番外編
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目黒から言われたのは、三日前だった。
「……あの、今度の休みにさ、メンバーが家に来たいって言ってるんだけど……」
藍は一瞬、固まった。
「――え?」
「いや、別に藍さんに会いたいとか、そういうんじゃなくて! ただみんなでメシ食べながら映画見ようっていう……あの……」
「……」
「……嫌だったら、断っても全然いい。俺が外で会ってくるから」
「……いや、いいよ。来ても。ご飯、作ればいいんでしょ?」
「えっ、いいの!?」
「目黒くんの友達、だもんね。知っておきたいし」
目黒は、それはそれは嬉しそうに頷いた。
その日、13時。
ピンポーン。
インターホン越しに聞こえたのは、元気すぎる関西弁。
「めめー! 本当にここかぁ〜! いい家やな!」
「はよ開けてくれ〜寒い〜〜!」
ドアを開けると、目黒の後ろに、ぎゅうぎゅう詰めになった8人のSnow Manが立っていた。
「こんにちは! お邪魔します!」
「わ〜! あの、もしかして“藍さん”ですか!? はじめまして!!」
「うわ〜なんか緊張する〜!」
目黒が慌てて制止した。
「おいおい! 大声出すなって! 藍さんビビるだろ!」
だが当の藍はというと、
マスクをしたまま、小さくお辞儀をして静かに微笑んだ。
「初めまして。藍です。……目黒くん、いつもお世話になってます」
その日、藍は【9人分+目黒】の昼ごはんを用意していた。
・炊き込みご飯
・鶏の照り焼き
・厚揚げと根菜の煮物
・小松菜としらすのナムル
・卵と春菊の味噌汁
「え、ちょ、豪華すぎない?」
「これ全部ひとりで作ったん!?」
「え……これって料亭じゃん……?」
「めめ、毎日これ食ってんの?」
「うん。……贅沢だろ」
「贅沢すぎやろ!!」
気まずい質問タイム
食後、くつろぎながら9人がソファやラグに座ると――
案の定、質問タイムが始まった。
佐久間「あの! 本当に“歌ってる本人”なんですか!? 生で歌ってもらったりって……」
藍「……うーん、今日はお腹いっぱいだから、また今度ね」
向井「ほんまに管理栄養士の資格あるんですか? 証拠あるんですか?」
藍(静かに)「目黒くんの食事記録、毎週管理してるけど、見ます?」
向井「……見せてくださいすみませんでした」
深澤「めめの生活、ちゃんとしてるかチェックしてくれてるんですよね? 正直、アイツ、洗濯とか雑だよね?」
藍「洗濯物は“干す時点で80%決まる”って教えました」
深澤「こわ! 管理が行き届いてる!」
阿部が、テーブルの隅にある手書きの献立表を見つけて言った。
「……これ、日別に栄養バランスが調整されてますよね。ビタミン類のローテーションもある」
藍「はい。主菜のタンパク源を変えながら、季節食材も取り入れてます」
阿部「……すごい。天才ですね」
岩本「でもさ、それだけやってて疲れない?」
藍「目黒くんが、“今日元気だったか”って料理の反応でわかるの、ちょっと楽しいです」
岩本「……ああ、それ、すげえわかる」
渡辺「なんかさ、目黒の生活がこんなに整ってたことが、ちょっと悔しい」
宮舘「……でも羨ましいよ。誰かと暮らして、支え合ってるって」
渡辺「藍さんって、なんか“恋じゃないのに恋より優しい”って感じ。やば」
藍「ふふ、それ、面白い言い方ですね」
目黒「やめてくれ、変なフレーズ作んの」
夕方。
メンバーが玄関で靴を履きながら、それぞれ声をかけていった。
佐久間「またごはん食べにきていいですか!?」
深澤「めめ、マジでお前ラッキーだな」
阿部「うちの健康管理もしてほしいくらいだよ」
宮舘「藍さん、今日はありがとう。素敵な午後でした」
岩本「また来る。……迷惑じゃなければ」
藍は、小さく微笑んで言った。
「……目黒くんが、元気でいられるように。そう願ってくれてるなら、私はそれだけでうれしいです」
「だから、俺の同居人は――
“恋人じゃないけど、誰よりも大事な人”なんだよなぁ……」
思わず、帰ったあと一人、キッチンで呟いた。
「……あの、今度の休みにさ、メンバーが家に来たいって言ってるんだけど……」
藍は一瞬、固まった。
「――え?」
「いや、別に藍さんに会いたいとか、そういうんじゃなくて! ただみんなでメシ食べながら映画見ようっていう……あの……」
「……」
「……嫌だったら、断っても全然いい。俺が外で会ってくるから」
「……いや、いいよ。来ても。ご飯、作ればいいんでしょ?」
「えっ、いいの!?」
「目黒くんの友達、だもんね。知っておきたいし」
目黒は、それはそれは嬉しそうに頷いた。
その日、13時。
ピンポーン。
インターホン越しに聞こえたのは、元気すぎる関西弁。
「めめー! 本当にここかぁ〜! いい家やな!」
「はよ開けてくれ〜寒い〜〜!」
ドアを開けると、目黒の後ろに、ぎゅうぎゅう詰めになった8人のSnow Manが立っていた。
「こんにちは! お邪魔します!」
「わ〜! あの、もしかして“藍さん”ですか!? はじめまして!!」
「うわ〜なんか緊張する〜!」
目黒が慌てて制止した。
「おいおい! 大声出すなって! 藍さんビビるだろ!」
だが当の藍はというと、
マスクをしたまま、小さくお辞儀をして静かに微笑んだ。
「初めまして。藍です。……目黒くん、いつもお世話になってます」
その日、藍は【9人分+目黒】の昼ごはんを用意していた。
・炊き込みご飯
・鶏の照り焼き
・厚揚げと根菜の煮物
・小松菜としらすのナムル
・卵と春菊の味噌汁
「え、ちょ、豪華すぎない?」
「これ全部ひとりで作ったん!?」
「え……これって料亭じゃん……?」
「めめ、毎日これ食ってんの?」
「うん。……贅沢だろ」
「贅沢すぎやろ!!」
気まずい質問タイム
食後、くつろぎながら9人がソファやラグに座ると――
案の定、質問タイムが始まった。
佐久間「あの! 本当に“歌ってる本人”なんですか!? 生で歌ってもらったりって……」
藍「……うーん、今日はお腹いっぱいだから、また今度ね」
向井「ほんまに管理栄養士の資格あるんですか? 証拠あるんですか?」
藍(静かに)「目黒くんの食事記録、毎週管理してるけど、見ます?」
向井「……見せてくださいすみませんでした」
深澤「めめの生活、ちゃんとしてるかチェックしてくれてるんですよね? 正直、アイツ、洗濯とか雑だよね?」
藍「洗濯物は“干す時点で80%決まる”って教えました」
深澤「こわ! 管理が行き届いてる!」
阿部が、テーブルの隅にある手書きの献立表を見つけて言った。
「……これ、日別に栄養バランスが調整されてますよね。ビタミン類のローテーションもある」
藍「はい。主菜のタンパク源を変えながら、季節食材も取り入れてます」
阿部「……すごい。天才ですね」
岩本「でもさ、それだけやってて疲れない?」
藍「目黒くんが、“今日元気だったか”って料理の反応でわかるの、ちょっと楽しいです」
岩本「……ああ、それ、すげえわかる」
渡辺「なんかさ、目黒の生活がこんなに整ってたことが、ちょっと悔しい」
宮舘「……でも羨ましいよ。誰かと暮らして、支え合ってるって」
渡辺「藍さんって、なんか“恋じゃないのに恋より優しい”って感じ。やば」
藍「ふふ、それ、面白い言い方ですね」
目黒「やめてくれ、変なフレーズ作んの」
夕方。
メンバーが玄関で靴を履きながら、それぞれ声をかけていった。
佐久間「またごはん食べにきていいですか!?」
深澤「めめ、マジでお前ラッキーだな」
阿部「うちの健康管理もしてほしいくらいだよ」
宮舘「藍さん、今日はありがとう。素敵な午後でした」
岩本「また来る。……迷惑じゃなければ」
藍は、小さく微笑んで言った。
「……目黒くんが、元気でいられるように。そう願ってくれてるなら、私はそれだけでうれしいです」
「だから、俺の同居人は――
“恋人じゃないけど、誰よりも大事な人”なんだよなぁ……」
思わず、帰ったあと一人、キッチンで呟いた。