願わくば、届かずに-Coe.の夜-
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ステージでは、Reluの名前を出さないようにしていた。
運営にもそう言われたし、ファンも察していた。
でも、Coe.は夜中、自分のスマホに残っていたれるちとのボイスメモを何度も再生していた。
「このメロディ、最後、こう上げた方がいいんじゃない?」
「お前さぁ、ほんまに耳が鋭いな」
れるちの笑い声は、時が止まったようにそこにあった。
「戻ってきてくれなんて、言わないよ。
……だけど、忘れることは、絶対しない」