記録の向こうに-こったろの編集室-
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ある日、一通のDMが届いた。
「すたぽらのドキュメンタリー映像、もう見られないのでしょうか?」
送り主は、当時彼らの活動を追っていたファンだった。
こったろは返事に迷った。
れるちがいない今、その記録を晒すことが正しいのか。
だが、別の声が心の中で響いた。
「記録はね、今生きてる誰かを救うために残すんだよ」
――それは、過去にくにが言った言葉だった。
こったろは、編集ソフトを起動する。
止まったままの映像タイムラインに、ゆっくりとマーカーを置きはじめた。