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しあわせな未来をあなたと共に

「それってつまり、私が安心する存在ってことかい?」
「そうなるのかも?」
隣にいたフジが距離を詰めてきた。
「あのさ、トレーナーさん。
これからも一緒にいてくれるかい?」
「どうしたの急に」
「今日の撮影でも言っただろう?
トレーナーさんが離れていく気がした、って。
私、トレーナーさんとずっとこれからも一緒にいたい」
「フジったら心配しすぎだよ。
私がフジを置いて別の人と幸せになるわけないよ。
フジといることで私は幸せになれるんだよ?
だからずっと一緒!」
不安がるフジの頭をわしゃわしゃする。
「本当?」
「私が嘘つく訳ないよ!」
今日のお返しと言わんばかりにフジの体を抱きしめる。
抱きしめてると、フジが寝息を立てていた。
「幸せそうな寝顔...」
ソファに眠らすのはさすがに可哀想だ。
考えた結果、お姫様抱っこで私がいつも寝ているベットに寝かすことにした。
いつもフジが私に対してやっている行動。
まだ私はやることがあるため、フジをずっと見守ることは出来ないが、ちゃんと寝ているか様子を確認しにいく。
今日のやることを終えていたころには、深夜を指していた。トレーナーである私が隣にいないと、起床したフジも不安になるかもしれない。
やましい気持ちをなんとか抑え、フジが寝ているベッドの隣に入り込む。
そうして「お互い、いい夢を見てね...」とフジの額にキスを落とし、眠りに落ちていった。
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