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「この住所で間違いないのか?」
こったろの問いに、くには地図を見ながら頷いた。
「うん、さっきの電話の人が教えてくれたスタジオ……この辺りで合ってるはずだ」
ゆうは、手に持っていた飴を口に入れて、ふわっと笑う。
「なんか、胸がざわざわする……でも、それって多分、“また会える”って気がしてるからだと思う」
「……うん。きっと、会えるよ。絶対に」
Coe.が強く頷きながら、玄関を開けた。
その瞬間、風がふわりと吹き抜けた。
「Reluさん、待ってろよ……僕たちは、まだ“終わってない”」
彼らの想いが、確かに空気を震わせた。
***
「――……おい」
Reluはベッドからゆっくり起き上がり、キッチンで何かをしている藍の背に声をかけた。
「今日、俺ちょっと外行ってくるわ」
藍が振り返る。
「……体、大丈夫なのか?」
「大丈夫ちゃう。でも、行かんとあかん」
Reluは、いつになく真剣な顔をしていた。
「……昔、関わった人のライブ、今日あるんよ。行ったとこで何も言わん。客席で見てるだけ。でも、見届けたい」
藍は少し黙ってから、コーヒーを差し出した。
「気をつけて。何かあったら、すぐ電話して」
「うん……ありがとな、藍」
Reluは、静かに笑った。
***
ライブ会場の暗がりの中、観客に紛れて座るRelu。
その目は真っ直ぐにステージを見つめていた。
(俺がいなくなっても……音は、前に進んでる。誰かの声が、また誰かの希望になってる)
終演後、Reluは足早に出口へ向かった。
だが――
「……Reluさん?」
その声が、背中から響いた。
振り返ると、そこにいたのは**Coe.**だった。
(うそや……なんで……)
「やっぱり、君だよね。……Reluさん」
Coe.の瞳は、涙をこらえているようだった。
「なんで、いなくなったの?」
Reluは顔を背けた。
「……お前らに、死に顔見せたないだけや。自分勝手やけど、それが一番やと思ったんや」
「勝手すぎるよ、Relu……僕たちは、そんなこと望んでない」
後ろから、くに、こったろ、ゆうも駆け寄ってくる。
「お前が苦しいって言ってくれたら、俺たちいくらでも一緒に苦しむのに!Relu!」
「なんで俺たちを信じてくれなかったの!?」
「Reluくん……会いたかったよ……」
みんなが、Reluに向かって叫んだ。
Reluは口を引き結び、震える声で返した。
「……なあ、みんな。もし俺が、あと少ししか生きられへんって言ったら、どうする?」
言葉を失うすたぽらの面々。
「せやから……離れたんや。みんなの声、届かんように。悲しまんで済むように。俺が消えても、前に進めるように」
Coe.が、Reluに歩み寄って、その手を握った。
「それでも、僕たちは“君の未来”に寄り添いたいんだ。Reluさん。泣いても、怒っても、残りの日々が少なくても……」
「関係ないんだよ」
Reluの目から、静かに涙がこぼれた。
「……なんで、こんな優しいねん……俺、嫌われたかっただけやのに」
「もう遅いよ。僕たちは、君のこと……とっくに大切に思ってるから」
その日、5人の時間は、再び重なり始めた。
――Reluは、まだ消えていない。
でも、その未来がそう長くないことを、みんなが少しずつ理解していた。
それでも、彼らは手を伸ばした。
一人にしないために。
Reluに「居場所」を作るために。
そして、それでも続く音を奏でるために――
こったろの問いに、くには地図を見ながら頷いた。
「うん、さっきの電話の人が教えてくれたスタジオ……この辺りで合ってるはずだ」
ゆうは、手に持っていた飴を口に入れて、ふわっと笑う。
「なんか、胸がざわざわする……でも、それって多分、“また会える”って気がしてるからだと思う」
「……うん。きっと、会えるよ。絶対に」
Coe.が強く頷きながら、玄関を開けた。
その瞬間、風がふわりと吹き抜けた。
「Reluさん、待ってろよ……僕たちは、まだ“終わってない”」
彼らの想いが、確かに空気を震わせた。
***
「――……おい」
Reluはベッドからゆっくり起き上がり、キッチンで何かをしている藍の背に声をかけた。
「今日、俺ちょっと外行ってくるわ」
藍が振り返る。
「……体、大丈夫なのか?」
「大丈夫ちゃう。でも、行かんとあかん」
Reluは、いつになく真剣な顔をしていた。
「……昔、関わった人のライブ、今日あるんよ。行ったとこで何も言わん。客席で見てるだけ。でも、見届けたい」
藍は少し黙ってから、コーヒーを差し出した。
「気をつけて。何かあったら、すぐ電話して」
「うん……ありがとな、藍」
Reluは、静かに笑った。
***
ライブ会場の暗がりの中、観客に紛れて座るRelu。
その目は真っ直ぐにステージを見つめていた。
(俺がいなくなっても……音は、前に進んでる。誰かの声が、また誰かの希望になってる)
終演後、Reluは足早に出口へ向かった。
だが――
「……Reluさん?」
その声が、背中から響いた。
振り返ると、そこにいたのは**Coe.**だった。
(うそや……なんで……)
「やっぱり、君だよね。……Reluさん」
Coe.の瞳は、涙をこらえているようだった。
「なんで、いなくなったの?」
Reluは顔を背けた。
「……お前らに、死に顔見せたないだけや。自分勝手やけど、それが一番やと思ったんや」
「勝手すぎるよ、Relu……僕たちは、そんなこと望んでない」
後ろから、くに、こったろ、ゆうも駆け寄ってくる。
「お前が苦しいって言ってくれたら、俺たちいくらでも一緒に苦しむのに!Relu!」
「なんで俺たちを信じてくれなかったの!?」
「Reluくん……会いたかったよ……」
みんなが、Reluに向かって叫んだ。
Reluは口を引き結び、震える声で返した。
「……なあ、みんな。もし俺が、あと少ししか生きられへんって言ったら、どうする?」
言葉を失うすたぽらの面々。
「せやから……離れたんや。みんなの声、届かんように。悲しまんで済むように。俺が消えても、前に進めるように」
Coe.が、Reluに歩み寄って、その手を握った。
「それでも、僕たちは“君の未来”に寄り添いたいんだ。Reluさん。泣いても、怒っても、残りの日々が少なくても……」
「関係ないんだよ」
Reluの目から、静かに涙がこぼれた。
「……なんで、こんな優しいねん……俺、嫌われたかっただけやのに」
「もう遅いよ。僕たちは、君のこと……とっくに大切に思ってるから」
その日、5人の時間は、再び重なり始めた。
――Reluは、まだ消えていない。
でも、その未来がそう長くないことを、みんなが少しずつ理解していた。
それでも、彼らは手を伸ばした。
一人にしないために。
Reluに「居場所」を作るために。
そして、それでも続く音を奏でるために――
