story
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
※武道館ライブを達成させる前の話になっています。
俺の名前はないこ。
俺は無名の歌い手5人を集めて歌い手グループを作った。最初は、なかなか売れずに悩んでいたが、今では企業もして、大きなステージでライブしたり、大手企業様とのコラボや本を出版したり、だんだんと軌道に乗ってきていた。そんなイレギュラーな毎日が楽しくて楽しくて.........
でも、そんな日々は簡単に崩れてしまうことを知った。
これは、俺たち“6人”で武道館に行くまでの話だ。
_____________________________
プルルルル
な『みんなー!明日は○○時に俺んち集合ね!』
しょ『はーい!』
ほ『その後、ないちゃんの家であそんでもいいー?』
い『ダメやろ』
ゆ『あんまり、荒らすなよ?』
り『いや、それりうらのセリフ!』
な『いや、どっちでもないから。』
『フフッ』
しょ『え、いまないちゃんわらった?』
い『その言い方やと普段無表情な人みたいになるからやめろ?』
り『ないくん....きもい。』
な『ガチトーン.....傷つく...』
全員『wwwwww』
な『もー!!www』
_____________________________
通話が終わり...
な「はーっ...........www」
この一日一日がすごく貴重でみんなのおかげで俺はここにいるわけだから...感謝しかない...ずーっとこんな日々が続くといいのに...
「...............楽しいなぁ」
「...........ゲホッ」
「ゲホッゲホッ.................」
「でも............ずーっと....一緒に居るのはゲホッゲホッ...無理なのかな?」
一か月前のことだった。
_____________________________
な「じゃあ、今日は解散。また明日集合ね!」
全員「はーい。」
な「じゃあね~」
テクテクテクテクテクテク
フラッ
な(ん?なんだか頭がふわって.......)
バタッ
_____________________________
パチッ
「あ.....れ.....」
「ここ......どこ?」
医者「あっ....起きましたか。」
「....体調不良はいつから?」
「ッッ................」
「3か月前....とか。」
医者「なぜ早く病院に来なかったんですかッッ?」
「え...どうして...ですか?」
薄々、勘ずいてはいた。
3か月くらい前からなんだか体の調子がおかしくなり始めて。
思ったように動けなくなったり、急に息苦しくなったり
.......心臓が痛くなったり?
でも、俺は見て見ぬふりをした。......気付かないふりをした。俺は病気じゃないから病院に行く必要もない。生まれつき体が弱いとか、そういうのもない。いたって健康な一般人。
でも、医者から告げられたのは想像もしていない言葉だった。
医者「落ち着いて.....聞いてくださいね?」
「あなたの残りの......」
「余命は....3年です。」
な「余命?」
医者「はい」
俺は頭が真っ白になった。
俺の残りの時間はたった3年?
俺がいなくなったらみんなといられなくなる。
みんなに迷惑をかけてしまう。
医師の話をろくに聞かずそんなことを考えながらも、混乱していた。全然頭が追い付かない。
医者「----------です。」
「聞いていますか?」
な「....あっ、すみません」
俺の場合は薬を飲んでもそこまで効果はないらしい。
だから、俺は少しの期待も希望も持たれず、薬の処方はなかった。
_____________________________
「せめて、咳止めとかは欲しかったなぁ」
「まぁ、そんなこと言ったってどうにもならないし。」
「今日は、早く寝ようかな。明日はみんなと会議だし!早く会いたいなー!」
「.........きっと俺がいなくなってもうまくやっていける。」
そう...毎晩唱えていた。
「グスッポロポロ」
また眠れないな...
俺は、いなくなってもうまくやっていけるだろうと想像すると、安心もできるけど、逆に不安でもあった。俺がいなくてもやっていけるんだったら、俺は何のためにいれいすのリーダーをやっているのか。おれはいれいすに必要なのか。
...................そう考えると眠れなくなる。
最近寝不足でろくにご飯も食べていないからか、前よりも症状が重い気がする。
このことは、まだメンバーに言えていない。
あまり心配はかけたくないから、平然を装っている。
でも、もう限界かもしれない。
俺は、如何したらいいんだ?
俺の名前はないこ。
俺は無名の歌い手5人を集めて歌い手グループを作った。最初は、なかなか売れずに悩んでいたが、今では企業もして、大きなステージでライブしたり、大手企業様とのコラボや本を出版したり、だんだんと軌道に乗ってきていた。そんなイレギュラーな毎日が楽しくて楽しくて.........
でも、そんな日々は簡単に崩れてしまうことを知った。
これは、俺たち“6人”で武道館に行くまでの話だ。
_____________________________
プルルルル
な『みんなー!明日は○○時に俺んち集合ね!』
しょ『はーい!』
ほ『その後、ないちゃんの家であそんでもいいー?』
い『ダメやろ』
ゆ『あんまり、荒らすなよ?』
り『いや、それりうらのセリフ!』
な『いや、どっちでもないから。』
『フフッ』
しょ『え、いまないちゃんわらった?』
い『その言い方やと普段無表情な人みたいになるからやめろ?』
り『ないくん....きもい。』
な『ガチトーン.....傷つく...』
全員『wwwwww』
な『もー!!www』
_____________________________
通話が終わり...
な「はーっ...........www」
この一日一日がすごく貴重でみんなのおかげで俺はここにいるわけだから...感謝しかない...ずーっとこんな日々が続くといいのに...
「...............楽しいなぁ」
「...........ゲホッ」
「ゲホッゲホッ.................」
「でも............ずーっと....一緒に居るのはゲホッゲホッ...無理なのかな?」
一か月前のことだった。
_____________________________
な「じゃあ、今日は解散。また明日集合ね!」
全員「はーい。」
な「じゃあね~」
テクテクテクテクテクテク
フラッ
な(ん?なんだか頭がふわって.......)
バタッ
_____________________________
パチッ
「あ.....れ.....」
「ここ......どこ?」
医者「あっ....起きましたか。」
「....体調不良はいつから?」
「ッッ................」
「3か月前....とか。」
医者「なぜ早く病院に来なかったんですかッッ?」
「え...どうして...ですか?」
薄々、勘ずいてはいた。
3か月くらい前からなんだか体の調子がおかしくなり始めて。
思ったように動けなくなったり、急に息苦しくなったり
.......心臓が痛くなったり?
でも、俺は見て見ぬふりをした。......気付かないふりをした。俺は病気じゃないから病院に行く必要もない。生まれつき体が弱いとか、そういうのもない。いたって健康な一般人。
でも、医者から告げられたのは想像もしていない言葉だった。
医者「落ち着いて.....聞いてくださいね?」
「あなたの残りの......」
「余命は....3年です。」
な「余命?」
医者「はい」
俺は頭が真っ白になった。
俺の残りの時間はたった3年?
俺がいなくなったらみんなといられなくなる。
みんなに迷惑をかけてしまう。
医師の話をろくに聞かずそんなことを考えながらも、混乱していた。全然頭が追い付かない。
医者「----------です。」
「聞いていますか?」
な「....あっ、すみません」
俺の場合は薬を飲んでもそこまで効果はないらしい。
だから、俺は少しの期待も希望も持たれず、薬の処方はなかった。
_____________________________
「せめて、咳止めとかは欲しかったなぁ」
「まぁ、そんなこと言ったってどうにもならないし。」
「今日は、早く寝ようかな。明日はみんなと会議だし!早く会いたいなー!」
「.........きっと俺がいなくなってもうまくやっていける。」
そう...毎晩唱えていた。
「グスッポロポロ」
また眠れないな...
俺は、いなくなってもうまくやっていけるだろうと想像すると、安心もできるけど、逆に不安でもあった。俺がいなくてもやっていけるんだったら、俺は何のためにいれいすのリーダーをやっているのか。おれはいれいすに必要なのか。
...................そう考えると眠れなくなる。
最近寝不足でろくにご飯も食べていないからか、前よりも症状が重い気がする。
このことは、まだメンバーに言えていない。
あまり心配はかけたくないから、平然を装っている。
でも、もう限界かもしれない。
俺は、如何したらいいんだ?
1/1ページ