番外編
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◇サブメンバー1(無言で従っていた子)
「手紙を書いた。でも、渡せなかった」
あの日から、毎晩夢にReluが出てくる。
無言で見つめられるだけなのに、朝起きると涙が止まらない。
ノートの切れ端に、何度も謝罪を書いた。
「ごめんなさい」
「何もできなくて、ごめんなさい」
「怖くて、見て見ぬふりして、ごめんなさい」
それだけの言葉が、なかなか出てこなかった。
誰にも言えない。
言ったら、今度は自分が――って、まだ怯えてる自分が情けない。
Reluがいなくなった日、校門の前でじっと立っていた。
彼が通ったはずの道を、見ていた。
でも、姿はもう見えなかった。
今もその手紙は、筆箱に入ったまま。
ぐしゃぐしゃになって、文字もにじんでる。
「届かなくても、持ち続ける」
それが、今の私にできる“最低限の誠意”だった。
◇サブメンバー2(密かにファンだった子)
「あの歌の続きを、私が歌ってもいいですか」
Reluが残した曲。
あの英語の一節を、毎日ピアノでなぞっていた。
本当は、一度だけでいいから
「一緒に音楽やってみたいです」って、声をかけたかった。
でもそれをせず、私はただ、リーダーの影に隠れて笑っただけだった。
あれから、家で動画を再生できなくなった。
推しだったのに。
いや、今も“推し”のままなのに。
何もできなかった自分が、ファンを名乗っていいはずがなかった。
だから私は、違う形で償おうと決めた。
文化祭で、クラスの出し物の合唱。
みんなが面倒がる中、私だけが手を挙げた。
Reluがよく歌っていた曲。
その中に、彼の作ったフレーズをこっそり混ぜた。
誰にも気づかれなくていい。
Reluにも届かなくていい。
でも私は、忘れない。
Reluくんの“声”を、私の声で、少しだけ守らせて。
◇サブメンバー3(正義感に揺れていた子)
「私は、話した」
ある日、先生を呼び止めた。
「話があります」って、震える声で。
先生の顔が曇ったのを、今でも覚えてる。
全部話した。
何があったか。
Reluが何をされていたか。
自分が何をできなかったか。
先生は最初、何も言わなかった。
ただ、黙って聞いて、最後にこう言った。
「勇気をありがとう。でも、それは……遅かったな」
その言葉は、鋭く胸に刺さった。
遅かった。
わかってる。
Reluがいなくなったあとじゃ、何をしても意味なんて――
でも、それでも。
「今からでも、できることがあるならやりたいです」
私は、リーダーにも言った。
あのグループの前で、もう一度「それは間違ってる」って言った。
リーダーは黙って、私をにらんだ。
でももう、怯えなかった。
Reluくん。あの時言えなかった言葉を、今、やっと言えます。
「ごめんなさい。そして、ありがとう」
「手紙を書いた。でも、渡せなかった」
あの日から、毎晩夢にReluが出てくる。
無言で見つめられるだけなのに、朝起きると涙が止まらない。
ノートの切れ端に、何度も謝罪を書いた。
「ごめんなさい」
「何もできなくて、ごめんなさい」
「怖くて、見て見ぬふりして、ごめんなさい」
それだけの言葉が、なかなか出てこなかった。
誰にも言えない。
言ったら、今度は自分が――って、まだ怯えてる自分が情けない。
Reluがいなくなった日、校門の前でじっと立っていた。
彼が通ったはずの道を、見ていた。
でも、姿はもう見えなかった。
今もその手紙は、筆箱に入ったまま。
ぐしゃぐしゃになって、文字もにじんでる。
「届かなくても、持ち続ける」
それが、今の私にできる“最低限の誠意”だった。
◇サブメンバー2(密かにファンだった子)
「あの歌の続きを、私が歌ってもいいですか」
Reluが残した曲。
あの英語の一節を、毎日ピアノでなぞっていた。
本当は、一度だけでいいから
「一緒に音楽やってみたいです」って、声をかけたかった。
でもそれをせず、私はただ、リーダーの影に隠れて笑っただけだった。
あれから、家で動画を再生できなくなった。
推しだったのに。
いや、今も“推し”のままなのに。
何もできなかった自分が、ファンを名乗っていいはずがなかった。
だから私は、違う形で償おうと決めた。
文化祭で、クラスの出し物の合唱。
みんなが面倒がる中、私だけが手を挙げた。
Reluがよく歌っていた曲。
その中に、彼の作ったフレーズをこっそり混ぜた。
誰にも気づかれなくていい。
Reluにも届かなくていい。
でも私は、忘れない。
Reluくんの“声”を、私の声で、少しだけ守らせて。
◇サブメンバー3(正義感に揺れていた子)
「私は、話した」
ある日、先生を呼び止めた。
「話があります」って、震える声で。
先生の顔が曇ったのを、今でも覚えてる。
全部話した。
何があったか。
Reluが何をされていたか。
自分が何をできなかったか。
先生は最初、何も言わなかった。
ただ、黙って聞いて、最後にこう言った。
「勇気をありがとう。でも、それは……遅かったな」
その言葉は、鋭く胸に刺さった。
遅かった。
わかってる。
Reluがいなくなったあとじゃ、何をしても意味なんて――
でも、それでも。
「今からでも、できることがあるならやりたいです」
私は、リーダーにも言った。
あのグループの前で、もう一度「それは間違ってる」って言った。
リーダーは黙って、私をにらんだ。
でももう、怯えなかった。
Reluくん。あの時言えなかった言葉を、今、やっと言えます。
「ごめんなさい。そして、ありがとう」
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