病みクラ すたぽら
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──早朝5時、空はまだ青白い。
藍は、Reluの部屋の扉をそっと開けた。
机の上には、空になったマグカップと、一通の手紙。
パソコンの画面には、投稿されたばかりの『NO HERO』。
再生ボタンを押すと、Reluの声が流れた。
ザラついたピアノの音。
掠れるような、でも確かに生きていた声。
『誰も救えなくていい、誰にも届かなくていい
でも君だけは、嘘を見抜いてくれた』
藍は手紙を開いた。
──俺の全部を、最後まで見届けてくれてありがとう。
お前がおったから、俺は“Relu”でいられた。
ほんまに、ありがとうな。
涙が、音もなく零れた。
その日、藍は彼のパソコンを使って、初めての動画を投稿した。
『Reluが生きた証を、ここに記します』
顔も出さず、声も出さず、ただReluの歌と言葉を語っただけの、淡々とした映像。
だけど、再生回数は静かに伸びていった。
コメント欄には──
「ありがとう」
「まだ、聴いてるよ」
「また、どこかで」
藍は最後にもう一度だけカメラを見つめ、囁いた。
「……また、どこかで」
その画面の向こうに、届くことを願って。
藍は、Reluの部屋の扉をそっと開けた。
机の上には、空になったマグカップと、一通の手紙。
パソコンの画面には、投稿されたばかりの『NO HERO』。
再生ボタンを押すと、Reluの声が流れた。
ザラついたピアノの音。
掠れるような、でも確かに生きていた声。
『誰も救えなくていい、誰にも届かなくていい
でも君だけは、嘘を見抜いてくれた』
藍は手紙を開いた。
──俺の全部を、最後まで見届けてくれてありがとう。
お前がおったから、俺は“Relu”でいられた。
ほんまに、ありがとうな。
涙が、音もなく零れた。
その日、藍は彼のパソコンを使って、初めての動画を投稿した。
『Reluが生きた証を、ここに記します』
顔も出さず、声も出さず、ただReluの歌と言葉を語っただけの、淡々とした映像。
だけど、再生回数は静かに伸びていった。
コメント欄には──
「ありがとう」
「まだ、聴いてるよ」
「また、どこかで」
藍は最後にもう一度だけカメラを見つめ、囁いた。
「……また、どこかで」
その画面の向こうに、届くことを願って。