スノーマンの紅一点はイケメンすぎる
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東京・代々木のカフェ通り。
春先の風が柔らかく、ビルの影にも優しい日差しが差し込んでいた。
「あっ、ごめん、これ落としましたよ」
低めの声に振り返ると、そこに立っていたのは――
ロングコートに黒いワイドパンツ、胸ポケットから少し覗く名刺ケース。洗練された雰囲気をまとったその人は、どう見ても“仕事帰りのサラリーマン”……いや、よく見るとスッとした横顔と長いまつ毛、でも口元にリップ。女の子?
「えっ、あ……ありがとうございます!」
拾われたのは、岩本照が落としたポーチ。ジム帰りでぼーっとしていたところ、知らぬ間にバッグから滑り落ちていたらしい。
「助かりました。いや、俺、全然気づかなかったっす……」
「いえ、落とし方がかっこよかったんで、つい」
「……へ?」
「どんなにスマートに落とすのかって思っちゃった」
片方の口角を上げるように微笑む彼女――星奈(せな)は、目が合うとふっと視線を逸らしながら「じゃ」とだけ言って立ち去った。
その姿に思わず見とれていたのは、岩本だけではない。
「なに今の……」「かっけぇ……」「あの子、めっちゃイケメンなんだけど」
岩本の後ろにいた深澤、ラウール、渡辺が同時につぶやいた。
翌日、収録スタジオにて
「昨日のあの人、気になるよな~。あんな女の子、見たことない」
控室で星奈の話題を出したのは深澤。続いて向井も、
「いやいや、“惚れる”とかやなくて、“憧れる”やんな? あの仕草、あの歩き方……あれは女子やのうて、完全に“ジェントルマン女子”!」
「惚れないでよ、向井」
阿部が笑いながら茶々を入れた。
「いや、でもマジで、かっこよかったな。落とした物を自然に拾って、スッと差し出してくるのって、ドラマかよって」
「めめだったら全然気づかずにスルーしそう」
「俺は気づくし! たぶん!」
そんな中、目黒は真顔でスマホをいじっていた。調べていたのは、“代々木 落とし物 拾ってくれた 女の子”――。
その頃、運命の糸はすでに結ばれようとしていた。
数日後、控室で
「えっ、ちょ、待って! この子……」
マネージャーがスタジオに入ってきたかと思えば、彼の後ろから現れたのは――
「あ」
「……あ」
Snow Manメンバー9人と、あの“彼氏すぎる女子”星奈が、バチンと再会。
「こないだはどうも。あの、岩本さん、ですよね?」
「え、え、覚えててくれたんだ!」
「落とし方がスマートすぎて、さすがに忘れられません」
にやっと笑ったその瞬間、メンバー全員の背筋がゾクリとした。「やっぱこの子、ただ者じゃない……!」
星奈の正体
マネージャーが言うには、星奈は彼の姪っ子。大学生で、春休み中。
両親の仕事の都合で少しの間、東京に来ているらしい。
「で、泊まるところがなくて……うちで預かるのも手狭だし、お前らの寮でどうかって」
「ええええ!? 女の子、寮に!? 9人+1で10人生活!?」
「いや、でもこの子、下手したら目黒より男前やで」
「おい向井」
結果――。
「じゃあ、お世話になります。どうぞ、よろしく」
その夜、星奈はSnow Manの寮のリビングで、ふつうにカレーをよそっていた。
しかも手際がよすぎる。
「阿部くん、らっきょう派? 福神漬け派?」
「……あ、らっきょう派っす」
「了解」
その受け答えに、阿部は“男でもなかなかできないキレのある動き”に完全に呑まれていた。
星奈の「彼氏力」炸裂
・冷蔵庫を自然に開けて飲み物を出す→「なんか飲む?冷たいのあるよ」
・風呂上がりに髪を結びながら→「誰か、ドライヤー貸して。お前、風邪ひきそう」
・朝、ラウールが寝坊してきたら→「顔洗ってこい。目、腫れてるぞ」
・深澤の靴の紐がほどけていたら→「止まって」→しゃがんで直す
このとき、部屋全体の空気が止まった。
「……ふ、深澤くん……今の、どういう気持ち……?」
「いや無理無理、好きになるっていうより、俺が“男として負けた”って思ったわ」
星奈本人は、まったく悪気はない。
「私、昔から“彼氏感すごい”って言われるんだよね」と笑うだけ。
そんな星奈が、一番かっこよく見えた瞬間
寮の掃除当番の日。
ほうきを持ってフローリングを掃く星奈。
掃除機のコードが絡まって苦戦していた佐久間を見て――
「貸して。コツ、教える」
しゃがんで、片手でコードをほどき、もう片方の手で掃除機を支えながら優しく言った。
「道具はね、敵じゃなくて味方。焦らなくて大丈夫」
その言葉に佐久間は思った。
「……俺、この子に弟子入りしたい」
そして、9人の一致した意見
「星奈は、“イケメン女子”というジャンルを超えて、俺たちの中で一番“人としてイケメン”」
「俺ら、アイドルとして立場ないな」
「てか、次のコンサートのMC、星奈に任せたら?」
「むしろ星奈がセンターやってくれ」
「待って、それは俺のポジション……!」
そんなこんなで――。
Snow Manと、星奈の不思議な共同生活が、正式にスタートした。
春先の風が柔らかく、ビルの影にも優しい日差しが差し込んでいた。
「あっ、ごめん、これ落としましたよ」
低めの声に振り返ると、そこに立っていたのは――
ロングコートに黒いワイドパンツ、胸ポケットから少し覗く名刺ケース。洗練された雰囲気をまとったその人は、どう見ても“仕事帰りのサラリーマン”……いや、よく見るとスッとした横顔と長いまつ毛、でも口元にリップ。女の子?
「えっ、あ……ありがとうございます!」
拾われたのは、岩本照が落としたポーチ。ジム帰りでぼーっとしていたところ、知らぬ間にバッグから滑り落ちていたらしい。
「助かりました。いや、俺、全然気づかなかったっす……」
「いえ、落とし方がかっこよかったんで、つい」
「……へ?」
「どんなにスマートに落とすのかって思っちゃった」
片方の口角を上げるように微笑む彼女――星奈(せな)は、目が合うとふっと視線を逸らしながら「じゃ」とだけ言って立ち去った。
その姿に思わず見とれていたのは、岩本だけではない。
「なに今の……」「かっけぇ……」「あの子、めっちゃイケメンなんだけど」
岩本の後ろにいた深澤、ラウール、渡辺が同時につぶやいた。
翌日、収録スタジオにて
「昨日のあの人、気になるよな~。あんな女の子、見たことない」
控室で星奈の話題を出したのは深澤。続いて向井も、
「いやいや、“惚れる”とかやなくて、“憧れる”やんな? あの仕草、あの歩き方……あれは女子やのうて、完全に“ジェントルマン女子”!」
「惚れないでよ、向井」
阿部が笑いながら茶々を入れた。
「いや、でもマジで、かっこよかったな。落とした物を自然に拾って、スッと差し出してくるのって、ドラマかよって」
「めめだったら全然気づかずにスルーしそう」
「俺は気づくし! たぶん!」
そんな中、目黒は真顔でスマホをいじっていた。調べていたのは、“代々木 落とし物 拾ってくれた 女の子”――。
その頃、運命の糸はすでに結ばれようとしていた。
数日後、控室で
「えっ、ちょ、待って! この子……」
マネージャーがスタジオに入ってきたかと思えば、彼の後ろから現れたのは――
「あ」
「……あ」
Snow Manメンバー9人と、あの“彼氏すぎる女子”星奈が、バチンと再会。
「こないだはどうも。あの、岩本さん、ですよね?」
「え、え、覚えててくれたんだ!」
「落とし方がスマートすぎて、さすがに忘れられません」
にやっと笑ったその瞬間、メンバー全員の背筋がゾクリとした。「やっぱこの子、ただ者じゃない……!」
星奈の正体
マネージャーが言うには、星奈は彼の姪っ子。大学生で、春休み中。
両親の仕事の都合で少しの間、東京に来ているらしい。
「で、泊まるところがなくて……うちで預かるのも手狭だし、お前らの寮でどうかって」
「ええええ!? 女の子、寮に!? 9人+1で10人生活!?」
「いや、でもこの子、下手したら目黒より男前やで」
「おい向井」
結果――。
「じゃあ、お世話になります。どうぞ、よろしく」
その夜、星奈はSnow Manの寮のリビングで、ふつうにカレーをよそっていた。
しかも手際がよすぎる。
「阿部くん、らっきょう派? 福神漬け派?」
「……あ、らっきょう派っす」
「了解」
その受け答えに、阿部は“男でもなかなかできないキレのある動き”に完全に呑まれていた。
星奈の「彼氏力」炸裂
・冷蔵庫を自然に開けて飲み物を出す→「なんか飲む?冷たいのあるよ」
・風呂上がりに髪を結びながら→「誰か、ドライヤー貸して。お前、風邪ひきそう」
・朝、ラウールが寝坊してきたら→「顔洗ってこい。目、腫れてるぞ」
・深澤の靴の紐がほどけていたら→「止まって」→しゃがんで直す
このとき、部屋全体の空気が止まった。
「……ふ、深澤くん……今の、どういう気持ち……?」
「いや無理無理、好きになるっていうより、俺が“男として負けた”って思ったわ」
星奈本人は、まったく悪気はない。
「私、昔から“彼氏感すごい”って言われるんだよね」と笑うだけ。
そんな星奈が、一番かっこよく見えた瞬間
寮の掃除当番の日。
ほうきを持ってフローリングを掃く星奈。
掃除機のコードが絡まって苦戦していた佐久間を見て――
「貸して。コツ、教える」
しゃがんで、片手でコードをほどき、もう片方の手で掃除機を支えながら優しく言った。
「道具はね、敵じゃなくて味方。焦らなくて大丈夫」
その言葉に佐久間は思った。
「……俺、この子に弟子入りしたい」
そして、9人の一致した意見
「星奈は、“イケメン女子”というジャンルを超えて、俺たちの中で一番“人としてイケメン”」
「俺ら、アイドルとして立場ないな」
「てか、次のコンサートのMC、星奈に任せたら?」
「むしろ星奈がセンターやってくれ」
「待って、それは俺のポジション……!」
そんなこんなで――。
Snow Manと、星奈の不思議な共同生活が、正式にスタートした。