番外編
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「うわぁ……また、夢見たわ」
放課後のグラウンド。夕陽が伸ばす影の中、みことはひとり、誰もいないベンチに座っていた。
夢の中には、Reluがいた。
いつもの調子で毒舌を飛ばして、
みことにツッコミを入れて、
「またおもろい夢見たん?」なんて、笑ってた。
でも、夢が覚めた瞬間、胸にズシンと重くのしかかる現実が残った。
Reluはいない。
いや、いたのに、俺らが気づけへんかっただけや。
「俺、気づいてたんや……あいつの目ぇ、ほんまは笑ってへんってことくらい」
関西人特有の鋭い感覚。どこか不自然な間。言葉選びの迷い。
全部、肌で感じていたはずだった。
けど。
「うわぁ……あかん。ほんま、俺、怖かってん」
怖くて、知らんふりした。
自分まで巻き込まれるのが嫌で、黙った。
「Relu、お前は……それでも、俺らのこと、嫌いにはなれんかったんやろ?」
悔しくて、涙が出そうになる。
でも泣く前に、みことはポケットから小さなICレコーダーを取り出した。Reluと最後に交わした会話が、そこに残っている。
“なぁ、みこと。うるさいぐらいでちょうどええで。お前のそのツッコミで、どんだけ救われてるか”
――ああ、うわぁ……あかん。こんなん、ずるいわ。
「なぁ、Relu。次に会ったら、ちゃんと言うから」
みことは、いつもの調子で笑った。
けど、その笑いの奥には、後悔と決意が宿っていた。
「お前がおらん分、俺がうるさくしとくわ。誰かの声が掠れへんように」
放課後のグラウンド。夕陽が伸ばす影の中、みことはひとり、誰もいないベンチに座っていた。
夢の中には、Reluがいた。
いつもの調子で毒舌を飛ばして、
みことにツッコミを入れて、
「またおもろい夢見たん?」なんて、笑ってた。
でも、夢が覚めた瞬間、胸にズシンと重くのしかかる現実が残った。
Reluはいない。
いや、いたのに、俺らが気づけへんかっただけや。
「俺、気づいてたんや……あいつの目ぇ、ほんまは笑ってへんってことくらい」
関西人特有の鋭い感覚。どこか不自然な間。言葉選びの迷い。
全部、肌で感じていたはずだった。
けど。
「うわぁ……あかん。ほんま、俺、怖かってん」
怖くて、知らんふりした。
自分まで巻き込まれるのが嫌で、黙った。
「Relu、お前は……それでも、俺らのこと、嫌いにはなれんかったんやろ?」
悔しくて、涙が出そうになる。
でも泣く前に、みことはポケットから小さなICレコーダーを取り出した。Reluと最後に交わした会話が、そこに残っている。
“なぁ、みこと。うるさいぐらいでちょうどええで。お前のそのツッコミで、どんだけ救われてるか”
――ああ、うわぁ……あかん。こんなん、ずるいわ。
「なぁ、Relu。次に会ったら、ちゃんと言うから」
みことは、いつもの調子で笑った。
けど、その笑いの奥には、後悔と決意が宿っていた。
「お前がおらん分、俺がうるさくしとくわ。誰かの声が掠れへんように」