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Reluのメッセージを受け取ったすたぽらのメンバーは、即座に行動を開始した。
こったろが声を張り上げる。
「よし、みんな! Reluの“最後のアルバム”、全力で作るぞ!」
くには頷きながら、拳を握る。
「当たり前だろ。Reluのために、俺らにできることなんて……音で答えるしかないんだからさ」
ゆうは少し目を潤ませながらも、ふわっとした口調で微笑んだ。
「ゆさん、Reluくんの曲、いっぱい手伝いたい……きっと、すごく綺麗なやつになるんだよ」
Coe.は小さく頷き、静かに言葉を落とす。
「僕、Reluさんにもう一度会って、ちゃんと“仲間”として、向き合いたい。あの時、ちゃんと止められなかったから……」
「よし、じゃあ行こう」
こったろの言葉に、全員が頷いた。
“すたぽら”が、再びひとつになろうとしていた。
***
Reluと藍の住む小さなアパートの前に、5人の姿が現れた。
ドアの前で、一同が呼吸を整える。
「……緊張してきたな」
「お兄ちゃん、こんな時でも緊張すんのかよ」
「ゆさん、息が……ふにゃふにゃしてる……」
「静かに、行くよ」
Coe.がノックすると、内側から鍵の開く音がした。
――そして、ドアが開く。
Reluがそこにいた。
表情は変わらず、けれど、目の奥にわずかな光が宿っている。
「……なんや、ほんまに来たんか」
くにが一歩踏み出して言う。
「当たり前だろ、Relu。お前が“最後のアルバム”作りたいって言うなら、全力で付き合ってやるよ」
Reluは少し目を細めて、苦笑した。
「……しつこい連中やな」
こったろが柔らかく笑う。
「うん。お前が何度拒否っても、俺たちは“Relu”を諦めたりしない。あいつがどんなに突き放しても、俺たちは仲間だって思ってるからさ」
ゆうが、Reluに歩み寄る。
「Reluくん……もう、1人で抱えなくていいんだよ」
Reluは、しばらく言葉を失った。
だけど、その沈黙の先に出たのは――
「……ほんま、お前らアホやな」
その言葉には、怒りも皮肉もなかった。
Reluの、少し震える本音だった。
***
夕方、藍の部屋で円になって座る6人+1人。
「じゃあ、具体的な曲作りの話に入ろっか」
Coe.の言葉に、Reluは軽く首を横に振った。
「ちゃうねん。これは“俺の最後のアルバム”や。せやから、まず俺が伝えたい言葉を、全部歌詞に落とす。それを元に、みんなが音を重ねてほしいんや」
くにが頷く。
「お前の想い、全部ぶつけろよ。俺らで形にしてやるからさ」
Reluは少し間を置き、目を閉じた。
「“隠してた煩悩 綻び敗れていく”――俺が書いた最初の歌詞の一行や」
その声は静かで、重かった。
「これが、俺の“はじまり”やった。世界に文句言いたくて、自分が壊れそうで、でもまだ何か信じたくて――」
こったろが息を呑む。
「Relu、それは……」
「せや。俺は、最初からずっと、“壊れる前提”でこの世界と向き合ってた。せやけど今はな……俺が壊れんでも、繋がってるって思える瞬間があるんや」
Reluは、そっと藍に目をやった。
「それを教えてくれたのが、藍や」
藍は目を細め、ただ一言。
「俺は何もしてないさ。Relu、お前がまだ生きようとしてるからだよ」
そのやり取りに、誰も口を挟めなかった。
しばしの沈黙のあと――
「……よし、やろうか。Reluの“最初の希望”、俺たちで形にしよう」
Coe.の声に、全員が動き出した。
音が、言葉が、感情が――交差する。
すたぽらが、Reluが、“生きてきた証”を刻もうとしていた。
***
その夜、藍とReluはベランダに出ていた。夜風が少し冷たい。
「……変わったな、お前」
藍の言葉に、Reluは少し笑った。
「変わったんやろな。もう、独りでええとは思わんくなったからな」
「そうか。それなら……変わってよかったよ」
Reluはベランダの柵に肘をかけ、空を見上げた。
「俺、音がある限り、生きてるって思えるねん」
藍は空を見ながら呟いた。
「だったら、最後の最後まで、響かせてやろう。お前の音と生き様を、全部さ」
Reluは静かに、深く頷いた。
――“生きてる”って、まだ言える気がした。
こったろが声を張り上げる。
「よし、みんな! Reluの“最後のアルバム”、全力で作るぞ!」
くには頷きながら、拳を握る。
「当たり前だろ。Reluのために、俺らにできることなんて……音で答えるしかないんだからさ」
ゆうは少し目を潤ませながらも、ふわっとした口調で微笑んだ。
「ゆさん、Reluくんの曲、いっぱい手伝いたい……きっと、すごく綺麗なやつになるんだよ」
Coe.は小さく頷き、静かに言葉を落とす。
「僕、Reluさんにもう一度会って、ちゃんと“仲間”として、向き合いたい。あの時、ちゃんと止められなかったから……」
「よし、じゃあ行こう」
こったろの言葉に、全員が頷いた。
“すたぽら”が、再びひとつになろうとしていた。
***
Reluと藍の住む小さなアパートの前に、5人の姿が現れた。
ドアの前で、一同が呼吸を整える。
「……緊張してきたな」
「お兄ちゃん、こんな時でも緊張すんのかよ」
「ゆさん、息が……ふにゃふにゃしてる……」
「静かに、行くよ」
Coe.がノックすると、内側から鍵の開く音がした。
――そして、ドアが開く。
Reluがそこにいた。
表情は変わらず、けれど、目の奥にわずかな光が宿っている。
「……なんや、ほんまに来たんか」
くにが一歩踏み出して言う。
「当たり前だろ、Relu。お前が“最後のアルバム”作りたいって言うなら、全力で付き合ってやるよ」
Reluは少し目を細めて、苦笑した。
「……しつこい連中やな」
こったろが柔らかく笑う。
「うん。お前が何度拒否っても、俺たちは“Relu”を諦めたりしない。あいつがどんなに突き放しても、俺たちは仲間だって思ってるからさ」
ゆうが、Reluに歩み寄る。
「Reluくん……もう、1人で抱えなくていいんだよ」
Reluは、しばらく言葉を失った。
だけど、その沈黙の先に出たのは――
「……ほんま、お前らアホやな」
その言葉には、怒りも皮肉もなかった。
Reluの、少し震える本音だった。
***
夕方、藍の部屋で円になって座る6人+1人。
「じゃあ、具体的な曲作りの話に入ろっか」
Coe.の言葉に、Reluは軽く首を横に振った。
「ちゃうねん。これは“俺の最後のアルバム”や。せやから、まず俺が伝えたい言葉を、全部歌詞に落とす。それを元に、みんなが音を重ねてほしいんや」
くにが頷く。
「お前の想い、全部ぶつけろよ。俺らで形にしてやるからさ」
Reluは少し間を置き、目を閉じた。
「“隠してた煩悩 綻び敗れていく”――俺が書いた最初の歌詞の一行や」
その声は静かで、重かった。
「これが、俺の“はじまり”やった。世界に文句言いたくて、自分が壊れそうで、でもまだ何か信じたくて――」
こったろが息を呑む。
「Relu、それは……」
「せや。俺は、最初からずっと、“壊れる前提”でこの世界と向き合ってた。せやけど今はな……俺が壊れんでも、繋がってるって思える瞬間があるんや」
Reluは、そっと藍に目をやった。
「それを教えてくれたのが、藍や」
藍は目を細め、ただ一言。
「俺は何もしてないさ。Relu、お前がまだ生きようとしてるからだよ」
そのやり取りに、誰も口を挟めなかった。
しばしの沈黙のあと――
「……よし、やろうか。Reluの“最初の希望”、俺たちで形にしよう」
Coe.の声に、全員が動き出した。
音が、言葉が、感情が――交差する。
すたぽらが、Reluが、“生きてきた証”を刻もうとしていた。
***
その夜、藍とReluはベランダに出ていた。夜風が少し冷たい。
「……変わったな、お前」
藍の言葉に、Reluは少し笑った。
「変わったんやろな。もう、独りでええとは思わんくなったからな」
「そうか。それなら……変わってよかったよ」
Reluはベランダの柵に肘をかけ、空を見上げた。
「俺、音がある限り、生きてるって思えるねん」
藍は空を見ながら呟いた。
「だったら、最後の最後まで、響かせてやろう。お前の音と生き様を、全部さ」
Reluは静かに、深く頷いた。
――“生きてる”って、まだ言える気がした。
