタシもトレーナーのことが大好きだ。
もし世界が私たちのことを許さないとしても、トレーナーのことを守るし、なんなら航海士殿の親が許さなかったらそのときは駆け落ちするだけさ!
地味に暮らす家も今あるしな!」
タップと向き直り、ベッドのすぐ近くにあるライトをつける。
ライトを付けた途端、タップのあの笑顔が見えた。
「タップ、さっきは変なこと言っちゃってごめんね...」
「It's okayだぞ、航海士殿?
航海士殿と本音でぶつかることが出来て、アタシは幸せ者だ!
今までは本音で話せる時間が無かったからな!」
「やっぱりタップは笑顔がいちばん素敵だね!」
「だろ〜!」
いつの間にか2人で抱き合っていたようで、距離感がますます近くなる。
「‪おっと...航海士殿は距離感が近いな?」
「タップが抱きしめてきたんだよ...!」
そう言い合ってるうちに、更に距離感が近くなりタップからキスを受けた。

「一生、アタシのそばから離れるんじゃないぞ?
離れないように腰に巻き付けておくから、離れた場合はアタシが命懸けに探すから覚悟しとくんだな?」
「もう、タップったら...」
「アタシはトレーナーのことが大好きだ。
ずっとそばにいてくれるか?」
「タップのことが私は好きだし、そばにずっといたい...!タップがいいなら、死ぬまで一緒にいたい...」
「アタシも死ぬまで航海士殿と一緒にいたいぞ?」
「タップも一緒?」
「もちろんYes!さ!」

タップの素敵な笑顔でわたしも心が救われた気がする。
「タップ、ありがとうね」
そうやってタップにキスを落とした。
そのキスがタップには効果があったのか、タップの照れ顔を見ることが出来た。
「sorry.トレーナー?
いきなりのキスは心臓が持たないから出来るだけやめて欲しいけど、航海士殿なら仕方がないな?」
そうやって言いながら、タップは私がしたキスのお返しをしてくれた。
キスをされている間、タップのことばかりを考えていたせいでキスが終わったときには息が上がっていた。
「た、タップ今日は激しいね...」
「そりゃ航海士殿にキスたくさんされた日だからな?
アタシもやられっぱなしじゃつまらないだろ?
いつもならアタシが上で攻めるから、トレーナーが攻めてきてくれるの嬉しいんだよな♡」
タップの言うことは本質を突いていたが、こう言われてしまっては私もタップのことを攻めなきゃいけない気がしてタップのことを押し倒してしまった。
「タップのことをたくさん攻めること、私でもできるんだよ?」
「それじゃ言葉に甘えるか?」
タップの言葉に吊られ、タップに再度キスを落としていく。

その朝の日のトレーニングが無くなったのは、あとのおはなし。
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